【18歳未満進入禁止】弓職&踊り子命令スレ Part4
[16:高慢なジプシー(2010/01/30(土) 16:49:24 ID:203twfrk)]
>>14
「ゲーム・・・ですの?
気分転換になるのでしたら、別に構いませんわよ」。
鬼ごっこと聞いて、彼女も童心のころを思い出したのか、あっさり14に対して参加することを伝える
高慢なジプシー。
14にすれば上等な獲物が掛かってくれたと内心で喜びながら、高慢なジプシーを会場へと連れて行く。
会場では既に数人ほど待機している状態で、高慢なジプシーを残すと14は他の参加者を集めに再度
出かけていった。
その間は高慢なジプシーは手持ち無沙汰に適当に周囲を見回っていたが、そんな彼女に対して
会場の男たちから値踏みするような視線が投げかけられていた。
小柄な高慢なジプシーの身体では胸もお尻も余計に大きく見えるため、男たちにとっては注目の
的であった。
高慢なジプシーも自分に投げかけられる視線に気づいてはいたが、
(人の身体を粘つくように見るなんて・・・下品な方々ですわ。
あのような輩はどこにでもいて困りますわ)
彼女にとっては好色な視線はよくあるものであるため、男たちがどういうふうに彼女を蹂躙しようか
考えている視線であることに気づかなかった。
ややしばらくして、会場には十数人ほどが集まる状態となっていた。
高慢なジプシー以外は男性しか見当たらない状態なので、流石に彼女も場違いな感じを受けていた。
そんな中で14が高慢なジプシーだけを違う場所に連れて行くと、改めてルールの説明を行う。
それを聞いて高慢なジプシーの顔が青ざめ、
「冗談ではありませんわ!わたくしがどうしてそのような程度の低いことをしなくてはなりませんの!」
14に対して抗議を行う高慢なジプシー。
「このような催しには参加しません!わたくしは帰らせてもらいますわ!」
そういって高慢なジプシーは帰ろうとするが、
「それはダメだ。既に参加表明をした以上はやってもらうぞ。そもそも終わるまで変えれないから、
頑張って逃げてくれ」
14から自分の意思ではどうにも出来ないことを知ると、そのまま走り出して14の前から姿を消した。
そのため14のルールの続きは聞くことができなかった。
特に気にも留めずに14はそのまま先ほどの場所に戻り、参加者から参加費を回収し開催を宣言する
のだった。
(全く・・・何故このような・・・このわたくしの身体が・・・)
胸中で自分が嵌められたことを毒づきながら、手近な場所に身を隠す高慢なジプシー。
(こうなったら逃げ切ってみせるしかありませんわね)
高慢なジプシーは逃げ回ることを決意すると、彼女を見つけたのか不用意に近づいてくる男たち。
「―――-っ!甘いのですわ!」
男たちを一瞥すると、高慢なジプシーは魔力のある叫びを放つ。
「キャー!!!」「えっち!!」「どこ見てるのよっ!!」
その叫びを聞いて、何人かがスタンするのを確認すると、高慢なジプシーはペコペコの羽を頭に
つけて走り始めた。
スタンせずに追ってきた中にはペコに乗った騎士もおり、彼女のすぐそこまで追いつくが、
高慢なジプシーもその場でステップを行い、「わたしを忘れないで!」を展開する。
それを受けて騎士の動きが緩慢になると、再度逃げ出す高慢なジプシー。
元はGvGにいた彼女にとってはある意味鬼ごっこには慣れていたものであり、事前に鬼ごっこと
聞いていたことで、色々な道具が揃えてあった。
そのため男たちは彼女に追いつこうとすれば「わたしを忘れないで!」を展開され、さらに
速度ポーションを使う彼女に差をつけられてしまう。
魔法を詠唱しようとする相手にはカースアローで動きを遅くさせたりと、高慢なジプシーは
逃げることに対しては善戦していた。
(甘く見すぎですわ。派手に踊ったり叫びましたし、あとは隠れながらやり過ごして見せますわ)
クローキングで建物の片隅で隠れる高慢なジプシー。
男たちはどうせ自分を我先に捕まえようと集まった連中なのだから、連携などはほぼないと
見ていいと考えた彼女は、個別に姿をちらつかせては逃げ回り、男たちを手玉に取るように
逃げ回っていた。
(そういえば・・・わたくしいつまで隠れていれば――――)
そんなことを考えていると、突然風が巻き起こって鷹にピンポイントで炙られてしまう。
「――――っ!」
驚いた彼女はそのまま逃げようとするが、彼女がそうしていたようにスリープアローで
眠らせてしまった。
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