【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】
[107:アサシンのお話の人(2009/06/07(日) 01:49:05 ID:TmE1IyGc)]
くちゃ、くちゃ、と薄暗い一室に音が響く。合間には喘ぎ声と水の滴る音。
「あっ……くぅっ……ん……」
唇と唇が重ねられ、黒衣と黒衣が重なり合う。黒衣の一方はアサシン、
からかうような、虐めるような小悪魔的な微笑を湛えつつ、キスを繰り返す。セリアだ。
黒衣の一方はアサシンクロス、いや、その胸元は大胆に開き、
衣装は身体にぴったりと吸い付き、ボディラインを露にしてよりいやらしくする役割しか果たしていない。
全身を拘束されたままセリアに圧し掛かられ、身体中を撫で回されながら陶然とキスを受け入れ、
流し込まれる液体を飲み込む。ファルだ。
「くすくす、美味しい? 今日の食事だよ」
顎をそっと持ち上げ、またキスをしながらセリアが囁く。
傍らのテーブルにはスープとパンがあった。
セリアは拘束されて身動きがとれないファルに、口移しで食事を運んでいた。
雛に餌をやる親鳥のように。
「んっ……、に、逃げないから……普通に……んっ……」
唇が塞がれる。
「だーめ、ぼくは油断しないの。スプーンだって、お皿だって、
きみにかかったら脱出の道具にも武器にもなるしね。
だから大変だけどぼくが面倒見てあげる。ふふ、感謝してね」
また、キス。送り込まれるスープと噛み砕かれたパン、そして唾液。
実際のところファルは食事の際に出されるスプーンやお皿を脱出のための重要な道具と考えていたし、
その時には拘束も解かれるだろうと期待していたのだからファルの考えは見透かされていたことになる。
だが拘束したまま食事を与えるなら他にもやりようがあるはずなのに、
敢えて口移しという方法を選んだのは明らかにセリアの趣味だろう。
その証拠にセリアは食事を与えながらもファルを愛撫するのをやめない。
「ひんっ! せめて、着替えさせ……っ! んっ!」
舌がファルの口内に侵入する。度重なるキスで蕩けそうなファルは舌と舌が重なるとなおさら陶然とし、
このまま唇だけで達してしまうかと思うほどだ。
「き、きもち悪くて……あぁっ!」
ファルが囚われてから既にまる一日。彼女は一度も着替えていない。
普段でさえ24時間同じ服を着ることはまずない。増してや本来これは戦闘服で、
長時間の着用に適さない。その上囚われてからは度重なる愛撫と色責めで汗は噴き出し、
涎や涙は垂れる。特に大事な部分に食い込んだところは愛液や小便でぐちゃぐちゃになっている。
ファルにとっては全身から漂う異臭も、身じろぎするたびに自分を襲う不快感も耐えがたかった。
お風呂に入れてくれとは言わないが、せめて別の服に着替えさせて欲しい。
「ふふ、綺麗好きなんだね。なら、綺麗にしてあげる」
「え……?」
予想外の申し出に驚くファルに、セリアがそっと耳元で囁いた。
「身体中、舐めてあげようか?」
ぼっ、と音がしそうな勢いで顔を真っ赤にするファル。
先日の記憶がよみがえり、愛撫が倍ほどにも感じ出した。
「あうっ! あっ……! くぅ……ん……!」
「あら感度がよくなった、期待してるの?」
「し、してない! してないったら! だからやめてっ! あぁっ……!」
ここぞとばかりに胸を揉み、秘所を締め付けるセリア。
皿はとっくに空なのにキスを繰り返し、唾液を送り込む。
「やめてっ! あひっ、き、汚いっ! 舐めないでっ! あく……うぁぁっ!」
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