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【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】

[188:その2(2010/02/10(水) 08:02:57 ID:D1fyWcjQ)]
私達は初めての狩場での狩りを成功させて浮かれていた。
スリーパーという名前のモンスター。名前を聞けばわかるだろう。
多数の修行者がその生息地に足を運び、なおも無限に湧き出る土の精霊。
それから取れる土の属性石はいいお金になるし、そこで狩りが出来るようになるのは私達の目標の一つでもあったのだ。

その日は二人で無限に湧き出てくるスリーパーどもと戦いまくった
クリスがいなければおそらく5分ともたなかっただろう。
クリスのくれるセージの魂のリンク、エスマでの殲滅。
荷物が一杯になるまで戦い抜いて戦利品を処分した時
私達は今までとは比べ物にならない額のお金を手にしていた。

もう、クリスはいらない子なんかじゃない。
どこに出したって恥ずかしくない私の大切な相棒だ。
嬉しかったし…どこか不安だった。
クリスが私を置いてどこかにいっちゃうんじゃないかって。

だって、そうでしょ?
ソウルリンカーは結婚してこそ家族になる事で真の真価を発揮するジョブだ。
私とじゃ…女同士じゃ真価なんか発揮できっこないんだ。

その日、私はこう、彼女に聞いたんだ。
「クリス?結婚とかは考えてるの?」
って。そしたら…彼女なんて言ったと思う?
「え?私、アーニアのお嫁さん意外考えた事ないよ?」
ノータイムで返してきたんだよ!?

それ以来、私は今の今まで悶々とし続けている。
クリスとしては、これからも私とずっとパートナーでいるって言いたかっただけなのかもしれない。
けど、私は…その時気づいてしまったのだ。
私はクリスに恋してるんだって。


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