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【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】

[102:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2009/06/06(土) 00:36:06 ID:TlErA.Rs)]
 どれだけキスが続いたろう。1分かもしれないし、1時間かもしれない。
思考能力の低下したファルにはとても短く、だが長く感じた。
セリアは口内にまで舌を送り込み、舌と舌を重ねあい、唾液を送り込んだ。
その間にも微妙な力加減の愛撫は続いており、
全身を性感帯のように仕立て上げられたファルには、
僅かな動きで生じる衣ずれでさえ身体を切なくさせるほどたまらなく、
キスの切れ間には熱い吐息と共に聞くものを蕩かすような喘ぎ声をあげた。
「ふふ、えっちな顔」
 キスが終わる。ぼう……とした表情のままファルは2人の唇からかかる銀の橋を見つめ続けていた。
「こっちの味見も、しちゃおうかな?」
 きゅう、と強く秘所が締め付けられる。セリアがスーツを思い切り引っ張ったのだ。
ただでさえ強い食い込みが激しくなり、ファルは意識を手放しそうになる。
「ね、していい?」
 しようと思えばすぐできるだろうに、セリアはわざとファルの耳元でそう囁く。
手はそのままぐいぐいとスーツを食い込ませて刺激し続けていた。
セリアの指が上下に動くたびに甘い声が部屋に響き、
やがてクチュクチュという水音がするようになる。
ファルの理性は欠けていくパズルのように崩壊していった。
「あぐ、うぅ……やめてぇ……」
『やめて』が言えたのは奇跡に近かった。言葉とは裏腹に身体は新たな刺激を求め、
縛られたまま艶かしく動き、食い込むスーツには大きな染みが広がっている。
全身に汗が輝き、光を反射してきらきらと輝くその様は美しかった。
「あはっ、意思が強いんだね」
 ささやかな抵抗は、しかしセリアにとっては嗜虐心を満足させる材料に過ぎない。
「じゃあ、強情な子にはご褒美あげちゃおうかな」
 セリアは近くの引き出しから羽箒を取り出すと、
身を捩って身体中を走りぬける快楽と戦うファルの乳首に近づけ、そっと撫でる。
「ひんッ!?」
 たちまち電流のような感覚がファルを駆け抜けた。
「くすくす、汗いっぱいかいちゃったからね、吸い取ってあげる」
 胸先をくすぐる羽箒。胸だけではない、腕、首、腋、腿に至るまでセリアは羽先で時に一度だけ優しく、
時に丹念に何度も、時には羽全体で撫で上げる。優しくも激しい刺激にファルは甲高い悲鳴をあげた。
「なんか、身体から出る液は今、全部出てたりして?」
 そんなことを言いながら、セリアはファルの身体に口付け、流れる汗を丹念に舌で舐め取る。
羞恥と柔らかな舌が肌をすべる感触、
そして同性が自分の身体を舐めて汗を飲んでいるという倒錯的な興奮にファルの理性は完全に崩壊した。
「舐めてっ、お願い、舐めてくださいっ!」
「ふふ、よくできました」
 そう言うとセリアはX字のベッドに拘束されたファルの両脚の間に身体を入れ、
限界まで食い込んで肌と殆ど一体化したそこをまじまじと見つめた。
「あは、凄いことになってる。楽しんでくれたみたいで嬉しいな」
 ファルにはまともな返答ができない。ただ喘ぐだけだ。代わりに、
欲しいと身体が泣き叫んでいる。
「いいよ、キスしたげる」
 セリアがキスをする。その光景は倒錯的ながら美しかった。
「あぁーっ!」
 セリアが唇で浮き出たクリを刺激する。そのまま舌でスーツ越しに舐めあげられると、ファルは気が狂うほどに悶えた。
「きみの、美味しいよ」
 自らの行為にセリアもまた昂ぶる。ぽたぽたと地面にファルの液が落下し、狭い室内に淫臭が立ち込める。
ファルが身を捩るたびに汗が飛び散り、セリアが舐めるたびに愛液が落ちた。
「このまま放置するのも楽しそうだけど、可哀相だし、してあげるね」
 唾液と愛液と汗と、或いは小便まで混ざっているかもしれないファルの股間を何度も何度も舐めながら、
セリアは楽しげに囁く。そして。
「んぅぅぅぅっ!」
 部屋中に高い声を響かせながら、ファルは激しく達した。
「くすくす、いっちゃったかな?」
 ファルの体液に塗れたセリアは妖艶に微笑む。ファルは答えることができない。
疲労と快感で意識を手放している。
「あーあ、べとべと。ふふっ、次はSMごっこでもして、お仕置きしちゃおうかな」


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