【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】
[222:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2011/02/07(月) 17:50:45 ID:Z1wnSQJk)]
「はぁ、はぁ、はぁ…はぁ……はぁ………」
潮まで吹いたティコは、大きく肩で息をして居る。
本当に可愛いなあ。
…でも。油断大敵よ、ティコ?
「はぁ…あうっ!? や、やぁあ! そ、そんなっ、すぐっ! だ、だめぇ、だめえっ!!」
「言ったじゃない、『たっぷり愛してあげる』って」
「そ、そんなっ、はうっ! や、あああっ!」
「…ふふっ。夜はまだまだこれからよ?」
あたしは、私の指で乱れ狂うティコの頬に、またキスをした――。
そして、翌日。
「それじゃあ、シェル姉、フィア姉、ティル姉。行ってくるね」
装備を整えたティコが、あたし達の顔を見て力強くそう言った。
「いってら〜。頑張ればプリなんてすぐすぐ。私を追い抜かすつもりで行っておいで〜」
「行ってらっしゃい…何なら、ハイプリになって来ても良いわよ?」
「さ、流石にそれは無理だよぉ」
「何ならアクビでも…」
「それはもっと無理っ!」
言いかけたあたしの言葉を、ぴしゃりとティコに押さえられてしまった。
「ま、頑張っておいで」
「うんっ! じゃ、行って来ます!」
満面の笑顔を残して、ティコは扉から出て行った。
「…ねえシェル姉」
「何かしら?」
「………ティコに何したの?」
フィアが訝しげな視線をこっちによこして居る。
「さて、何の事かしら?」
「昨日まであんなによわよわ〜だったティコが、一晩であの変わり様。シェル姉の
言葉すら押さえるなんて、何かあったとしか思えないじゃない〜」
ティルもいつもの調子で喋っては居るものの、目が笑って居ない。
「…ま、ちょーっと、貴女達がアコから卒業する時にやったのと同じ事をしただけの事よ」
「「え゙」」
それを聞いて、フィアとティルは顔を見合わせた。
二人とも微妙に赤くなってるのは気のせいじゃなさそうだ。
「…もしかして…一晩中?」
「そりゃもう、当然」
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