【18歳未満進入禁止】みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説スレ 十七冊目
[147:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2009/10/18(日) 04:52:04 ID:4u58yHcg)]
―それから月日は流れ流れて・・・・・・
「良いかゲン、父さんをよく見ておけよ・・・ぬぅん!燃えるぜバーニング!爆・裂・波・動!」
俺は気弾を自らの胸に取り込み体内で爆発させ、気を纏った状態になる。
そこからさらに俺は気を練り上げる。練り上げた気は気弾へ。
そしてそれをさらに体内に取り込み爆発させるのではなく、全てを包み込む形をイメージする。
「ふぅううう・・・そしてこれが・・・不動のレジェンド!金・剛!」
俺は爆裂波動状態からさらに上位の気を纏った金剛状態になる。
この状態になれば俺は金剛石の如く硬くなる。
「どうだゲン、お前も早く俺みたいな立派な逆毛モンクになるんだぞ」
「あのね・・・分かるわけないでしょ。まだ歩く事もできないのに・・・」
ユイがゲンを胸に抱き、軽く揺り動かしながら呆れた顔で俺に言ってくる。
「それもそうか・・・しかし将来は立派なモンクになって貰いたいな」
俺はゲンの顔をそっと覗き込む。
するときゃっきゃと笑いながら俺に手を伸ばしてくる。
俺がさらに顔を近づけるとゲンは軽く俺の頬を叩いてきた。
「うご!」
俺は叩かれた頬を掌で擦りながらその場に蹲った。
「どうしたの?ベン」
ユイが不思議そうに俺を見下ろしている。
ゲンは相変わらずきゃっきゃと笑っているだけだが、俺は確信した。
今の一撃は間違いなく内部にダメージを貫通させるモンクの技の一つ、発勁だ。
俺は痛む頬を片手で擦りながら立ち上がるとゲンを見下ろしながら呟いた。
「お前なら将来俺を超える立派な逆毛モンクになれるぜ・・・」
これから先もモンクは不滅だな・・・と思ったある日の午後の事だった。
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