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【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】
- 1 名前:226&;&;&;&; 投稿日:2007/11/19(月) 18:56:57 ID:Dch1lsTM
- このスレは、萌えでなおかつ女性同士のえちぃ描写の含まれる自作小説の発表の場です。
・ リレー小説でも、万事OK。
・ 萌えだけでなく燃えも期待してます。
・ このスレでの『えちぃ』基準は、「手淫」(オナーニ)だとか「目合い」(セクース)だとかのレベルです。
・ どのジャンルの文神様でも大歓迎!書いてて百合になった小説は是非こちらへご投稿ください。
・ あえて許容範囲を大きくしてあります。読者様もおおらかな気持ちで受け入れてください。
・ 保管庫を積極的に利用しましょう。作者自身で保管してしまうのが一番。不完全でも誰かが直してくれます!
・ 題のわからない作品は仮題をつけて保管。作業内容はここか保管庫で報告。
・ 現在保管庫は垢ハックアドレス対策のため編集規制中です。
・ 投稿も感想も気軽に書き込み、温かく受け入れる雰囲気を作りましょう!
▼小説内容に関して
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・ ♀×♀の絡みをメインに据えた小説でお願いいたします。
・ 特殊ジャンルは苦手な人もいるということを考慮してやってください。
・ ふたなり、グロは冒頭に注意記述を。
・ 話の流れ上どうしても必要なら主人公を殺すのもアリとします。ただし描写はソフトに美しく!
・ 話の流れ上どうしても必要なら♂との絡みが入ってもOKとします。ただしあくまでも百合がメインで!
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▼リレールール
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・ リレー小説の場合、先に書き込んだ人のストーリーが原則優先なので、それに無理なく話を続かせること
・ イベント発生時には次の人がわかりやすいように
--------------------------------------------------------------------------------------------
※ 読者各位様は、文神様各位が書きやすい環境を作るようご協力をお願いいたします。
※ 文神様を拒絶・萎えさせるような発言はご遠慮くださいますようお願いいたします。
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【お子チャマは進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第5巻【百合】
ttp://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1164307704/
保管庫
みんなで作る小説Ragnarok ♀×♀萌エロ保管庫
ttp://f38.aaa.livedoor.jp/~charlot/pukiwiki3/pukiwiki.php
♂×♀スレ
【18歳未満進入禁止】みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説スレ 十六冊目
ttp://www.ragnarokonlinejpportal.net/bbs2/test/read.cgi/ROMoe/1176575956/
- 34 名前:&;&;♀騎士団専属アサ子 投稿日:2008/05/30(金) 15:34:34 ID:FMQ88wlc
- 変な奴だ。
遠征から戻ってきた聖騎士ぱら子は、旅の疲れもとれないうちに
以前からそれほど快く思っていなかった女が奇矯な格好でうろついているのを見て頭を抱えた。
(前からはしたない格好だと思っていたけどっ……)
騎士娘達のスカートの丈にさえ腹を立てているぱら子にとって、
下手をすれば下着以上に胸元を強調しているアサシンの出で立ちは半ば許し難いもので、
溢れそうなほどの乳肉のふくらみは、ぱら子の怒りに油を注ぐのに役立っていた。
(今日こそちゃんと注意しないとっ……)
明らかに暗殺者の装具品ではない白い手袋。
卑猥な噂の絶えない女が遊びにでも使うのか、握りしめられていた鞭。
人を馬鹿にしているのか、入団時に視力は2ですと答えたアサ子の鼻先には、
透明なグラスがちょこんとのっかっていた。
「アサ子さん」
思い切って声をかけてみると、女は数歩行ったところで首をかしげた。
「おかえりなさい」
「え……あ、ありがと」
予想していた声とは違う、暗く沈んだ声が返ってくる。
何もこのはしたない女に礼儀正しい挨拶を期待したわけではないけど、
普段彼女?とはしゃぎ回っている姿からは想像もつかない声に、ぱら子は一瞬言いたいことを飲み込んだ。
その合間を縫うように、アサ子がもぞもぞと口を開く。
「……捕まりましたよ、犯人」
「え……?」
「ぱらちゃんが出かけてる間に、犯人。連続婦女暴行の……ふたつもち」
「あっ……」
ぱら子は、ぱらちゃんというなれなれしい呼び名も嫌だった。
おちゃらけているようで、妙になれなれしくて……
だが、今はそんなことを言い返す気分には到底なれなかった。
「ふたつもちって、前と後ろ……酷いことした……あいつがっ?!」
「うん。ここの皆が現行犯で取り押さえたみたい」
「そ……そう……良かった……良かったわぁ……」
- 35 名前:♀騎士団専属アサ子 投稿日:2008/05/30(金) 15:35:29 ID:FMQ88wlc
- ふたつもち。
被害者の異常な犯され方からそう呼ばれていた連続婦女暴行犯は、
アサ子の話によればどうやら女性らしかった。
それも、錬金術で自身の身体を改造したおぞましい化け物だということだ。
「アサ子さん、敵……とれたんだ」
女性ばかりが集まるこの騎士団でも、一人犠牲者が出たことはぱら子も覚えていた。
神に仕える聖騎士でありながらこの破廉恥な女と仲良くしていたクルセイダーの少女が無残な姿で発見されたとき、
ちょうどぱら子は魔物討伐にかり出され、犯人逮捕には加われなかったのだが……
大切なところも、後ろも形が戻らないほど無残に犯された少女を前に、
アサ子が人一倍大きな声をあげて泣きついていた姿が蘇ってくる。
目の前のアサシンは少女の身体を抱きしめて何か泣き叫んで居た気がするが、
辛い記憶を無理矢理封印しようとしたぱら子には、それが何だったか思い出せなかった。
「とれてない」
アサ子の顔が、右半分だけ笑ったような気がしてぱら子は思わず半歩退いた。
「……ぁ……」
勘の良いぱら子は、目の前のアサシンが纏っているちぐはぐな装飾具が被害者のものであることを悟る。
路地裏で花を奪われたカプラ嬢
公演帰りに連れ去られたダンサー
プリーストになろうと砂漠の街へ向かっていったアコライト……
アサ子への怒りは何処かへ溶けてなくなっていた。
代わりに、被害者のファイルをめくっていたとき感じた、
ずきりと胸を締め付けられるような苦い味がぱら子の口の中一杯に広がっていく。
「……ねぇ、ぱらちゃんヒール出来るんだよね?」
「えっ?!あ、ぅん、勿論……だけど?」
「良かった」
不意に話題を変えられると、ぱら子はしばしまごついてから答える。
そのときは、既にアサ子は先へと進み出していた。
「……三時間したら、A棟の地下室まで来てもらえるかな」
ぱら子は、去っていく露出の多い背中に返事をすることが出来無かった。
- 36 名前:&;♀騎士団専属アサ子 投稿日:2008/05/30(金) 15:36:29 ID:FMQ88wlc
- 「へーぇ……今度はアサシンさん?」
両手をYの字になるよう広げられ、天井に手首をくくりつけられた錬金術師は、
入ってきた尋問者を品定めするように頭から爪先まで視線を走らせた。
(何こいつ……頭悪いんじゃないの?)
最悪なセンスの出で立ち、騎士団に居るはずのないアサシン。
取るに足らない相手だと判断した錬金術師は、地面から離れるようにつるされた足をばたつかせて喚いた。
「ねーえー。早く離してよ、これ〜。大体、騎士団でこんな捕まえとく権利ないでしょ?警察に連れてってよ、ケーサツ」
手首を縛る鎖ががちゃがちゃと揺れるのを見ながら、アサ子は大まかに預かった情報を整理していた。
(尋問、たってねぇ……)
目の前の加害者は、下着姿で足もつけられないよう吊されている。
吊している鎖だけは動乱の時代の名残なのか、尋問するための満足な仕掛けだったけど、
アサ子の見たところ、どうやらこの騎士団にはあまり尋問のテクニックが備わっていないようだった。
「ねぇ聞いてるの?そこのアサシン、あなたよ、あなた!」
「…………あんた、名前は?」
元々ずいぶん大柄な錬金術師は、天井から吊されていることでアサ子の頭一つ上から見おろすような姿勢になる。
「そんなことあんたに関係ないでしょ!さっさと下ろしなさ……げぅっ?!」
ほんの少し、張り手でもした程度の赤い跡がうっすら残るだけの腹部に。
カタールの硬質な柄が、先端が見えなくなるほどめり込むと、錬金術師はげふっとだらしなく涎を吹き出した。
「名前は?」
「げほっ……ごほ、こんな扱い、不当だわ!弁」
ごっ……と錬金術師の胃がよじれ、めり込んだカタールは、僅かに触れた刃の先に血を滴らせている。
錬金術師も馬鹿ではなかった。
目の前の女が、犯罪者にも礼儀を失わない騎士娘達の道徳律から外れた尋問の為の存在だと悟ると、
とっさに思いついた偽名を口にする。
「……リナリー……リナリー・ストクリフよ」
「あたしはアサ子……レオナの友達だ」
「は?レオっ……?!」
「お前がその名前を口にするな」
- 37 名前:♀騎士団専属アサ子 投稿日:2008/05/30(金) 15:37:46 ID:FMQ88wlc
- 今度は、拳だった。
鈍く輝く純銀のガントレットは本来神に仕える騎士にのみ与えられるはずのものだったが、
何処で手に入れたのか、アサ子の拳にのったその聖なる小手は、
リナリーの腹筋深くまでぐっさりとめり込んでいる。
「おげえっ……おぶっ、ひっ……?!」
「今からお前に許すのは、お前が汚した大勢の女の子達に泣いて許しを請うことだけだから……無駄口を叩くんじゃないよ」
「げほっ、ひぐ、ぷはっ……あなたっ、こんなことして、あとで許さないわよっ!」
「お前に許してもらいたいとは思わないんでね」
「おごっ?!げぶっ……がはっ、ひっ?!」
乳房がえぐれ、ブラから乳肉がはみ出してしまうほどに激しくガントレットをめり込ませる。
片肺を圧迫され、酸素を求めて大きく胸をのけぞらせるリナリーの乳房から、カプラ用の手袋が躊躇泣くブラをはぎ取った。
その合間に、もう片方の手に握ったガントレットが容赦なく腹部を、胸を殴りつけていく。
「げえっ、ごほっ、ぐぅぁっ……ひぐっ?!いぎっ、げっ、あっ、うあああっ!!」
密かな怪力を誇るリナリーだったが、こう金属で殴りつけられたのではたまらない。
空中に浮いた足をもがかせ、アサ子を蹴り倒そうと腰をひねり、
「げほっ……ふはっ、はっ、ひっ……?!」
アサ子の怒りをあざ笑うかのように、ショーツを異常な形にふくらませていた異形の、
二本のペニスがあらわになる。
(こいつ、イカれてるっ)
躊躇なく下着を引き裂き、自身を全裸にさせた女アサシンを前に、リナリーは身体を強ばらせた。
尋問といっても、これまでやってきた連中は本当に生ぬるかった。
吊されたときはどうなるかと思ったが、あとの詰問は本当に形ばかり、
犯してやったメスの友達らしい騎士娘たちが何人か手をあげてきたが、
どれも直ぐに他の騎士達に取り押さえられ、精々数発手でぶってくるのが関の山だったというのに。
(こいつっ……私をオモチャにしてっ……)
ショーツを引き裂きながら背中に回ったせいで、アサシンの顔を見ることは出来無かった。
吊された首を曲げて、なんとか後ろの女に声をかけようとするが。
「ねっ、あなたっ、ちょっとまって、話っ、きっ……いぎああああああああっ?!」
「五月蠅い穴だね……おちおち身体検査も出来やしない」
「まへっ、まって、身体検査したっ、もうしたぁああっ?!ひっ、うぐっ、だめっ、千切れっぁぁぁがぁああっ?!!!??」
アサ子の二本の腕が、リナリーの股間に突き通っていた。
手袋をした手はひじの側までめり込んで後ろを押し割り、
金属質のガントレットはリナリーの女性に突き刺さっている。
その金具に、ぽたぽたと先走りがしたたり落ちるのを止めることも出来ず、異形の錬金術師は声にならない悲鳴を上げた。
「直腸検査よし……や、もっと奥まで確かめとこうかな」
「おげえええっ?!ごりごりっ、ごひって、ひぎっ、うあああああっ、こわれっ、こわれるぅぁああっ、私のおしり、お尻裂けちゃうっ?!」
「どうせこの辺に武器でも隠し持ってるんだろ?さっさと出しちゃいなよ」
「ないいいっ、あるわけっ、ひぎーっ!!んぐああああっ、おっ……で……出るっ、でちゃうっ、ひっ、おぐああああっ?!」
腕をねじ込まれ、完全に引き裂かれた括約筋はガマンというものを知らなかった。
「ひあああっ、いやあああっ、こわれたっ、わたしのおひりこわれっ、ひっ、見てるのに、見られてるのにっ、やだっ、やだやだとまってっ?!!!」
アサ子がずぶずぶと手を引っ張り出すのにあわせ、ぎゅぶぶ……とだらしない音を上げて汚物があふれ出す。
鼻をつく異臭がレオタードを汚しても、アサ子は微動だにせず秘所への身体検査を続ける。
排泄物で汚れた手をリナリーの背中で拭き、意志のない機械のように、金属の手で女性器を押し割っていく。
「あぎいいっ!!ひっ、千切れるっ、やああっ!こわれっ、あがああっ……ひぐぁっ?!うがああっ、あ、がっ……!!!」
銀の板が柔らかい肉を引き裂き、ごりごりと中をまさぐっていく。
それでなくても入るサイズではないガントレットが膣内で暴れると、
変なところを圧迫したのか、のけぞったリナリーの尿道口からぷしゅう……と水が溢れだした。
「あひあああっ?!漏れるっ、漏れてるっ、わたひのおしっこ漏れっ……ひぐっ、んぐううぅぅっぁぁぁぁ?!」
「静かにしな……と、これ……なんだ?」
「ひっぐっ……!」
- 38 名前:&;&;♀騎士団専属アサ子 投稿日:2008/05/30(金) 15:38:42 ID:FMQ88wlc
- ごりごりと中をかき回され、割れ目からは蜜よりも多く血を滴らせながらも、
アサ子の手がそれたどり着いたのを感じると、リナリーは必死に足を振り戻して尋問者を蹴り飛ばそうとする。
だが、前への蹴りと違って、背後に居る相手を蹴飛ばすのは難しい。
それが身体を宙づりにされていれば力を込めにくいのはなおのことで、アサ子は易々とそれを握りしめた。
「……大方このマリンスフィアで脱獄しようとでも考えてたんでしょ?
ここのお行儀が良い騎士ちゃん達はここまで調べなかったんだろうけどね」
「ひっ……あ、あなたっ……そうよ、取引、取引しなさいっ!
私が今ちょっと力を入れればあなたを吹き飛ばすなんてわけないんだからっ」
「その前にあんたの大事なところが吹っ飛ぶけどね」
「なっ……まさっ、そんなっ、ひっ……!?」
リナリーの絶叫より早く、何かが弾け飛ぶすさまじい音が錬金術師の体内からわき起こった。
「びぎゃああああああああああああ?!あがあっ、ひぐっ、うああああああっ?!!!」
「……レオナのガントレットにはこの程度の爆発、なんでもないけどね」
ずたぼろになった下腹部から、真っ赤に染まったガントレットを引き抜く。
身体の中で爆発させられたマリンスフィア爆弾は、
握りしめたガントレットに大分勢いを弱められていたとはいえ、
女の子の一番深いところを吹き飛ばすには十分過ぎる威力を備えていた。
「あげええええああっ、ひっ、あかちゃん、赤ちゃん産むところがっ……ああがあああっ?!おげっ、ぶぉっ……!」
「ふざけるなッ……!!」
異物を引き抜かれた秘所からどぷどぷと赤黒い中身を吐き出し、
鎖をがちゃつかせるリナリーの腹部へとどめとばかりにアサ子のガントレットがうなる。
吐き出せる涎もなくなったのか、錬金術師の口からは鮮血がごぼっと吐き出された。
「……レオナはっ……レオナはお前のせいでっ……糞っ……くそぉっ……!!!」
「おげっ、あがあああっ?!ひげえっ、ひっ、ひぬっ、たすけっ、ひぎぃっ?!!!」
異常な性器で、大切なところを滅茶苦茶に引き裂かれた聖騎士レオナは、二度と子供を孕めない身体にされていた。
「私は神に仕える身だもの、だから、良いの……」
と、泣きつく自分を優しく撫でてくれたレオナの優しい手のひらの温度が蘇り、
アサ子は目元に滲むものが見られないよう、強く、もっと深くまでリナリーの身体を殴りつけていく。
銀色のガントレットが赤く、赤く、隅々まで赤く染め上げられていくのは、決して錬金術師の出血によるものだけではなかった。
「っ……!!」
アサ子の台詞を思い出すと、ぱら子はがたんと椅子を蹴って立ち上がっていた。
犠牲になった騎士子の身体に追いすがって泣いていたアサ子は、
聞かせるつもりじゃなかったんだろう、低いうなり声を上げて、
自分だけにしか聞こえないような小さい声でこう繰り返していたのを思い出したからだ。
殺してやる、殺してやる、殺してやる……
- 39 名前:♀騎士団専属アサ子 投稿日:2008/05/30(金) 15:39:29 ID:FMQ88wlc
- 「アサ子さん!」
かび臭い地下室……と銘打たれた、拷問と懺悔の為の部屋にぱら子が飛び込むと、
幸か不幸か丁度リナリーがぐったりと動かなくなったところだった。
体中から吹き出せるものを全て吐き出し、何もかもぶちまけた錬金術師は、
今は虚ろな声を上げて空中につる下げられている。
余程激しく暴れたのか、その手首は肉がはみ出し、おびただしい血が滲んでさえいた。
「あ、ぱらちゃん良いところに……こいつにヒールしてやってよ」
「あ、アサ子さん、あなた、何をっ……」
「早めにお願い……あたし、疲れちゃってさあ」
まるで軽い任務をこなしたかのように軽くいってのけるアサ子に追いすがろうとするが、
汚物と体液のいりまじった血だまりにブーツをとられて身体のバランスを崩すぱら子。
「あっ……」
「ぶないなぁ。そこ、汚いから気をつけてよね」
その手を取って支えてくれたガントレットには見覚えがあった。
忘れるわけもない。これはレオナが神に仕える騎士となったときに自分が記念として与えたものだったのだから。
「面倒な役で悪いけど……そいつにヒールお願いね。あったし、もうお風呂でも入りたいよ、ホント」
ぱたん、と重い扉が閉まり、その場に一人取り残されるぱら子。
だが、ぱら子は目の前を通り過ぎていったアサシンの後を追うことが出来無かった。
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