【18歳未満進入禁止】みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説スレ 十七冊目
[32:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2008/02/22(金) 12:31:05 ID:MQO74Nfk)]
その娘に出会ったのは、森の中だった。
綺麗な青い髪に、初々しいリボンが似合っていた。
「バァッシュ! えい! とう!」
ロングスカートを翻しながら、その未熟な剣士はマンドラゴラに斬り付けていた。
「ひぁっ!?」
時々触手による攻撃でスカートが捲れ、眩しい生足がお目見えする。
それを目に焼き付けながら、私は姿を現すかどうか迷っていた。
ハイプリーストとしては人の役に立つのが義務なのだが、今更そんなことを律儀に守っている聖職者などいない。
……実に嘆かわしいことだが。
「わわ! ヒットポイントが危険! リンゴ…あ、最後の1個!?」
おっと。どうやら悠長に眺めていては、青髪の剣士の貞操の危機のようだ。
触手プレイも捨て難いが、ここは恩を売るのがベターだろう。
「ヒール!!」
「ひぁっ!?」
ぴろりん♪
突然の支援に驚きの声を上げる。
キョロキョロと周りを見渡すが、草むらに隠れている私はなかなか探し出せないようだ。
そうこうしているうちに、またもマンドラゴラに攻撃されていく。
「ほら! とっとと攻撃する!」
ガサガサと草木を掻き分け、なるべく自然に登場してやる。
「ハ、ハイ!」
てゐっ
マンドラゴラはその一撃で生気を失い、崩れ落ちた。
……ヒールしなくても勝てたんじゃないかとの思いが心を過ぎるが、それを強引に無視した。
「有り難うございました〜」
ドロップ品の植物の茎を拾ってから、その娘は深々と頭を下げた。
うむ、なかなかスレてなくて、礼儀正しいお嬢ちゃんのようだ。
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