【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】
[205:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2010/08/01(日) 00:24:30 ID:TluZGR.A)]
んじゃ需要を読まずに(ry
R化前に書いてて推敲してた所なんだけどね
やばい、と思った次の瞬間、私の視界には暗い空が映っていた。
体はぴくりとも動かない。
(…あーあ、また南無っちゃった。やっぱり背伸びしすぎなのかな、ここだと)
私を倒したロリルリが、興味が失せたらしく私を一瞥した後、離れて行く。
(…しょうがない、戻りますか)
そう思った丁度その時。
「マグヌスエクソシズム!」
そのロリルリが離れて行った方向からMeの詠唱が聞こえて来た。
(あら、Meプリさんが来たみたいね)
一応目線だけは動かせられるらしいのでそちらを向いてみると、そこにはMeで
ロリルリを焼きつつ、Meに関係無いブラッディマーダーをスタナーで殴っている
プリさんが居た。
(え、Me殴りプリ?!)
ちょっと予想外な人の登場にあっけにとられていると、その人はブラッディマーダー
を殴りたおし、更にMeで焼き切れなかったロリルリも殴り倒してしまった。
そのまま、私の方に歩いてくる。
で、私の頭の傍で立ち止まった。
「LKさん名無です、起こしましょうか?」
鈴が鳴るような声。先程2匹の魔物を殴り倒したとは思えない、同性の私から見ても
可愛いプリさん。
そして。
(あ。ピンクのしましまぱんつ)
プリの法衣って、この角度からだと見えちゃうんだ…じゃなくて!
「南無ありですー。お願いしても良いですか?」
「でも、LKさんが倒されるなんて、よっぽど湧いてたのですか?」
起こしてもらい、ヒールを貰ってお礼を述べた後、ふとそんな事を尋ねられた。
「いや、えーっと…まあ、その、狩場をちょっと背伸びしただけです」
実際まだ私はロードナイトとしての経験も浅いし、それに私はちょっと『普通』では
なかったからだ。
「もうちょっと身の丈に合った狩場を捜す事にします。すいませんがプロポタお願い
出来ますか?」
取り敢えずプロに戻って仕切り直そう。そう考えた私はプリさんにポタをお願いした。
…ところが。
「ふーん…」
腕組みをしながら、私を見るプリさん。
何やら考えてる様だが、口を開いて出て来た言葉に私はあっけにとられる事になる。
「じゃあ、私と組んで見ます?」
「…は?」
「多分見てたと思いますけど、私は殴りプリでもMeを使うちょっと変わった型なんです。
なので、どっちの威力もそれなりでしか無いのですよね」
「はぁ」
「ぶっちゃけ、どっちも中途半端なんですよ。…で、LKさん居てくれると殲滅とか
楽かなーって」
なるほど、それは一理あるかもしれない。
ただ、それは私が『普通の』LKならば、と言うお話で。
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