【憎悪と狂気】バトルROワイアル 十冊目【恐怖と絶望】
[418:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2009/04/10(金) 17:27:00 ID:p9R.dxOM)]
すいません、♂騎士不幸が萌えるので投下してみます!
もし駄目な話だったらNGにして構いません。
ちなみに♀商人は坂本竜馬風に○○ました。(伏字)
298.二度あることは…(三日目・昼)
♀商人はわりとすぐに発見できた。
「…なんで…」
彼女は、♂騎士のすぐ近くにいたのだった。
「なんで……」
額から血を流して倒れていたのだった。
まだ微かに生きてはいる。
だが、その傷は脳にまで達していた。
「よか……や…と……正気に…な……くれた……。」
弱弱しく呟く彼女をただ見つめているしか出来ない♂騎士。
あまりの怒りに、彼女が自分の身が傷つく事も構わず止めようとしてたのに気付いてなかった。
また、守るべき者を傷付けてしまった…と震えながら♂騎士は呟いた。
「……泣かないで…」
それが、♀商人の最後の言葉となってしまった。
♂騎士へと伸ばした手がパタリと地面に落ちた。
自分のせいで♀商人は死んだ。
その考えが、♂騎士の中で膨れ上がる。
「そんな…どうしてなんだよ……どうして俺は誰も守る事が出来ないんだよ!
守りたかったのにっ!今度こそ、彼女こそは最後まで守り通したかったのに!」
♀商人の亡骸を抱きながら♂騎士は泣き叫んだ。
二度あることは三度ある。
いい事も悪い事も、二度も続けば三度目だってありうるのだから。
『どうせお前は誰も守る事など出来はしないんだ。』
再び、♂騎士に邪悪な声が聞こえた気がしたのだった。
<♂騎士>
現在地:E-6
所持品:S1少女の日記、カッツバルゲル、錐、カード帖(♀スパノビ遺品)
外見:深い赤の瞳
備考:混乱して♂ケミを殺害 心身の異常を自覚
できれば♂ケミを弔いたい、誤解から♀Wiz達と小競り合いの末逃走
両手剣タイプ ♀商人を殺してしまう。
状態:痛覚が完全に喪失 体力は半分以下? 精神は安定? 個体認識異常を脱する
必要とあらば殺すことを厭わなくなった? ♀商人を殺害した事に嘆いている。
<♀商人>
現在地:E-6
所持品:店売りサーベル、乳鉢いっぱい、カート、100万以上のゼニー 食料二食
容 姿:金髪ツインテール(カプラWと同じ)
備 考:割と戦闘型 メマーナイトあり? ♂セージに少し特別な感情が?
嘘が大騒ぎになり自己嫌悪中 装置を探しに行く ♂騎士を信じていた
状態:死亡
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