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【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】

[39:♀騎士団専属アサ子(2008/05/30(金) 15:39:29 ID:FMQ88wlc)]
「アサ子さん!」
かび臭い地下室……と銘打たれた、拷問と懺悔の為の部屋にぱら子が飛び込むと、
幸か不幸か丁度リナリーがぐったりと動かなくなったところだった。
体中から吹き出せるものを全て吐き出し、何もかもぶちまけた錬金術師は、
今は虚ろな声を上げて空中につる下げられている。
余程激しく暴れたのか、その手首は肉がはみ出し、おびただしい血が滲んでさえいた。
「あ、ぱらちゃん良いところに……こいつにヒールしてやってよ」
「あ、アサ子さん、あなた、何をっ……」
「早めにお願い……あたし、疲れちゃってさあ」
まるで軽い任務をこなしたかのように軽くいってのけるアサ子に追いすがろうとするが、
汚物と体液のいりまじった血だまりにブーツをとられて身体のバランスを崩すぱら子。
「あっ……」
「ぶないなぁ。そこ、汚いから気をつけてよね」
その手を取って支えてくれたガントレットには見覚えがあった。
忘れるわけもない。これはレオナが神に仕える騎士となったときに自分が記念として与えたものだったのだから。
「面倒な役で悪いけど……そいつにヒールお願いね。あったし、もうお風呂でも入りたいよ、ホント」
ぱたん、と重い扉が閉まり、その場に一人取り残されるぱら子。
だが、ぱら子は目の前を通り過ぎていったアサシンの後を追うことが出来無かった。


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