【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】
[265:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2012/12/03(月) 16:09:08 ID:zRtOvqhM)]
女を抱こうと思ったことにさしたる理由はない。ただ、私は誰に対しても優位にたちたかっただけだ。抱いただけで私を虜にしたと勘違いされてはたまったものではない。ただの気まぐれ、暇潰しなのだから。
「それにしても、雑多なものだな……」
退廃的な享楽に身を委ねれば退屈も少しは和らぐかと思っていたが、見れば見るほど覚めていく。増して、私が少なからず目の前の景色の構成に関わっているとあれば。とはいえ私が関わらなければ、ここは本物の無法地帯と化し、利益どころか流血と殺戮の舞台となるだろう。悪には悪の法が必要なのだ。そうして庇護した恩恵を受け取ろうとしたのだが、やはりつまらない。
省略38
[266:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2012/12/03(月) 16:10:41 ID:zRtOvqhM)]
振り払うのは容易い。寧ろ私の立場からすればそうすべきだろう。覚悟なく路地に足を踏み入れた女は、代価を支払う必要がある。
「私に頼るな」
娘の表情が絶望に曇る。嗜虐心が込み上げた。一時の玩具にするには、いいかもしれない。となれば、
省略33
[267:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2012/12/03(月) 16:11:27 ID:zRtOvqhM)]
当然だが、私はセーフハウスを用途別にいくつか抱えている。表の豪邸は言わば一般向けの張りぼてであり、真に重要なものはセーフハウスに保管するし、宮廷から敵視された場合に備えての、秘密基地的な役割を持つものもある。
そしてそのうち幾つかは廃墟や資材置き場等に偽装され、私しか所在を知らない。
私は娘を抱えながら、そんなセーフハウスのひとつに向かっていた。
「あ、あのっ…も、もう歩けますから」
省略28
[268:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2012/12/03(月) 16:18:58 ID:CyJxOnps)]
と、とりあえずここまで。評判よければ次書きます。
[269:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2012/12/04(火) 23:23:47 ID:Px.3AiH.)]
いい感じだ
続き期待
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