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【百合も】生体DOP達に萌えるスレB2F【801も】
- 92 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/08/16(火) 15:38:12 ID:5y.IAfyM
- モンスターギルドのセシルわろたw
- 93 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/08/16(火) 16:49:26 ID:kX7kG0Lc
- >>87
実装して欲しいね
カタカナ表記がどうなるか楽しみだ
未実装wikiだと微妙に読み方が違うようで
ランデル=ローレンス
フラメル=エミュール
セリア=アルデ
チェン=リュウ
ガーティー=イー
アルフォティオ=バジル
トレンティーニ
- 94 名前:90 投稿日:2011/08/17(水) 19:19:34 ID:c/j9.2sM
- >>91
ありがとう
あたい、ちょっとがんばってみるよ
立ち消えしちゃったらごめん
- 95 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/09/01(木) 22:55:33 ID:9uiXrteg
- 媚薬要員が追加されたと聞いて
- 96 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/09/12(月) 20:20:11 ID:eNfXlUzA
- これで生体スレが表裏共々また盛り上がるといいなぁ
すでにシブのほうではちらほら絵は見たけど
- 97 名前:90 投稿日:2011/09/26(月) 00:04:35 ID:ZnPfAqnI
- 続いた
過疎ってたことに感謝の気持ちを使わざるを得ない
ここに垂れ流しにすることを許していただきたいと言わざるを得ない
タグ
セシル視点 セシル カトリーヌ せしかと 百合 おっぱい
柔らかな衝撃から数秒、私は顔いっぱい両手いっぱいに、
すべすべした肌触りのまあるいモチモチを感じていた
これがカトリーヌの、女の子の柔らかさなんだと
あと、なんだかすごくいい匂いがする
この抗いがたい極上の感触のためなら、マーガレッタに魂を売ってもいい
などと、ほんの一瞬でも頭をよぎるほどの心地よさが頭を埋め尽くし、心を満たしていく
しかし、同時に背筋を駆け上がっていくのは戦慄だった
私は、今、とんでもない事をしでかしているのではないだろうか
ほっぺは離れ難い双球に吸いついたまま、瞳だけをくるりと動かして、
恐る恐る上方にある魔女の相貌を覗く
迎える紫水晶の眼に、狩人の私は射竦められてしまった
脳裏に浮かんだのは、「死」の一文字である
カトリーヌの両の掌が、私の頭を包む
本を読むために晒された、グローブを外した指先
普段の本人の雰囲気同様儚げで細いそれが、今の私には、野兎に食い込む猛禽の爪のように思えた
風と氷に耐性を持つ私に対し、そこから放たれるのは必殺の火炎球だと想像に難くない
このままでは私の人生、アフロな焼きナスである
(これは事故なの!誤解なの!だから許して、カトリーヌ!)
非情な現実に、例え救世主であろうと見られるわけにはいかない姿で、天才的ではないが閃いた弁解は以上である
「こr」
「ほしい?」
……え?
カトリーヌは今、なんて言った?ほしい?
メラゾーマより先に言葉をかけられた事にも驚いたが、カトリーヌの示唆する、
私が欲しているなうをすぐに見つけだす事ができない
「……ほしい?」
同じ言葉を紡いだカトリーヌの、私の頭を抱く力が少し強まった
むぎゅっ、っと声を上げた私の顔を挟む軟球の圧力が、カトリーヌの抱きしめる力に比例する
悲しいかな、弓引く私の腕に前者の力はあれど、弦掠らない私の胸には後者の力はない
おっきいおっぱい、やっぱりいいなあ、ほしいなあ
カトリーヌのコレが私の胸に…ついて…た……ら?
……あれ?
ほしい、ってコレ?
え?
コレ、くれるの!?
「……ほしいわ!」
ガバっと顔を上げ、肺から声を絞り出した
カトリーヌが小さく、コクンとうなずく
「ん……いいよ、セシルなら
好きに、シて」
「へ?」
一瞬、きょとん、とはしたものの、すぐに頭の中身が冷めていくのがわかった
考えてみなくとも、カトリーヌのおっぱい様がしぼむ代わりに、
私の大平原が山岳地帯になるなんて事、あるわけがない
仮にそんな魔法があるのなら、とうの昔に教えてくれているはずである
そうか、これは慈悲なのだ
カトリーヌが、私を憐れんでその身を呈してくれているのだ
私のおっぱいを大きくすることはできないけど、代わりにカトリーヌの大きなおっぱいを好きにしていいよ、と
カトリーヌの頭脳はきっとこの事故を、私の大きい胸への執着が起こしたものに違いないのだと帰結しているに違いない
泣きたいかもしれない
だから
シュルッ
カトリーヌが首元のマントの結び目をほどいた
これは
スルリ
まるで割れるようにマントの隙間が広がって、細い鎖骨がさらけ出される
私は
ポフッ
ふわふわマントが肩から滑り落ちて、カトリーヌの上半身を隠すものはなくなる
私は、ゴクリ、と音が鳴るほど、息と生唾を飲み込んだ
綺麗、と思った
でも、それ以上に、冷めた頭を心から湧き出す熱が、一瞬で塗り潰していった
「セシル……いい、よ?」
それは
「……来て」
誤魔化しようのない、情欲だった
- 98 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/09/28(水) 15:08:11 ID:.Ths4u6Q
- おい
おれはいつまで全裸で待機してればいいんだ
- 99 名前:90 投稿日:2011/09/29(木) 02:53:23 ID:fNS4R/wc
- >>98
あと2日以内には、続きをお届けできると思う
それまで、この+4イミューンマントを貸そう……羽織っててくれ
友に風邪をひかせるわけにはいかないからな
あたい、自分のボキャブラリのなさに吐きそうだよ
オロロロロ
- 100 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/09/29(木) 14:02:08 ID:IFYuTwts
- マントだけじゃ寒いだろう?最近寒暖の差が激しいしな
て事で拾い物で悪いがこのブーツをあげよう
>>90氏
表現が素晴らしすぎる
こう言う書き方俺も出来ればいいなあと思う事しきり
- 101 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/09/29(木) 19:44:45 ID:ANLR1AN2
- 無口だったりクールなキャラが攻めに回る、というシチュと静にジリジリと迫る雰囲気は大好きです。
それと寒いときの気付け用に っカクテル竜の吐息
- 102 名前:90 投稿日:2011/09/30(金) 22:09:06 ID:D0lV375.
- 私は、手をカトリーヌの乳房から離して、ソファーの背もたれへと押しつける
カトリーヌの顔の左右に両手をついて、今度は私が紫水晶の瞳を射抜く
羞恥とそれ以外の熱で、自分の頬が紅くなっているのがわかる
私はテーブルに載り上がったままだった足を抜いて、前へと進む
両手はまっさらな肩の上に
ソファに膝を立てて、自分の太ももを左右に割るようにしてカトリーヌの体を跨ぐと、
ピッタリ閉じられたカトリーヌのプクプク太ももに腰を下ろした
「あ、あんたが、変な事言うのが悪いんだからね」
「うん」
「……重くない?」
「うん……重くないよ」
「本当に、いいのね」
するりと伸びてきたカトリーヌの腕が、腰にまわされる
背中で、きゅっと指を組んだ
「逃がさない、よ」
「……受けて立つわ」
ペロリと唇を湿らせてみても、焦燥が膨れて、喉が渇いただけだった
心臓がバクバク、聞いたこともない音を立てて、目が回りそうだ
カトリーヌの肩から離した手が震える
私は、恐る恐る両の掌を、熱望して止まないカトリーヌの乳房に、そっと添えた
掌が、指が、私の脳に叩き込む情報に眼を見開かされる
(う、わっ…やわ……!何これ!?)
乳房を左右の手で持ち上げるように掴む
胸の内側に位置する親指が軽く沈んで、掌には心地よい重量感
肌理細かな肌が、しっとりと指に吸いつく
一本一本バラバラに、指全体で軽く押す
返ってくる弾力が、手を通じて直接頭に熱を送りこんでくるようで、クラクラした
手は添えたまま、人差し指を少しだけ強く押しつけてみる
今までよりも深い陰影が指の周りに出来て、思わず指を上げてしまう
プルンと、音もなく張り返した乳房をみて、なぜかホッとした
再び、人差し指が侵攻する
先程同様、やや強めに押しつけて、指の腹を沈ませると
そのまま手元へと手繰るようにして、白い丘を撫でる
繰り返し、人差し指を押しつけて、撫でる
次は中指を足して二本で、ゆっくりとなぞる
親指を加えて三本、つまむように
四本、五本と加わるのは同時で、左手が動きだすのに一呼吸分の時間しかなかった
指の付け根から指先までを波打たせるように、やわやわと揉む
ポヨポヨと、指の動きに合わせて泳ぐ胸に、否が応でも釘づけになった
指の節に入る力が、ちょっとずつ、ちょっとずつ強さを増していく
脳を埋め尽くす熱が、自身の温度を上げる
気づいた時には、ギュッと掴んでいた
「んッ…!」
私はハッとして、声のあがった方へと視界を浮上させた
カトリーヌは、わずかに眉根を寄せ、目をきゅっと閉じて肩を震わせている
自分の荒い呼吸と、心臓の甲高い脈動を
さあっと、血の気の引く音が押し流していく
視線を戻すと、弧を描いた十本の指の先を隠して形を変えた、カトリーヌの双房
思わず、手を離した
「ご、ごめん……痛かった…よ、ね」
薄紅色の手の跡が、ゆっくりと白色に戻っていくのが申し訳なかった
所在ない自分の手を握りしめた
「もっと」
続いて出てきた言葉に、私は、困惑するしかなかった
「もっと、いっぱい、して」
カトリーヌの指が私の手に絡んで、拳を解かれる
そのまま腕を引かれて、掌は三度、カトリーヌの乳房に覆いかぶさる
上から、カトリーヌの手を重ねられた状態で
「セシルの、好きにしていいんだよ」
「……あんたが痛いのは、イヤだわ」
狼狽える私が絞り出した言葉に、一瞬キョトンとしたカトリーヌの表情が、
次の瞬間には、ふっと和らいだ
「じゃあ……優しくして、セシル」
頬に桜の散った、微笑
たったのそれだけで、私の胸と脳は爆風に焦がされる
私を、こうも簡単に滾らせてしまう
「どうなったって、知らないんだから」
「優しくして、くれないの?」
「す、するわよ!」
クスッと、目を細める妖艶な魔女に、
赤ら顔の狩人は、ただ手ぐすね引いているだけでは終われなかった
縛りのない片腕を上げて、指先でカトリーヌの首筋を撫で上げる
スッと顎まで滑らせると その先端にたどりつく頃には、
わずかに喉をそらして私を見上げるカトリーヌが出来上がる
双眸を覗き込むと、察してくれたようで、パチリと瞼が閉じて白い暗幕が下りた
顎の先に留めてあった指をさらに流して、桃色の唇の端を掠め、引き連れた掌で頬を包む
私は顔を、唇を、ゆっくり、寄せて行く
もう、ほんのわずかで触れ合える、互いに潜めた息遣いを感じる、
カトリーヌの微かな呼吸を、自分の唇で食める
そんな距離まで詰めておいて、私はあと一歩を踏み出さずに止まる
フッと唇を細めて、私の呼気をカトリーヌの唇に這わせる
まだ、もう少しだ
パチッと、紫水晶の瞳が顔を見せ、私の瞳を捉えた
視線の応答には、眼だけで笑って見せた
あっと、息をのむカトリーヌに、「お預け」にしてた次のステップで踏み込む
ほんの一息で、元々1cmもなかった二人の間の距離を0にして
私は、カトリーヌの唇を奪った
- 103 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/10/02(日) 03:23:56 ID:tzMiEBAk
- うむ、続きに期待する
- 104 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/10/02(日) 18:16:27 ID:j5JMabtw
- いいよーいいよー
- 105 名前:90 投稿日:2011/10/03(月) 00:22:29 ID:vMDP9Usg
- 明日、日が変わってしまうとは思うけど、つまり明後日になりそうだけど
近々お届けできればいいなと思ってる
本当に計画性なくてごめん
期待してくれてる人、心の底からありがとうと言わせてほしい
あたい、仕事と家事のパイズリで心のチンコが折れそうだよ
- 106 名前:90 投稿日:2011/10/11(火) 23:26:20 ID:4KUclCaU
- 初めは、押しつけるだけの
プニとも、フワともつかない感触のカトリーヌの唇と、私の唇とが互いに隙間を埋める
他の何も入れないように、ぴたりとくっつく
すぐに息苦しくなって、すいと離れた
二人で一緒に息を継ぐ
クスクス小さく笑い合って、細めた眼を、カトリーヌが片方瞑る
応えて、私も片目で返す
再び二人の間が閉じた時には、視覚の手の届かない世界
そんな事ぐらいで、私はカトリーヌの位置を誤りなどしない
カトリーヌの頬に添えていた手を奥へと、耳の裏側を抜け、うなじへと進めて引き寄せる
カトリーヌの手は、胸上の私の手を開放して、再び左右二方向から私の体に巻きつく
二度目は、食むように
唇で唇を食べ合うようにして、呼吸を、交換する
私が飲む息に、カトリーヌの甘さが混じる
カトリーヌの求める空気には、私の吐息が織り込まれた
そこから、熱が伝播して行き、頭の奥にどんどん浸み込んで行く
カトリーヌの下唇を、自分の唇で啄む
クニクニと、二、三度甘噛みすると、カトリーヌが顔を横に倒して、
首を軽く左右に揺すりながら唇を擦りつけてくる
お互いに小さく口を開いて、できた口角の端っこから、わずかな酸素を吸い込んだ
それ以上に、口腔いっぱいに二人の香りが満ちた
瞼の裏の、黒の世界で、
何度も頭を組み交わして、形を確認し合った
どちらからともなく、自然に、唇が離れた
瞳を通じた、光の世界が、久しぶりだと感じられた
眼前には、カトリーヌの鮮やかな艶貌
空気が薄くて、頭がぼうっとする
私は舌先で、右から左へと自分の口の端から端までを味わう
カトリーヌは、軽く開けた唇の間から小さな舌を誇示して、
自身の下唇を濡らしながら、口内に引っ込める
テラリと瞬いた薄紅が、網膜に焼きついた
三度目からは、貪るように
息の整う間すら待たない
カトリーヌが、私の頭を両手で抱えて、引き寄せる
口付けるや否や、カトリーヌの舌先が、私の口唇をノックする
心臓の回転数と脈動音が増すのを感じながら、私はそっと唇を割いた
その隙間はわずかだったが、それを押し拡げる様に、ヌルリとした軟体が侵入してくる
一瞬、身が強張るが、なおも侵攻は止まらない
下顎の歯の裏を滑り、チョンと筆で点を打つように、縮こまった私の舌先に触れる
すると、元来た道を一歩戻って、歯の裏をぞろりと這う
舌側を左から右へ、上顎側を右から左へ
そのまま、口蓋を奥から手前へと舐め取られて行く
呼吸と、顎が震えた
再度、白いエナメル質に柔塊が身を擦り寄せると、
私の方から舌を伸ばした
ペタっと、カトリーヌの舌の裏に潜り込む
つるりとして、熱い
カトリーヌの舌が、ぐるりと私の舌の上、側面、裏側を巡り、吸いついてくる
こちらも負けじと、蠢かせ、絡め捕る
前後に揺するように動かして、飴玉を転がすように
カトリーヌは、左右に円を描くようにくねらせる
唇と唇が繋がった所から、小さな泡沫の、くぐもった音が溢れた
ざらりとした表面同士を押し付け合って、口内から、じわじわとカトリーヌを下がらせていく
唇を離さないまま、二人で作ったトンネルを舌でくぐる
今度は私が、カトリーヌの口を侵す
可能な限り舌を出して、届く限りのあらゆる場所に、滅茶苦茶に自分を塗り込む
迎えるカトリーヌごと巻き込んで、何度も何度も絡めて、練り合った
その内に、重力に従って、雫が私の舌を伝い落ちて、溜まる
コクン
カトリーヌの、喉が鳴ったのを確かめて、
私は、ゆっくりと舌を抜いた
所々に珠のなった、さらりとした透明な糸が伸びて、私達は離れられない
自らの唇を食むように閉じると、音もなく切れた
唇から零れた銀糸が、カトリーヌの胸元まで、線を引いた
- 107 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/10/14(金) 20:15:50 ID:m3SKYGUs
- グッジョブなのよ
- 108 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/10/21(金) 00:55:18 ID:joAA8pgo
- うひょおおおおおう
いいねいいね!
- 109 名前:90 投稿日:2011/11/08(火) 23:11:08 ID:SjsB/6Jc
- 「セシルの……飲んじゃった」
「言い方はアレだけど、ここまでやっちゃったら今更よね
……ねぇ、おいし?」
「ん、おいし」
「バカね、そんなワケないじゃない」
「セシル、顔、真っ赤」
「……それこそ今更ね
ほら、零れてる」
細い水跡の残るカトリーヌの下唇に吸いついて、
チュッと、わざと音を立てた
自分の唇で拭うように、透明な線を辿って行く
その度に、柔肌をチュッ、チュッと啄む
顎の裏は、口を開いて、下唇で甘く噛む
首筋に口付けると、トクトクと、流れる血脈を感じて、ゾクゾクした
私は、カトリーヌの首に回していた腕を抜いて、
二の腕を掴むように、カトリーヌの肩を抱き寄せる
首の付け根から肩へと向かって、唇を滑らせながら、鎖骨を吸って行った
軽く、歯も立ててみた
コリコリとした歯応えに、カトリーヌは肩をピクリと竦めた
舌先を尖らせて、鎖骨の窪みに刺し込む
今度は、肩から首元に向かってゆっくり、掬うように舐めた
身体の中心へと進むにつれて、カトリーヌの顎を引く角度が大きくなる
私の舌が離れる頃には、お互い側頭部同士を擦り合わせていた
はー……と、耳元にかかる、カトリーヌの長くて熱い、吐息
その表情を横目に収めながら、再び、零れた液体の軌跡を追って、
胸の膨らみへと唇を寄せる
もう一度、音を鳴らして吸い付く
ふんわり、モチモチした感触に、唇が侵されそうだった
ゴクリ、と生唾を飲む
コクリ、という音を耳が拾う
瞳だけ動かして出所を追うと、紫水晶の視線と交差した
私は、あーん、と口を開けて見せる
眼は、逸らさない
コクリ、と、カトリーヌの喉が波打った
パクッと口を閉じて、目の前の乳白色の果実にかぶりついた
流れの留まった、唾液ごと飲み込む
カトリーヌの、声にならない声が、吐息となってあふれた
あぐあぐと下顎を蠢かせながら、球面の白を濡らしていく
口内に収めた絹肌に、唾液をまぶすように舌を行き来させ、
同時に、カトリーヌの胸の上に置き忘れていた、もう片方の手の動きも再燃させる
真正面から無遠慮に鷲掴み、柔肉の形を変える
肩を抱いていた腕も胸に寄せて、私の舌の跡を、掌で撫でる様にして伸ばした
薄い桜色の突端を除いて、白玉の表面をベトベトにしてしまうと、
下から上へ押し上げながら搾る
カトリーヌの胸に、両の手指を絡ませ掻き分けて、私は顔を埋める
谷間の底の薄い皮膚越しに、砂糖菓子で出来ていそうな胸骨を舐め、
内側にある紅い命脈に触れるつもりで、少し強めに吸い付いた
スポッと顔を抜くと、心臓の上に残る、薄紅のマーキング
しばらくしないうちに消えてしまうんだろうけど、ちょっとした満足感
その間も、左右の指は別の生き物のように動いて、カトリーヌを責め立てていた
寡黙な彼女らしく、声らしい声は聞こえてこないが、
口をパクパク開閉させては、浅い呼吸を繰り返している
すかさず、先ほどとは打って変わって、両手で左右からカトリーヌの胸を挟みこむ
寄せて、集めた柔山で、谷間を隙間なく埋める
さらに、きゅうっと手前に引きよせると、
触れられてなかった、桜色の突起が二つ、中心に身を寄せ合った
「カトリーヌ、まだ触ってないのに……やーらし」
「……いぢわる」
「フフン、いつもやられてばっかりのセシルちゃんじゃないんだからね」
そう言う私も、顔も体も熱いし、息は荒い
「セシル……」
「うん、もっと、してあげる」
ピン、と自己主張するピンクの双頭に、私は顔を近づける
上目遣いに、カトリーヌの表情を伺って、ふぅっと、淡く息を吹きかけてみる
ふるり、と一つ身じろいで、カトリーヌが瞳を閉じる
それを見計らって、
一つ所にある、左右の乳首に、まとめて吸い付いた
- 110 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/04/03(火) 19:35:20 ID:zp1jMbA6
- 続きを待ち続けて早5ヶ月…
- 111 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/06/11(月) 09:57:56 ID:vCNpCfic
- 生体分が足りないなぁ
本スレもss投下がなくなって久しいし
- 112 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/08/30(木) 07:56:59 ID:JSVgPOHw
- ちょっと生体4で復帰した>>34-37とか>>54-57とか書いた者だけど
4Fメンバーの話は(本家で扱いにくい設定されてる分)骨が折れるな…
というわけで2年ほど前(>>34-37)の麻雀ネタ@4F版を
セリア「これ、今日の試作分。感想よろしくね。」
カトリ「ありがとー。今回は…なにあじ?」
セリア「甘くて苦いコーヒー牛乳味よ!この味の配合には散々苦労させられたわ。まったk」
カトリ「楽しみなのだ!」
今日もポリンジュースの試作品をカトリーヌへ届ける。最近のセリアにはそれが日課となっていた。
少し離れた部屋から男の声が聞こえた
ガイル「つ、ついにバレたでござる!」
セイレン「さすがにそこまでされればな。ところで兄弟、俺にも教えてくれないか」
ガイル「しょうがないでござるな。拙者が手取り足取り教えてあげるでござる」
ハワード「しょうがないにゃあ、そこまでいうなら俺が手取り足取りお前に教えてやるよエレメス」
ガイル「に、逃げるでござるっ!」
セリア「何やら芳しい会話ね…」
カトリ「ふつうだよ?」
セリア「ところで何の話をしてるの?」
カトリ「麻雀っていうげーむ。」
セリア「ふーん…なんか聞いたことあるわ…ありがと。感想待ってるわ」
カトリ「泥船にのったきもちでまかせろー!」
セリア(泥船じゃダメじゃないの…)
3Fの後日談(おまけ)
セリア「さてと、4Fに戻りましょ…」
セシル「にゃ…にゃぁ…(も…もういやぁ…)」
マガレ「セシルちゃん?ちゃんとどうしてほしいのかちゃんと喋らないとわからないですわよ」
セシル「にゃー!にゃー!にゃーーー!(あんたが「にゃー」しかしゃべっちゃだめなんていったからでしょーが!)」
マガレ「え?なになに?そこにあるこのバイブを私にいれてほしいですって?そんなことセシルちゃんに言われちゃ仕方ないですわねぇ♪」
セシル「にゃー!にゃー!にゃー!にゃー!(そんなこと言ってない!違うから!いやぁ、そんなの入らな…やめ…)」
マガレ「えいっ!(ずぷっ)」
セシル「にゃああああ!」
セリア(…3Fって…怖いわ…)
- 113 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/08/30(木) 22:00:42 ID:JSVgPOHw
- 4Fに戻ったセリアは早速麻雀について他のメンバーに聞いてみた
セリア「というわけで詳しいことは知らないんだけどどういうゲームなの?」
ガーティー「麻雀かー懐かしいわね。アタシも昔はやりこんだ…わよ…OTL」
一同(あーあ、また歳ネタで自爆してるよ…)
ガーティー「え、えーっと…さっき冒険者からスティったのがあるから実物で説明するわね。」
少女(?)説明中
ガーティー「…なんか今急に天井を殴らなければいけない気がしたけどまぁいいわ。以上よ。」
ランデル「任務中に遊戯するわけにはいかん。俺はパスする。」
トレン「(タロットなう)…悪い予感がするわ…あなた、やめておきなさい。」
バジル「君がそういうなら仕方ないな。僕らはパスだ。」
ガーティー「じゃあ…残ったこの4人でやろうか!」
セリア「…」
チェン「…」
フラメル「…」
トレン(この修羅場に入ったらとんでもないことになりそうね…パスして正解かしら…)
かくして、恋模様の混じったよくわからない素人麻雀がスタートするのであった
- 114 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/08/31(金) 00:01:00 ID:qmlaCw8c
- 東家にガーティ、南家にフラメル、西家にセリア、北家にチェンが座る。
手慣れたガーティーの真似をして他の3人が自分のヤマを作っていく
ガーティー「まぁ、やりながら覚えていけばいいわよ!」
セリア「なかなか面倒なのね…」
ガーティー「機械が全部セットしてくれるのが最近はあるらしいんだけどね、ここにはないみたいだから…」
チェン「…」
フラメル「…」
特にこの二人は飛び散った火花が見えそうなほどににらみあっている。
チェン(この勝負に負けた方はセリアさんを諦める。それでいいな?)
フラメル(望むところだ。今日こそお前と決着をつけてやるよ。)
目でそんな会話をしながら対局がはじまった。
ガーティー「じゃあ今回はアタシが手本ということで親家で。ツモして牌を切ってね。」
フラメル(ふん、結局は確率だ。最善の確率を選択して小さい手を複数あがればいいのさ。)
セリア(えーと…確か同じのを3つずつ揃えていけばいいのよね…)
チェン(とにかくアイツに勝つためにも高い役をねらっていかなければ!一色に染める手があったはず…)
数巡後
ガーティー(ふーん…チェンはホンイツ狙いかしら?セリアはあの様子だとトイトイ、フラメルはタンヤオ狙い…ね。あなた達らしいとはいえさてどうしたものかしら…)
ランデル「やけに静かだな」
バジル「よほど真剣なんじゃないのか?特にあの二人は…」
トレン「当の本人はどっちも眼中になさそうだけどね…」
ガーティー(とりあえずまずはトイトイ狙いのセリアに絞ってみようかな…)
(タン)
セリア「え、えーと、ポン?できるのよね、これ…」
ガーティー「できるわよー。そうしたら牌を1つ切ってね。」
セリア「えーと…はい。」
チェン(お、これでやっとテンパイってやつだな!リーチかけると役が増えるんだったな…よし!)
チェン「リーチ」
ガーティー(恐らくチェンの待ちは一四筒、フラメルは二五八萬のダマ、セリアはたぶん…)
ガーティー「これは通るかしら…」
セリア「ろ、ロン?えーっと…トイトイ發?でいいのかしら」
ガーティー「あってる。符の計算は面倒だからここは無視でいいわ。5200ね」
ガーティーがこっそり役の指南をしつつ進んでいき、いよいよオーラスへ突入する。
バジル「ガーティーはわざと振り込んでいるように見えるんだがどうしてだろうね」
トレン「習うより慣れろ ってことなんじゃないの?」
ランデル「今のところはチェンの独走状態…みたいだな。」
バジル「ところで君は任務中だから遊ばないとか言ってなかったかな?」
ランデル「私の任務は君たち6人を守ることだ。だから何も問題はない。」
トレン「とりあえずその陰からこっそりプレッシャーかけるのやめてくれないかしら…?」
ガーティー「さて、これが最後の局よ!」
フラメル(とりあえず僕は今のところ負けている。だがその気になれば逆転できるはずだ…)
セリア(えーと…緑のやつ…)
チェン(こ…これはもしや…国士無双というヤツではないのか?)
チェンの手牌は国士無双まであと2つだった。それもそのはず。この局のみ、ガーティーが積み込みを仕込んだからだ。
九種九牌で流せるということをガーティーはあえて教えなかった。
数巡後
ガーティー(チェンが国士テンパイ、フラメルは役牌ドラあたり、セリアが緑一色のはず…チェン、悪いけど貴方には負けてもらうわ)
ガーティーはこの時こっそりチェンのツモ牌をすり替えていた。いわゆるツバメ返しというイカサマである。
セリア「ポン!」
チェン(あーもう、あとは北だけなのに、なんでこないんだよ…)
(タン)
セリア「ロン!」
フラメル(チェンが振り込んだ!これで僕の勝ちの可能性も…)
セリア「えーと…チンイーソートイトイ…なのかな?」
ガーティー「…それは緑一色、役満よ」
セリア「ふぇ?」
チェン「そ…そんなバカな…」
ガーティー「子だから32000点。文句なしの1位よ」
セリア「えーと…私が1位?」
フラメル(奇跡キター!?とにかくこれでセリアは僕のものだ!)
歓喜の顔のフラメルと、絶望の顔のチェンがそこにはいた。
ランデル「終わったか。ならば俺はもう部屋に帰ろう。」
バジル「終わったのなら僕たちも…」
トレン「そうねぇ…最近いろいろと忙しかったし、久しぶりに…」
バジル、トレン「ねっ?」
観客が帰り、ガーティーがフラメルに囁いた。
ガーティー「アンタ、今日こそちゃんとしなさいよ!そのために勝たせてあげたんだから!」
フラメル「えっ…」
ガーティー「ちゃんと告白して、そのあとガッツリヤるのよ!」
フラメル「え…あ…その…えーと…は、はい、ガンバリマス」
フラメルが珍しく赤面している。そんなレアなシチュもありだと思いながらガーティーは行動を起こす。
チェン「セリアさんがセリアさんがセリアさんがセリアさんg…」
ガーティー「ほら、敗者はおとなしく去る。というわけでインティミデイト!明日の報告、期待してるわよ!フラメル?」
そして、セリアとフラメルの二人が部屋に残った。同じころ別の部屋では…
ガーティー(ごめんなさい…あの二人がくっつけばチェンが私を向いてくれると思ってこんなことをしてしまったけど…)
チェン「ガーティーさんは」
ガーティー「え?」
チェン「なんでフラメルの肩を持ったんですか?」
ガーティー「…なんのこと?」
チェン「最後のアレ、そうなるように仕組んだでしょう?」
ガーティー「…バレてた?」
チェン「なんとなく…できすぎていると思ったんです。」
ガーティー「…それなら私が罪滅ぼしに…」
チェン「えっ?」
ガーティー「慰めてあげるわ」
チェン「え、ちょっと待って、ガーティーさん、まだ心の準備とか…」
こうして3つの甘い夜は過ぎていく。
ランデル「ふぅ、次は腕立て伏せを300回だな。日々、鍛練を怠ること勿れ。」
前置きが長いうえにエロほとんどなしかよ!という結果に終わってすまないが力尽きた。
エロ部分は誰かに任せた。薄い本でもSSでもいいので…
- 115 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/08/31(金) 00:35:34 ID:KCSoez22
- 乙、設定が固まりすぎてると動かしにくいね
- 116 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/09/18(火) 05:14:54 ID:SxnK7yNY
- しばらくRO休止しててこのスレからも離れてたんだけど
いまの生体萌えスレのキャラってどんな感じなの?
- 117 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/09/18(火) 14:08:29 ID:sHHIdvVo
- 一番大きな変化は4Fメンバーが加わったことじゃないかな
他は特に変わりないと思う
- 118 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/10/17(水) 23:05:33 ID:AJPyYX5A
- もしかして、マガレ×セシル(前が攻め?)って既に食傷気味なんだろうか。
- 119 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/10/18(木) 11:14:42 ID:F6eNKmKA
- そんなことないんじゃない?
一番ゆりゆりした組み合わせなのは間違ってないと思うし
- 120 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/10/18(木) 22:04:21 ID:aQix7Jo.
- 「ねえ、セシル。ちょっといい?」
部屋の外からマーガレッタの声。
「ん?どうしたの?そんなところから。入ってきなよ。」
椅子を回してドアの方を振り返ると、ドアの隙間から覗いている美少女に声をかけた。
私と違い、マーガレッタは女性らしい魅力を誰の目に見てもわかる形で持っている。
彼女のことは、常に羨望のまなざしで見ていた。
「うん。ありがとう」
マーガレッタはおずおずと入ってくると、
「実はちょっと相談があるんだ。」
と少し恥ずかしそうに言った。
相変わらずかわいいな、と思ったものの、彼女がこんなに恥ずかしそうにしているのは珍しい。
どんな事情があるか少し興味が湧いた。
「どうしたの?誰にも言わないから言ってみなよ?」
と返すと少しマーガレッタがはにかんで頷いた。
ははぁ。これは恋の相談かな。
自分はそういった経験がないから有効なアドバイスはできないとはいえ、
頼りにされたことは素直に嬉しかった。しかし、
「うん、あのね」
と話し始めたマーガレッタの話は、恋の相談ではなくダイエットの話。
ちっとも太っているように見えないけど、お腹が出てきたのが気になるとのこと。
当てが外れて少しガッカリしつつも、誰かを意識した結果のダイエットなのかもしれない。
そう思ってアドバイスはキチンとしてあげた。
「ありがとう。セシルに聞いてよかったよ!」
マーガレッタもいい笑顔で応えてくれたので、気分が良かった。
「それにしても・・・」
そういうと、マーガレッタは、私が座っている椅子の後ろに回った。
「セシルは本当にスタイルいいよね」
と言うと、後ろから私のお腹を触ってきた。
「そ、そうかな?」
「うん。私太ってるからすごく羨ましい。」
全然太ってなんかいないのに、と思いつつも、マーガレッタがご満悦の様子でさすっているので、
止めるわけにもいかず、されるがままにされていた。
ただ、私は部屋にいる時はノーブラで、今日も例外ではない。
(私にブラジャーは不要だろう、という突っ込みは不要だ。)
マーガレッタがお腹をさする動きに合わせて、服が上下し乳首を刺激した。
そのたびに微弱ではあるものの、甘美な刺激が体に走った。
普段ならそんなことはないのだが、今日は少し敏感らしかった。
しかし、そういう気分ではない時にこの手の刺激を受けると、甘さと共に罪悪感が残る。
とりあえずマーガレッタを部屋から追い出して、気持ちの仕切り直しをしよう。
そう思い、なるべく表情には出さず、話す時も声に影響しないように意識して、
私のお腹をさする手を外した。
「はい。ここまで。私もちょっとやりたいことがあるからお触りタイムは終わりだよ!」
なるべく不自然でない程度に笑顔を作り、拒絶したような空気にならないよう努めた。
「うん。相談に乗ってくれてありがとう。」
察したのかそうでないのか、そう言うと、マーガレッタは小さく手を振って部屋を出て行った。
私も「頑張ってね」と同じく手を振って送り出した。
さて、本の続きを読もうかな、と椅子を机に向けたところで、
体の奥に少しモゾモゾとした感覚が残っていることに気が付いた。
先程の乳首の刺激での甘い刺激。久しぶりだけど下半身に響いた。
(ちょっとだけ・・・)
自分で乳首をいじると、先程とは比較にならない快感が湧きあがり、腰をもじつかせた。
やはり今日はいつもより少し敏感な日らしい。
椅子の背に体を預けると、目を瞑って理想の男性を思い浮かべ、
その人に触られているところを想像しつつ、指での乳首の刺激を続けた。
股間に広がる甘い刺激がジンジンと響き、濡れてくるのが感じられた。
思わず腰が動いてしまう。体をくねらせている自分が恥ずかしくもあったが興奮した。
時々オナニーすることはあるものの、こんなに気持ちよいのは初めてだった。
段々気持ちが高まってきた。下にも触らないと我慢できない。
触って欲しい気持ちが最高に高まった瞬間、触って欲しいところに、触って欲しい強さで触れられ、
「あぁ・・・!」
思わず淫靡な声を漏らし、腰を振ってしまった。
慌てて振り返ると、マーガレッタの姿。
慌てて言い訳を考えたが、何も言葉が出なかった。
「ふーん?ちょっとやりたいことってそういうこと?」
マーガレッタが薄く笑いながら、からかうような馬鹿にしたような口調で言った。
「い、いや、その」
「私を追い出したのは、こんなことをやりたかったからなのね?」
「ち、違うよ!」
後から考えるとマーガレッタが下着に直接手を入れてきたことにも突っ込むべきであったが、
この時はそのようなことを考える余裕などはなかった。
しかも、先程、マーガレッタに触られた時に、自分の愛液とは違うものが塗られる感覚があったが、
それも目の前の状況を切り抜けることに全ての神経が向いていて、気に留めていられなかった。
「何が違うの?」
「だからね、あのね、」
脂汗が出てきた。どうしよう。何も考えられない。
私が、許して欲しい、という思いでマーガレッタを見つめていると、
マーガレッタは、意地悪な表情を解いて、少しほほえんだ。
「からかってごめん!」
突然の変換に頭がついていかず、私はポカンとマーガレッタを見つめた。
「いつもクールなセシルが珍しく慌ててるから、ついつい」
その時、マーガレッタを見つめる私は、おそらく泣きそうな表情だったに違いない。
「私にとって、クールなセシルは憧れなんだよ。あんなことをしていてビックリしたよ。」
とりあえず、許されているらしい雰囲気だったので安堵したものの、
恥ずかしいところ見られたことには変わらず複雑な気分であった。
と思うと、またマーガレッタは意地悪な表情に戻って、私を覗き込んで言った。
「ねね。私もセシルのおっぱい触っていい?」
「ダメ!」
「どうしても?」
「どうしても!」
マーガレッタは明らかにこの状況を楽しんでいる。
私は一刻も早く一人になりたかったが、前科があるので言い出せず、付き合い続けるしかなかった。
話しているうちに、体の奥から不思議な感覚が昇ってくるのがわかった。
ムラムラする、という言葉が最も適切なのだろうか。
腰の辺りがとにかく落ち着かず、体をくねらせそうになる衝動を抑えるのが大変だった。
先程と異なり、今度は対面している。そんなところを見られたら立ち直れないだろう。
早く帰って欲しい気持ちで頭がいっぱいだった。
いや、より正確に言うと、一刻も早くオナニーがしたいので一人になりたかった。
この内から湧き上がる衝動は、そういった形でしか消化できないものだ。
早く触りたい。早く気持ちよくなりたい。
しかし、目の前の美少女は帰る気配はない。
私も先程のことがあるので、自分からは言えない。察して欲しかった。
「ねえ、セシル。何かいやらしいこと考えてるでしょ?」
マーガレッタが突然そんなことを言い出したので慌てた。
「そ、そんなことないよ!」
「オナニーしたい、、、なんて思ってない?」
ずばり言い当てられて、顔が真っ赤になるのがわかった。
「やっぱりねー。」
「な、なんで・・・」
「さあね。なんででしょう〜?」
マーガレッタは悪戯っぽく笑った。
そして、私の後ろに回るマーガレッタ。
「セシル、いやらしいことして欲しそうな顔してるよ・・・?」
後ろから耳元で囁くと私の両太腿を優しく撫で上げてきた。
焦らされる感覚に我慢できず、私は腰を突き出し仰け反った。
下着がどんどん湿ってくるのがわかる。椅子にも垂れてくる勢いだ。
マーガレッタが耳元で囁く。
「さて、何して遊ぼうか?」
- 121 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/10/20(土) 21:22:59 ID:efefmOpM
- 20点。
もう少しまともな文章が書けるようになってから来るんだな。
- 122 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/10/22(月) 05:40:44 ID:yg4c2tS.
- そういう評価は書いてから言おうな?
雰囲気の違うマガレで新鮮に感じて楽しく読めた♪
- 123 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/10/23(火) 00:04:15 ID:fxXJhNCA
- >>121-122
読んでくれたありがとん。
誤字があったり、表現がワンパターンだったり、投稿してから自分でもアッ!てなった。
もうちょっと精進致します。
- 124 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/11/05(月) 00:01:36 ID:HQkcJgjo
- なんか電波受信したので。今日1日じゃちと書ききれんと思う。
上からのお知らせが突如、掲示板に現れた
お知らせ
ハロウィンイベント開催に伴い、ここレゲンシュルム研究所で
もハロウィンイベントを開催します。
日時:明日午前0時より24時間
開催場所:生体科学研究所4F
実施概要:期間中、ここにある腕輪を装備すると違うキャラのコスプレに変化し
ます。
まず一人ずつ、これを装備してください。
そして研究所4Fに隠れている2Fメンバー(コスプレ済)を発見し、
「トリックオアトリート」と言う。
その後見つけた証のスタンプをもらい、6人全員からスタンプをもらう
こと。
成功した場合には(不可能でない限りは)好きなものをさしあげます。
ただし制限時間までにスタンプが6つそろっていない場合には失敗とな
りその後24時間、変更不可能な特定のコスプレをしてもらいます。
なおこのイベントは強制参加です。参加しない場合は強制的に失敗扱い
いとさせていただきます。
生体ハロウィン実行委員会
- 125 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/11/05(月) 00:31:44 ID:HQkcJgjo
- 「…なによこれ?」
一番最初にみかけたのは怪訝そうな顔のセシルだった。
「なにやら面白そうじゃない。成功したらマーガレッタをこらしめられるチャンスね!」
そうして毎回裏目に出ているのにまだ諦めていないようだ。
「これをひとつ持っていけばいいのね?よっと。」
「ハロウィンでござるか…」
続いてエレメスが到着。
「お菓子くれなきゃいたずらするぞー! って懐かしいでござるな…」
「ほう?お菓子もらえなかったらイタズラできるとな(カチャカチャ)」
「お菓子渡すからベルトから手を離すでござる」
「チッ、しょうがねーな…」
ハワードは残念そうに腕輪を取った。
「では拙者も…」
「あら?これは何かしら」
マーガレッタがお知らせに気づいた。
「あらあらまぁまぁ…成功報酬が楽しみですわ〜。ではこれを」
マガレの頭の中はセシルの着せ替えでいっぱいだった
「おなかすいた…」
カトリーヌが通り過ぎようとしたがなにかあるのに気づいた
「おいしそう…」
ガリッ
「…たべれない…」
ムッとした表情でお知らせを読むカトリ。読んでいくと見る見る表情が明るくなった
「おかし10年分…たのしみ」
「ん?なんだこれは」
最後にやってきたのはセイレン。
「ふむ…これは気になっていたアレを取り寄せてもらうチャンス!残り物には福があるという…」
セイレンは最後の腕輪をとった。
- 126 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/11/05(月) 01:21:07 ID:HQkcJgjo
- 「おや?」
「あら?」
お知らせがバジル、トレンティーニの二人の目にとまった。
「ふーん…面白そうね。はい、あなた」
「なかなかいいな。僕たちおそろいだね」
「やだっ!恥ずかしいじゃないバカッ(////」
バカップルぶりを遺憾なく発揮した二人であった
「ん?なんだ?」
フラメルがやってきた
「はっ、バカバカしい!僕はこんなイベントやらないぞ!」
そこへセリアがやってきた
「それなぁに?」
「あ、セリア…さん。なんかイベントがあるらしいんですよ。ほら」
「ふーん…なるほど…たまには違う衣装ってのも面白そうね。あなたも参加するんでしょ?」
「えっ!?そ、そりゃ、ま、まぁ、と、当然!参加しますけどっ。」
「そう、じゃあ楽しみだねー。」
「そ、そうですねー(ぐっ…この状況で参加しないなんて言えるわけないじゃないか…)」
しぶしぶ腕輪を持って帰ることになったフラメルだった。
「そう、そうだ!強制コスプレで変な衣装になってセリアさんに見られるわけにはいかないからな!が、がんばろうじゃないか!」
「今日もいい鍛錬だった」
「やっぱ強いなー、さすがです…ん?」
ランデルとチェンの二人が、組み手の帰りにお知らせをみつけた
「好きなものをくれるのか…」
「ふむ、新しい武器が欲しかったところだ。ちょうどいい、参加しよう」
「じゃあ俺も…(こ、これでセリアさんにいいプレゼントでもすればっ!)」
「…面白いことになってきたわね…」
ガーティーが姿を現した。ずっとハイディングして、他の人の反応を見ていたようだ。
「さて、いろいろイタズラするチャンス…がんばるわよー!」
そして最後の腕輪をとった
- 127 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/11/05(月) 02:08:47 ID:HQkcJgjo
- 「ところであたしたちは…(胸元がきついわ…)」
「なんで僕らは(プププ)」
「こんな格好を…(うほっ姉貴のデカパイまで再現されてるぜ!)」
「させられてるのっっっ!(なにこの格好!?)」
「そういうイベントなんだから諦めましょう(憧れのランデル殿に…)」
「せやな…(兄ぃと一緒やけどまぁアレに比べたらマシなんかな…)」
2Fのメンツは既に衣装を着替えさせられているようだった。
セニアはパラディン(♂)の
カヴァクはガンスリンガー(♂)の
ラウレルはハイウィザード(♀)の
アルマイアはホワイトスミス(♂)の
トリスはスナイパー(♀)の
イレンドはワンダラーの
姿をしていた。
「ひどいよ!あんまりだよぉ!こんなのってないよ!(;△;)」
「あーっはっはっはっは、イレンドお前最高だよマジで!あっはははは」
「女子より高い女子力…なんか納得いかないわー」
「せやな…」
そしてふと、セニアがある異変に気づく
「…はっ?なにやら股間について…これは、ま、ま、ま、まさか、お…おち…」
「おっとそっから先は言わせへんで!」
「(私も男に変身したかったなー…)」
「ん?ということはまさかお前ら!?」
「あぁ、どうやらついてないようだ。おっぱいもアソコも触り放題見放題だぜ!ひゃっほーうい!」
「…(////」
「ひ、卑怯だぞ!俺にもみせろおおおお!」
「あ、あのヘンタイ共は放っておきましょう…」
「そ、そうね。しかし…」
イレンドは今にも泣きそうな顔でうつむいている
「(くっ…なにこのあざといポーズ…なんでこんなかわいいのよぐぬぬ…)」
「んーと、とりあえずウチらは4Fのどこかに隠れればええんやな?」
「そうみたい」
2Fメンバーの成功条件は4Fのどこかに隠れ「13人のうち、見つかった数が10人以内の場合」、
つまり11人以上に見つかった場合失敗となる。
「そういえばジェミニさんはどうなるんや?」
「あたしたちは撮影と」
「録画係だそうだ」
「録画って…」
「あの格好のイレンドがいろいろされちゃう絵とかな(ボソッ」
「!?ちょっと終了後商談ええか?(ボソッ」
「…(ビクン)」
イレンドは嫌な予感がしていた。このままでおわるわけがない…と
- 128 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/11/05(月) 04:37:51 ID:HQkcJgjo
- 「なぁラウレル、俺らの仲だからもちろん…」
「当然だろ?一緒に女体観賞しようぜ!」
「さすがだぜ兄弟!」
エロガキ二人によるよくわからない観賞会がはじまった。
「そんじゃーまずはおっぱいだな!」
「おう、そうだな!」
「(ぷるんっ)」
「おおおお…こ、これは…」
「予想以上のデカパイだな…」
生のおっぱいをみたことのない二人は、これでもかというほど凝視している。
「か…感触をだな…」
「ちょーやわらけー!まさに奇跡!(もみもみ」
「っ!」
「お前ももんでみろよ!マジすげーから」
「こ、これは…なかなかにす、すごいな…」
「だろ?」
(なんだ…?なんなんだこの不思議な感覚は…)
「そういや巨乳は肩が凝るとかなんとかいうがどうなんだ?」
「あー…胸にメロンくくりつけてるカンジだな…正直重い…」
「そうか…俺のねーちゃんはそんな悩みがないわけだな。あははははは」
「(ピキッ)なんか今無性に#を叩き込みたくなったわね…」
「どうしたでござる?セシル殿」
「うるさいっ!(ドーン」
「や、やつあたりでござるーー!!」
「次はケツだな…」
「お、おう…」
「しかしいい尻してるよなー…まったく…こんなグラマーボディーの姉ちゃんがいるなんてうらやましいぜ(もみもみ」
「ッ…!?」
「ん?どうした?」
「い、いや、なんでもない…(なんなんだ…たかが尻を触ってるだけなのに…この気持ちは…)」
ラウレルは得体の知れない羞恥心に苛まれながら続ける
「そんじゃいよいよ本命のココだな」
「あ、あぁ、そうだな…」
「よっと(くぱぁ)」
「…み、見るなぁ…」
「あ?どういうこと…っておい、すげーグショグショじゃねーかよ!まさか感じてたのか?」
「ぁ…」
「おいおい、乳首もこんなにカチカチじゃねーか…お前…」
「じ、実況すんなバカ!ヘンタイ!」
魔法を撃ってくるラウレルは羞恥が限界でもはや爆発寸前のようだった。
「(くっ…なんだこいつ…かわいいぞ…)っ!」
「んむっ!?」
とめるためにカヴァク口でラウレルの口を塞いだ。つまるところキスである。
「お前が…(れろっ)悪いんだ(くちゅ)、かわいいから…」
「んぅ!…カヴァ…あぅ…らめ…はむ…」
相手がラウレルだと、中身は男だとわかっていても二人はキスをやめる気にはならなかった
「…落ち着いたか?バカヤロウ」
「う…うん…それで…そ、その…」
「なんだよ?まさか、したいっていうんじゃないだろうな?」
「ぇ…あ…その、ま、まさかで…」
「いいさ、あんなかわいい姿見せられちゃ俺ももう我慢できねぇ。」
そうすると、カヴァクは自分のペニスをスボンから出した。
「あ…」
「な、なんだよ…じろじろみんなよ。お前にだってついてただろ?」
「そうなんだけど…お、大きいなって…」
「あーもう、とにかく好きなようにするぞ。」
「お願い!早くしてぇ…」
(ずぷっ)
「っあああ!」
カヴァクのペニスが半分ほど入ったところで何かに引っかかった
「これが噂の処女膜ってやつか…そういや初めてって痛いんだっけ?」
「わ、わからない…けど…そうらしいな…い、いくなら一気にいってくれ…」
「あぁ、わかったよっ!おらっ(ブチッ)」
「っああ゛あ゛あ゛っ!!!」
何かが切れたような感触がして、カヴァクのペニスが根元まで入る。
それと同時に、ラウレルの聞いたことのない悲鳴が轟いた。
「お、おい…お前だいじょうぶなのか?かなりヤバそうなんだが」
「ぁ…だ…だいじょ…ぶじゃ…な…ぅあ…すご…く…うぅ…痛い…」
エロ本ではそれほど痛みがないように描かれているが、これほどのものだったとは想像してなかったらしい。
「あー…動いてだいじょうぶか?」
「ゆ、ゆっくり…おねがい…」
緩やかにストロークを始めるカヴァク。その度に小さな悲鳴がこぼれていたのだが、しばらくするとその声は徐々に甘みを帯びていった。
「あ、はぁ、あぁん!ぁ!」
「痛みはだいぶ消えたか?」
「あぁっ!な、なんとか…んぁ!よくわからない気持ちが…ぅあ!あふれてく、くるぅ…はぁん!」
「俺もよくわかんが…はっ…自分でするよりすげー気持ちいい!もう出そうだ!」
「あぁ!ら、らめぇ…ぁん、何かが…何かが、くるぅぅ!」
「膣内に射精すぞ!ラウレル!っ、あぁ!」
「あっ!あぁっ!あああああああああっ!!!」
(どぴゅっ びゅっ びゅくっ びゅるっ)
二人は同時に絶頂を迎えた。
…
「なぁ…ところでさ…」
「なんだ?」
「イクってどんな感覚だった?」
「よくわかんねー…言葉じゃ上手く表せないっていうかなんというか…」
「そうか…ってやべー!もう11時30分じゃねーか!隠れる時間ねーぞ!」
「うおっ!マジか…急いで隠れないとな…」
「じゃあ幸運を祈るぜ!兄弟」
「おう!」
イベントが終わればラウレルはまた元の男に戻る。
性別は戻っても、この感覚は彼の中に残り続けるのだろう。
それによって性格が変わるか、変わらないのか、それは彼のみぞ知ることだろう…
「明日は、誰にしてもらおうかなぁ…」
To be continued
あー…こんな時間かよ…このまま寝たら確実に寝坊して仕事遅刻するな…
続きはたぶん明日だ。いよいよイベントがはじまる
- 129 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/11/06(火) 00:49:33 ID:bZUs8trg
- 「…」
3Fメンバーと4Fメンバーの13人が、一同に首を揃えていた。
なんともいえない空気が漂うが、ある男の出現で雰囲気はとたんに変わる
「キヒヒヒヒヒヒヒヒ、よぉお前ら、元気か?形だけの主催者だ。キヒヒヒヒ」
研究所の実質最高責任者、ボルゼブだ。
しかし、この男が信用にたりる人物ではないことは場の全員がわかっていた
「何を企んでるの?」
「単にその腕輪の性能を試してもらいたかっただけだ。他意はないぜ、キヒヒヒ」
「…たぶん嘘はついてないと思うわ。同じ教授として思うけど」
とりあえず話を聞くことにした。
「さて、あと5分ほどで、お前らは3次職を含む別の職業の衣装にチェンジする。既に2Fの輩で試したときは無事成功だったぜ。」
(…アクビになれれば私も大きく…)
(剣士たんになってセニアとおそろいに…いや、ここはスパノビたんもアリか!?)
各々の欲望が渦巻く中、とんでもない一言が放たれる。
「ちなみにいっとくが性別とか決まってねーぞ、完全に運次第だ。」
「…はぁ!!!???」
「誰がどの腕輪とるかわかんねーじゃん?めんどくせーから既にインプットしてあんのさ。いやー滑稽だったぜー。2Fのアコライト、イレンドとかいったか?アイツワンダラーの格好になっちまってよぉwww」
「…それはつまり…」
「お前がもし男修羅でも引いちまったら、完全にアウトだなぁ。なんせ上半身裸だぜぇ?キヒヒヒヒ」
「(ピキッ)アンタいい加減に…」
(ガシッ)
マガレが怒るセシルを止める
「止めないでマーガレッタ、私は…」
「もし…もしですけど、違う性別を引いた場合、体のほうはどうなりますの?」
「あー?2Fのやつらの結果を見た限りではそれに準じてたぞ。さっきの例でいえばアイツは完全に女の体だったぜ。」
「す…す…」
誰の目にもわかるくらいマガレの目はとても輝いていた。
「素晴らしいですわ!男性になったらセシルちゃんとあんなことやこんなことやにゃんにゃんまでできるじゃない!」
「…あー…ダメだこりゃ…」
そして目が輝いていた人物がもう一人、セリアである。
「男体を研究するチャンス…このような未知に出会えるチャンス…無駄にするわけには行かないわっ!」
(あーあ…悪いクセがでちゃったなぁ…)
そうこうしている間に5分は過ぎていた。
「おおっと。もうそろそろ変化する頃合だ。ゆっくりイベントを楽しんでくれよぉ!じゃあな!キヒヒヒヒヒ」
「あ、ちょっと待ちなさ…」
光に包まれたかと思うと、既に衣装は変化していた。
セイレンはマジシャン(♀)に
セシルはウォーロック(♀)に
カトリはスーパーノービス(♂)に
ハワードは修羅(♂)に
エレメスはアークビショップ(♀)に
マーガレッタはソーサラー(♂)に
ランデルはスーパーノービス(♀)に
バジルは拳聖(♀)に
トレンはソウルリンカ−(♂)に
セリアはクリエイター(♂)に
フラメルはプロフェッサー(♀)に
ガーティーはアサシンクロス(♂)に
チェンは忍者(♂)に
(キヒヒヒヒ…本当は何に変わるかなんてインプットしてないがな。上の人の意思で決まるからどれをとっても変わらねぇよ。)
- 130 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2013/04/03(水) 21:41:00 ID:PsDBeDsI
- 萌えスレ44階の324を見ていたらムラムラして勢いでSSを書いてしまった。
セリア×フラ♀だから楽しめる人は少数派かもしれないが、
楽しめる人が一人でもいたなら嬉しい。
シオニーと言うよりも、只のドSなセリア嬢だけども…
その日、セリアの機嫌はすこぶる悪かった。
足早かつ乱暴に歩く姿は普段の優雅さなど欠片も無く、
綺麗に整った顔もすっかり仏頂面になってしまっている。
(ああもう…どこに落としたのかしら…)
それもそのはず、セリアは一番のお気に入りの髪飾りを紛失していた。
寝る時以外は常に肌身離さず着けていたのだ。
無くすことなど有り得なかった。
あの髪飾りは、セリアの意中の人が気まぐれでくれたものである。
何が何でも見つけ出す必要があった。
髪飾りを探し始めてから早半刻。
焦りは次第に苛立ちへと変わり、現在ピークを迎えていた。
その時。背後からセリアに向かって近付いてくる駆け足が一つ。
「セ、セリア!」
名を呼ばれ、足を止める。聞いたことのない女性の声だった。
今はそれどころではないのだが、呼ばれた手前無視する訳にもいかない。
くるりと踵を返したセリアの目に飛び込んで来たのは、
やはり見たことのないクリエイターの少女だった。
背はセリアよりも若干低い位か。
深海色の髪と瞳を持つ少女は、まだあどけなさを残す顔立ちをしていた。
「…どちら様かしら?」
セリアの知らない目の前の少女は、どうやらセリアのことを知っているようだった。
怪訝な顔つきで、セリアは眉を顰める。
「あ、僕は…その…フラメルです」
居心地が悪そうに視線を泳がせ、後ろ手を組んだままぎこちなく名乗る少女。
セリアはその名を知っていた。知ってはいたが、その人物は少なくとも少女ではない。
一体どういうことなのか。セリアは常識の範囲内で考察する。
「そう。奇遇ね、私の友人に同じ名前の男の子がいるわ」
結果、偶然の一致という事象で片付けることにした。
非常識な答えも浮かびはしたが、もしそうだとしたら面倒なことこの上ない。
今は適当に切り上げて、髪飾りの捜索に戻りたかった。
「悪いけれど、用事なら後にしてもらえるかしら。大事な探し物をしているの」
淡々と告げ、背を向ける。
「ま、まって!」
間髪入れず、フラメルと名乗る少女が声をあげた。
「探し物って、もしかしてこれかな…?」
おずおずとかけられた声の内容に思わず顔を顰め、セリアは再度振り返る。
少女が差し出した掌の上には、正にセリアが探していた髪飾りがあった。
が、髪飾りの一部が欠けてしまっている。
ピシッ、と音が聞こえてきそうな程に、一瞬で場の空気が凍りついた。
「…これに間違いないわ。壊れているようだけど」
自分でも驚く程、冷たい声色だった。
「どういうこと?」
無くしたと思っていた髪飾りは何故か見知らぬ少女の手にあり、しかも壊れている。
セリアは少女に向き直り、おもむろに腕を組んだ。
今にも舌打ちが聞こえて来そうなほど怒気を孕んだ雰囲気を醸し出しているセリアに、
フラメルは完全に萎縮していた。躊躇いがちに、口を開く。
「これは、その…朝起きたら僕が女の子になってて。
面白がったガーティさんがセリアが寝ているうちに部屋から髪飾りを持ち出して。
僕につけようとするから、抵抗してたらパキッと…」
申し訳なさそうに頭を垂れる目の前の少女は、
どうやらセリアの知るフラメルで間違いなさそうだった。
半ば信じがたいが、その言動はどう見ても本人だ。
良く見ると目と髪の色は以前と変わっていない。
髪飾りを勝手に持ち出した上に壊したという事実と、
その犯人がフラメルであったことに
セリアの怒りは頂点を迎えた。
「……。」
俯き、その目元を陰らせるセリアの顔を、機嫌を伺うようにフラメルが覗きこむ。
「あの、セリア?」
口を開いてみたものの、怒りのあまり唇が戦慄き言葉にならない。
深呼吸し、深く息を吐くと僅かに顔を上げてフラメルを睨みつける。
「謝罪は?…普通、まずは言い訳を並べる前に謝罪するもんじゃないかしら」
「ごっ、ごめんなさい」
何か汚いものを見るような目で見られ、
フラメルは首を竦めてすぐさま謝罪の言葉を述べた。
胸の底から止め処なく湧く怒りに、更なる冷徹な言葉を向ける。
「……言葉だけで済むと思ってるの?」
嘲笑し、吐き捨てる。その態度と台詞に、フラメルは困惑の表情を浮かべた。
どういう意味か理解していないのだろう、
セリアは苛立ちを募らせ言葉少なに口を開く。
「土下座して」
「えっ」
明らかに動揺するフラメルを、冷めた目で見つめる。
短く戸惑いの声を上げ、不安そうに辺りを見渡していた。
誠意を見せるならばそれくらいするべきだと、セリアは思う。
フラメルはあの髪飾りがセリアにとってどれ程大切であったかを知っていた筈だ。
それを壊しておいて謝罪の言葉一つで済ませようなどと虫が良すぎる。
だがプライドが邪魔しているのだろう、
いつまで経っても行動を起こさないフラメルに、
セリアは痺れを切らした。
「謝罪の一つもできないの?貴方って本当に屑なのね」
「うっ…」
ありったけの軽蔑の眼差しを向け言い放つと、フラメルの顔が良心の呵責に歪む。
歯を食い縛り、両の手の拳を握り締めるとゆっくりと膝を折り、その掌を床に着けた。
「ごめんなさい…」
こうべを垂れ、震えた声で謝罪の言葉を述べる。
表情こそ見えないが、普段のフラメルを見るに断腸の思いでの行動であることに間違いない。
その姿を見た直後、驚く程セリアの怒りはすっと消えていった。
苛立って居た所に壊れた髪飾りを見せられ、
怒りの勢いに任せ半ば八つ当たりのように土下座することを要求してしまったが。
冷静に考えてみれば、髪飾りを勝手に持ち出したのはガーティであり、
髪飾りを壊したのもフラメルだけではない、二人の責任だ。
それも悪意があったわけではない。
(やりすぎたかも…。)
髪飾りも、良く見たら少し手を加えるだけで修理できそうだった。
セリアはゆっくりと地面に肩膝を付き、フラメルの前に屈み込む。
「もう良いわ。顔を上げて」
そう声をかけると、フラメルは恐る恐る顔を上げた。
セリアを見上げる顔は、今にも泣き出しそうで…。
不安を露にしたその表情に、不覚にもドキリとする。
それはさしづめ、主人に捨てられそうな子犬のような哀愁があった。
(フラメルもこんな顔するのね。)
少女の姿だからこそ、余計に引き立つのかもしれないが。
先程フラメルが垣間見せた、プライドと葛藤する様を思い出し、ぞくりとする。
その自尊心をへし折った上で、服従させてみたい。
自尊心と下された命令を天秤にかける時の、苦汁をなめるような表情を見たい。
その顔を屈辱に歪めさせた上で、支配したい。
セリアの心に宿った好奇心は、むくむくと頭をもたげ始める。
「許してくれるのかな…?」
あれ程までの怒りをぶつけられたのは初めてだったのだろう、
フラメルはすっかり萎縮してしまっている。
これは、丁度良い機会かもしれない。
ほんの少し、意地悪をしてみたい衝動に駆られる。
にこり。微笑みを向けると、フラメルの表情が安堵に染まった。
「もちろん、許さないわ」
無情にも吐き出される言葉に、再び凍りつくフラメル。
「本当なら、貴方みたいな屑とは金輪際口を利きたくない位なのだけど。
貴方のその姿、結構似合ってるし、
これからしばらく私に絶対服従するなら考えてあげても良いわ」
「えっ…」
真顔で再度吐き出される暴言に、フラメルは泣き出しそうな、
困ったような複雑な表情を浮かべる。
「どうするの?やるの?やらないの?」
首を傾げ、目を細めてじっと見つめると、一瞬だけフラメルの頬が赤く染まった。
「や、やります…」
フラメルの決断に、セリアは満足そうに口端を緩め立ち上がる。
「そう。じゃ、私の部屋に行きましょう」
踵を返し、颯爽と歩き出す。
数秒後、背後からセリアの後を追いかける慌しい足音が冷たい廊下に響いた。
- 131 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2013/04/03(水) 21:47:50 ID:PsDBeDsI
- セリアとフラメルが話をしていた場所より僅か数メートル先、
物陰に隠れて様子を窺っていた5つの影がざわつき始める。
「あちゃー。フラメルには悪いことしちゃったね、二人には後で謝っとこ」
事の端末を見守っていた紫色の長髪の女性が、
頭を掻きながら申し訳なさそうに呟く。
「おい。あれは止めた方がいいんじゃねえの」
白髪の背の高い男がぶっきらぼうに口を開くと、
辺りから「うーん」という何人かの唸り声が聞こえた。
紫の髪の女性は頷き、口元に手を添える。
真剣な面持ちを振舞ってはいるが、その目は笑っていた。
「確実にセリアに変なスイッチ入ったねぇ…。ここはやっぱ、リーダーが止めに」
「悪いが無理だ」
女性が言い終わるよりも早く、
今度は茶髪のポニーテールの男性がぴしゃりと言い放つ。
「でも凄いですよね、フラメルくん。
嫌われたくない一心であんなことするなんて…正に愛です!」
ぱあと顔に喜色を浮かべ、桃色の髪を二つ結びにした女性がやや興奮した様子ではしゃいでいた。
その隣で、金髪の男性が腕組みをしてコクコクと頷く。
「ボクのトレンティーニへの愛に比べたら、彼はまだまだ未熟だけどね」
「アルフォ…」
桃色の髪の女性がうっとりと見上げれば、
二人はたちまち吸い込まれるように見つめ合う。
固有の結界を形成し始めた二人に、紫の髪の女性が苦笑まじりでため息を吐いた。
「まー、ほっといてもいいかもな。フラメルもセリアになら何されたって本望だろ」
白髪の男性の言葉を皮切りに、一同は「あー」と声を上げ頷く。
「せっかくセリアさんが望んで二人きりになったんだから、邪魔しちゃダメですね」
「そうだな。私は部屋に戻って報告書を纏めてくる。何かあったら呼んでくれ」
「ボクも戻って新しい歌を作ろうかな」
「じゃ、各自解散〜ってことで。チェン、筋トレ手伝ったろーか?」
「ん、宜しく頼む」
各々顔を見合わせた後、片手を上げて目的の場所を目指しその場から立ち去る。
先程まで賑やかだった野次馬空間には、たちまち静寂が訪れた。
この後、部屋に連れ込まれたフラメルがセリア様のおみ足をペロペロする展開が
脳内では構成されているが、いざ文章に起こしたら非常に恥ずかしかったので断念。
- 132 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2013/04/27(土) 01:50:36 ID:DwlpQoqE
- 久しぶりに着たら投下されてた。その恥ずかしい文章を書けるようになったら一人前だぞ。
待ってはいるがあまり期待はしないでおく
- 133 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2014/09/14(日) 15:52:38 ID:lwRjBrmI
- 「ねね、カヴァクとはどこまで行ったのー?」
「フフフ、隠し事はセニアの為にならへんでー」
ずいっと迫ってくるアルマとトリス。
最近はもっぱら、この話題ばかりである。
(うぅ・・・めちゃくちゃ期待に満ちた目・・・)
そんなにキラキラした瞳で見つめられると・・・正直やりずらい。
だが、自分もトリスやアルマの話を聞くときは、こんな目をしていたのだろう・・・
数週間前のワクテカしていた自分(それも漫画等を参考に盛られたハッタリの体験談に対して)を思い出し、セニアは赤面する。
「うー・・・キス・・・までしかしてないよ」
「えー本当にー?」
「進展あったときは、ちゃんと報告するんやで」
「そんなコトより!トリスもアルマも自分の彼氏を作りなさいッ」
「あはは、セニア照れてるー?」
・
・
・
パジャマに着替えて、大好きな人を待つセニア。
ベッドの上で正座して、そわそわと落ち着きが無い。
「セーニア♪」
「ひゃっ」
突然後ろから抱きつかれて、セニアは軽く悲鳴を上げてしまう。
音も立てずにどうやって進入したのだろうか?
いつものパジャマに着替えた大好きな人、カヴァク=イカルスがそこに居た。
「もう!・・・ね?・・・いつもの・・・『おやすみのキス』・・・しよ?」
「・・・ああ・・・」
- 134 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2014/09/14(日) 15:53:49 ID:lwRjBrmI
- 『おやすみのキス』
二人はまだ一次職、何かあったとき責任だって取れないし、それに・・・むやみに進むのはちょっと怖い。
だから・・・『しばらくは、ハグとキスまで』それが二人の間の暗黙のルール。
最初はついばむような軽いキス。
(ちゅっ、ぺろ、んっ、ちゅぅっ、ちゅっ、れろ)
互いの唇や吐息を感じながら何度も何度も繰り返す。
キスを続けながら、セニアからそっとカヴァクの背中に腕を回していく。
カヴァクも応えるように腕を回し、セニアを抱きしめる。
ギュっと密着した二人。薄布で隔てられた互いの体温を、鼓動を、柔らかさを、全身で感じ取る。
「セニア・・・やわらかい・・・」
「・・・もう・・・」
耳元で突然ささやかれて、セニアの鼓動が跳ね上がる。
ごまかすように、セニアはカヴァクの頭に手を回し、今までよりも深いキスをはじめる。
頃合を見計らって、カヴァクがセニアに少しずつ体重をかけて横たえる。
二人の間の暗黙のルール、訪れた方が上になる。ここはセニアの部屋なので、カヴァクが上だ。
横になって自由になった互いの足を絡めあい、キスを続行。
相手の背中や髪、首筋を撫でながら、キスを続行。
手を伸ばせば、もっと大切なところだって撫でる事ができる。
(さわりたい・・・!カヴァクのあそこに)
(さわりたい・・・!セニアの胸に、あそこに)
でも、そこで触らないのが二人の間の暗黙のルール。
大切なところに触れたりしたら、それはキスではなくペッティングになってしまう。
一次職の二人にはまだ早い。
(ちゅぅっ、れろ、んっ、ふぅっ、ぺろ、ちゅぅ)
キスを続けている間に生まれてくる、耐え難い体の奥底の灼熱の疼き。
お互いの息も大分荒くなっている。
むずっ・・・
セニアが拙い動きで腰を振り出す。大切な場所をカヴァクに擦り付けるように。
カヴァクもつられて腰を動かしだす。
「あ・・・はぁっ・・・」
「ふっ・・・っくッ・・・」
擦れ合う快感が口元からこぼれる。
ちなみにこれはハグ、抱きしめあう行為の一環なのでOK。二人の間の暗黙のルールである。
ここからはもう夢中、お互いの口を貪りながら、お互いの腰を擦り付けあう。
「セニア!セニア!セニアっ!!」
「あぁッ、カヴァクっ!」
「くっ、でるッ、ん・・・ふぅぅッ・・・!!」
「あっ、あぁッ、〜〜〜〜〜〜ッッ!」
同時に達して、互いの性器からこぼれた愛と欲望が布越しに交じり合い、
絶頂の余韻の中、睡魔が二人を包んで行く。
「セニア・・・大好きだ・・・」
「うん・・・わたしも・・・」
- 135 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2014/09/14(日) 15:56:10 ID:lwRjBrmI
- ・
・
・
「なーセニアー、カヴァクはんと何か進展あったー?」
「キスだけじゃ物足りないでしょー?」
ずいっと迫ってくるアルマとトリス。
「うー・・・キス・・・までしかしてないよ」
「それに、ね?それ以上は、わたしたちには早いよ?」
どこと無くいたずらっぽい表情で照れ笑いするセニアは、
親友の目から見ても、いつにも増して可愛く見えた。
- 136 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2014/09/14(日) 16:22:50 ID:0sUNoy8.
- ふぉおおおおおおおおおおお
ごちそうさまだ、今日の夕食代が浮く勢いだし糖分補給もできたぞ!!
- 137 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2014/09/15(月) 21:34:05 ID:n58gz6Sw
- カヴァセニ!そういうのもあるのか
- 138 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2014/09/15(月) 22:42:29 ID:t5ESqF92
- カップルとしては珍しいけどウブな純愛系というくくりにすると確かに代用が利かない
- 139 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2015/09/03(木) 04:05:44 ID:VWR.ZXxc
- 久々に来てみたが1年もレスがないのか
寂しいな
- 140 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2015/11/23(月) 19:33:43 ID:ihtCer36
- 暗い部屋の中、二つの細い肢体が絡み合う。
「トリス!・・・トリスッッ」
「ああっ・・・イレンド・・・気持ちいいっ」
互いの名を呼び合い、拙い動きで夢中に腰を振り、唇を求め合い・・・
徐々に上がって行く嬌声のトーン、早まって行く動きのペース、そして・・・
「んんっ・・・!!」
ひときわ高い声と共にイレンドの体が跳ねる。
荒い息をつきながら倒れこむイレンド。
脱力した相手の重みを感じながら、髪や背中を撫でつつ、行為の余韻を楽しむトリス。
その後はいつも通り。
汗を流して身支度を整えて、最後に唇をもう一度重ねて、訪れた方は自分の部屋へと戻る。
「またね」と挨拶を交わして、部屋の中が自分だけになって、しばらくしてから、トリスは深く深くため息をついた。
目を閉じて、自分の心と向かい合う。
男の子と肌を重ねるのは好きだ。
相手に気持ちよくなってもらうと自分も嬉しい。
でも・・・
自分の手を見ながら考える。
毛の薄いイレンドの物、ちょっと左に曲がったラウレルの物、皮があまり気味のカヴァクの物、どれも親指くらいの大きさだ。
個人差?年齢差?漫画とかで見る男の人のは凄いけど・・・誇張表現なのかな。
大きければ良いって物じゃあ無いけど・・・、でも、もっと大きいのも試してみたい。
手でしてあげる時、口でして上げる時、ちょっとの量が『てろっ』っと出てくるだけだ。
もっとこう、ビュルビュルっと飛び出して、服や顔を汚したり、髪に絡まって洗うのが大変だったりしないのだろうか?
妊娠したいって訳じゃあ無いけど・・・、もっと沢山出してもらいたい。
二人が繋がっている時間は長くても大体5分くらいだ。
する前のイチャイチャもした後のイチャイチャも嫌いじゃないけど、している時が一番好きだ。
・・・もっとたっぷりしたい。もっと激しくしたい。1回だけじゃなく、何回でもしたい。
エッチは好き、でもエッチでイった事が無い・・・はぁ・・・
そこでふと、青ざめる。
自分にもっと魅力があれば、もっと大きくなるのでは?もっと沢山だしてくれるのでは?
いや、魅力が無かったらすぐにイったりはしないはずだし、でもどうなんだろう・・・
そもそもこんな事考えてる女子ってどうなのだろう?
いや、みんな口や態度には出さないしあたしも口や態度に出してない。でも頭の中では同じような事考えているハズ!
・・・本当にそうだろうか?
さっきの行為でイけなかったムラムラがまだ燻っている・・・でもテンションがあがらない。
こんな気持ちでするのはオナニーの神様に失礼だ。
頭の中で巫山戯た台詞を考えてみたが即後悔、ますますブルーになる。
「少し、頭冷やそうか」
自分に言い聞かせながら、彼女――ヒュッケバイン=トリスは、
冷たい夜の空気の満ちた研究所内へ足を踏み出した。
- 141 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2015/11/23(月) 19:34:09 ID:ihtCer36
- 冬を間近に控えたこの季節、だというのにその男は汗を流していた。
彼が腕を振るう度に、闇の中、銀光が閃く。
スッ ―― 殺気を感じさせない、音無しの剣
ボッ ―― 空気の爆ぜる、盾だろうと鎧だろうと粉砕する剛剣
シュシュシュッ ―― 大気を裂き四方から襲い掛かる剣の舞
変幻自在の剣の使い手、名はセイレン=ウィンザー、ロードナイトであり生体研究所3階のリーダー格である。
『鍛錬を怠らない男』『真面目』『責任感が強い』『頼りになる』などと仲間内からは評価され、
第三者からもおそらくそのように評価されるであろう。
だが本人は・・・
「ふッ」
鋭い呼気と共に必殺の剣を、闇に浮かぶ仮想敵『セイレン=ウィンザー』へと叩き込む。
破壊したい!自分自身を!
だが、それができないのも自分である。
『助かった』『ありがとう』『セイレンがリーダーで良かった』etc...
仲間が喜んでくれるのは嬉しい・・・だが、自分にそのような賛辞を受ける資格があるのだろうか?
今日の昼間だって・・・
冒険者の接近を許してしまったセシルの元へ駆け付け敵を両断した時の、彼女の安心と安堵・・・
それを踏みにじったらどうなっていただろうか?
信頼しきっている彼女を力で組み敷き、生地の硬いショートパンツを引き裂き、メンタルの弱い所がある彼女は不意の悪意にまともな対処が出来ずただ泣き叫ぶばかりで――
いや、妄想はやめておかないと止まらなくなる。しかしもう遅い。
『・・・セイレン真面目すぎ・・・』『うふふ、そうねぇ。そこが良い所なのでしょうけど。もう少し気楽にしても良いのですよ?』
露出が少なければ良いと言う物でも無い。
マーガレッタのいでたちは素肌こそ少ない物の、女性のやわらかなラインがはっきりとわかる服装である。
では露出が多ければどうなるかというと、それがカトリーヌ。
隣に立てば見下ろす事になり胸の谷間が、段差で見上げれば太ももの付け根やショーツが見えてしまう。
自分が無理やりする妄想、自分が無理やりされる妄想、双方合意の甘酸っぱい妄想、いや妄想は良くない、複数でする妄想・・・
現実のセイレンは、邪悪な妄想を振り払うようひたすらに剣を振るう。
そんな事で消えるくらいなら苦労はしないのだが・・・
トリス「・・・」
微かな空気の震えを感じ取って来てみれば・・・3階のセイレンお兄さんが必死で剣を振っている。
もう十分強いのに、今晩はこんなに寒いのに、それでもこの人は鍛錬しているのだ。
さっきまでの自分が益々嫌いになる。
盗賊のトリスからしたら、騎士サマはそれだけで格好良いのだが・・・
整った顔立ち、3階の強者達を束ねる実力と人格、日常の凛々しさと柔らかさを兼ね備えた佇まい、
この人の彼女やお嫁さんになる人は、きっと自分とはかけ離れた素敵な人なのだろう。
トリス(・・・後でランニングでもしよっと)
でも今はもう少し、この人の剣を見ていたい。
―――しばらくして、セイレンの動きが突然、ガクっと止まった。
セイレン「ハァッ・・・ハッ・・・ハッ・・・ハッ・・・」
片膝を付きながら、顎の先へ流れ落ちる汗をそのままに、荒い息を繰り返す。
トリス(トラブル!?・・・じゃない、休憩?追い込み過ぎだよ・・・)
だが、その後セイレンがとった行動は、トリスの想像を超えるものだった。
覚束ない手付きで、ベルトの辺りをガチャガチャしているセイレン。
トリス(な!?・・・!?!?!!!!)
冷たい夜の空気の中に栗の花の、いや、強烈な男の匂い、精液の匂いが広がる。
トリス(え!?じゃあさっきのって穿いたまま・・・え?え!?)
事態が飲み込めないまま、セイレンに気づかれないように、もう少し近く、もう少し良く見える場所へと移動するトリス。
一方セイレンは、見られているとは露知らず、荒い息をつきながら自分のちんこを取り出す。
多くは下着に染み込んだものの、にちゃあ、と先ほど吐き出されたものが糸を引く。
トリス(バ・・・バナナ?)
サイズや反りは正にバナナ、一房298zの高級バナナだ。先端の形状はキノコや蛇の頭に例えられるだろうか。
パツパツに張り詰めた先っぽはヌラヌラと鈍く光り、棒の部分は赤黒く、血管が幾重にも走っている。
ゴクリ・・・自分の唾を飲む音が嫌に大きく聞こえ、トリスは慌てて周囲を警戒した。
最早そんな程度では気付かないのがセイレン。
声を抑えるためシャツを咥え、それでも獣のような荒い吐息を漏らしながら、自分の剛直をひたすらしごく!
下腹部に当たる手首がパンパンと、こぼれ出た液体がニチャニチャと、卑猥な音を立てながらひたすらしごく!
身を捩りながら、持ち手を時々変えながら、しごき続ける事たっぷり20分!
セイレン「ふッ!!・・・ぐぅッッ・・・!!・・・・・・ふゥうッッッッ〜〜〜〜!!!」
びゅるるっと音でも聞こえてきそうな、そんな勢いで吐き出された精液が弧を描く。
飛んだ先は、こっそり近付いて来ていたトリスの顔や胸元。
だが2発目が、無音カメラを起動していたスマホにかかり、トリスはつい声を上げてしまった。
トリス「あ」
セイレン「!!!!?????ッ!?」
トリス「・・・」
セイレン「・・・」
口元に垂れてきたぶりぶりした白濁をぺろりと舐めた後、とびっきりの笑顔を作って・・・
トリス「こんばんわー♪」
未だにそそり立つちんこに向かって、トリスは挨拶をした。
- 142 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2018/07/25(水) 21:06:22 ID:pB/YkcpY
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