【18歳未満進入禁止】みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説スレ 十七冊目
[161:初投稿(4/4)(2010/02/17(水) 22:41:47 ID:LPLrz0CI)]
(さて、この辺にしとくか)
(縄張りで勝手なことをするガキに思い知らせろ、か。こんなもんで十分だろ)
少女は、時折ぴくりと身体を震えさせるもののぐったりとして動かなくなった。
涙を浮かべたままの瞳はうつろだが、赤く上気した頬と触れた肌から伝わる少女の熱は
少女が全身全霊で悦びを享受したことをはっきりと男に教えていた。
(まさかあれだけでこの反応とはなァ・・・)
抱きかかえていた少女をベッドの上に横たえ、シーツをかける。
「これに懲りたらもう悪戯は止すんだな」とどうでもよさそうに声を掛けながら
男はさっさと着替えて廃屋から出て行こうとする。
そして出て行く直前に振り返ってこう言った。
「お前、俺を殺したいか?」
「俺の名前は だ。いつでも来い」
「・・・・・・・」
少女の返事も待たず男はそのまま去っていった。
(あいつは必ず来る)
考えただけで胸が躍る。湧きあがる笑みを押し殺して男は廃屋を後にした。
しばらくして起き上がった少女は、噛みしめた唇から血がしたたっても
男が去った扉をずっと見つめていた。
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