【18歳未満進入禁止】みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説スレ 十七冊目
[113:緋色の風車(3/3)(2008/11/10(月) 01:02:47 ID:zCQ9Wmp6)]
気付けば彼女の腕をねじ上げて壁に押し付けていた。
「いたい、怜。痛いよ」
「まだ、忘れられないならば」
強引に口付け口内を舌で犯す。舌を絡め取って引き出して絡ませる。
「ふぁ…あ…んぅう」
抵抗はさしてなかった。むしろ舌を自ら絡めてくる。唇を貪り合う音が響く。
唇を離せば零れた唾液が糸を引いた。リオの乱れた吐息に甘い雰囲気が交じる。
「奪うだけだ。死者は生者に勝てはしない」
「──っ!」
金色の目が見開かれる。映るのは驚愕か、それとも恐怖か?
「死神にも渡すものか」
彼女の頬に一筋涙が伝う。それを舐めて拭う。
「ひゃ…わたし、は…」
今ここで何をしようと奴は何も出来はしない。そんな、征服感があった。
リオはボロボロと涙を零す。戸惑い?それとも何だ?
「嫌か?」
ふるふると弱々しく首を振る。違うなら、何故泣く…?
「嫌じゃない。違う。違うの」
「なら何故泣く?」
「…うまく言えない、でもどうしようもないの」
泣くリオの姿を見て、ふと思い立ってねじ上げた両手を紐で縛り、体を壁に寄りかからせる。
中途半端に法衣が脱げた姿がひどく扇情的だった。現れた肩や足が熱を持っているのを見て少し満足する。
だが、まだ収まりがつきそうもない。乱れた服の隙間から手を差し込む。
治ってはいるものの微かに跡が残る傷や、左胸の十字傷に触れる。違和感があるのか、触れる度に彼女は体を小さく震わせた。
「この傷はどうして出来た?」
古傷に触れながら囁く。
「多分…名無し3階ソロの…ふぁあ!」
「…そうか」
ぐいと強く傷跡をなぞる。彼女は目を強く閉じた。何かに耐えるように。
「もうそんな無理はするな…」
傷は既にヒールで塞がっていて、微かな跡が残るだけだった。それでも、もう彼女が傷付くのは嫌だ。
再び開いた目に浮かぶのはそう、まるで怯えた子供のような表情。
「お願い、お願い、いなくならないで、もう嫌なの、何だってするから…私が弱すぎるなら強くなるから」
小さな呟き。ああ、リオは自らを投げ出してまで、その寂しさを埋めたかったのか。
「それは、誰でもいいのか?」
皮肉を込めた声になってしまう。他の人間など見てほしくなかった。
「嫌…怜じゃなきゃ、嫌…お願い…いなくならないで…」
その言葉に、俺はどれほど安堵したのだろうか。
逃げないよう広げさせた片膝を抑え、下着の上から秘部をなぞる。既にそこはじっとりと湿っていた。
「縛られてもこんなに感じているのか」
「怜がっ…ひぁあ!」
下着を抜き取り直接秘部に触れるとそこはもう蜜で溢れていた。
表情を見る。普段と違って熱に浮かされたような揺らぎが見て取れる。過去を忘れて素直になってくれるこの時がとても嬉しい。
「かわいいよ」
耳元で囁くと同時に胎内に指を入れると、リオは艶やかな声で啼いた。
下手したらこちらが依存していまいそうな、そんな感覚が想起する。いや、彼女の血を舐めた時から既に…。
「…ん…んぅ…ふぁあっ」
腕は縛られて、足は押さえつけられて動けないリオが僅かに身を震わせる。
硬くなった胸の先を舌で転がしながら、胎内に入れる指を増やして丁寧に愛撫する。途端にリオの顔が何かに耐えるような顔になる。
「も…だめ…ああああっ!」
悲鳴のような声と共にリオの体が大きく跳ねる。荒い息を漏らすその姿にひどくそそられた。
「達したのか…だが」
胎内に入れた指でリオの感じる場所を撫でる。
「ふぁあっ!」
「まだ離さない」
リオの躯のあちこちに赤い華を散らす度に彼女の体が小さく震える。
そろそろ自身の抑えも利かなくなってきた。胎内に挿入していた指を引き抜く。
「あ……」
寂しげな声。間髪入れず俺は彼女を貫いた。
「…あ、あぁ…んぅ…」
リオの体を抱きしめ、お互い唇を貪り合いながら彼女に自身を突き立てる。
「…あっ、あぁ…んぅう…ふぁ…」
「…リ、オっ!」
リオの胎内は緩急をつけて自身を締め付ける。与えられる快楽に耐えるために俺は打ち付ける動きを速めた。
「れ、怜…わたし…もう…っ」
リオの潤んだ瞳は、揺らぎながらも真っ直ぐ俺を見つめている。
「あぁ…リオ…!」
一際強くリオの胎内を打ちつけると同時に達した。小さな声と共にガクリと彼女の躯が力を失って崩れ落ちる。
静かに眠る躯を受け止め、縄を解く。と左手を取って細い指に銀色の指輪を嵌める。
「誰にも渡さない。俺が救う。だから…」
そっと指輪を嵌めた左手に口付けた。
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