【18歳未満進入禁止】弓職&踊り子命令スレ Part4
[68:高慢なジプシー(2010/02/20(土) 15:42:43 ID:fZlhUWFE)]
ちょっとずつ消化できて来ましたわ♥
>>58
「本当に勝手ですわね・・・・ですが・・・教会の依頼ですか・・・」
酒場にて58の話を聞いて考え込む高慢なジプシー。
(教会からの依頼となるとあまり無下にも出来ませんが・・・だからといってこのようなことを
依頼される憶えもありませんわ!)
「この宿を出て・・・南にまっすぐ向かっていけば歓楽街がありますわ。
そこでどうぞ、ジプシーを探して性欲を消化してくださいな」
仕方なく高慢なジプシーは努めて言葉を選びながらも、遠回しに58の依頼を断る。
「ちょっと待ってくれ!もうアルベルタのホテルは取ってあるし、こんなこととはいえ、
オレは貴女じゃないと・・・!」
必死に高慢なジプシーにすがる58を見て、ため息をつきながら困る高慢なジプシー。
「・・・・仕方ありませんわね・・・・ではわたくしは用意がありますので、時間が掛かるかも
しれませんので、お先に待っててくださります?」
「!・・あ、ああ、わかったよ。貴女を待ってるから早く頼むよ。部屋番号は39だから!」
高慢なジプシーの態度の変化に喜ぶ58は、平静を装いながらも期待に胸を躍らせると、早速
ホテルへと向かう。
その後姿を見ながら少々呆れながらも身体を伸ばす。
「教会も困ったものですわ・・・噂では何でも悩みを聞いてくださる優しい方がいらっしゃる
ようですし、そちらの方から先ほどの方を諭していただきたいところですわね」
きっと噂に聞く人はオーディンの使いに似た慈悲深い方なのでしょう、と高慢なジプシーは
勝手に想像しながらも、部屋に戻って出かける準備を整えていく。
「さて・・・・では参りましょ」
自身に奮起を促すように呟くと、高慢なジプシーはきっちりと身支度を済ませて出かけていった。
高慢なジプシーと別れて既に4時間ほど経過したなかで、58はアルベルタのホテルの一室で
そわそわと彼女が現れるのを待っていた。
もしかしたら依頼を反故されたのかもしれないと考えながらも、落ち着かない気持ちを持て余して
部屋でうろうろ待っていると、不意にドアにノックが響く。
そのドアに58は誰何の声をあげるとドアが開かれて高慢なジプシーが立っていた。
「・・・はぁ・・・準備に骨が折れましたわ・・・」
そういうと高慢なジプシーは部屋と入ってくると、後ろにもう一人女性がいるのが58にわかった。
よく見るとその人物は高慢なジプシーに似た顔つきで、、髪型や服装なども彼女に合わせた姿
だったが、その背中からは黒い翼と、頭からは1対の角が生えていた。
「そ、そのこは・・・?」
「ゲフェニアで捕まえてきたサキュバスですわ・・・お化粧などで姿かたちはわたくしに似させて
いただきましたの・・・説得するのに時間が掛かりましたわ」
58に高慢なジプシーは軽く説明すると、サキュバスに振り返り、
「あの方が先ほど説明した方ですわ。約束どおり5日間相手をしていただければあとは開放して
差し上げますから、お任せしますわね」
「ええ♥それで助けてもらえるなら・・・・それにあの人性欲を持て余してるようですし、
こちらとしては渡りに船ですわ♥」
サキュバスの視線は淫靡に58を射抜きながら、まるで獲物を見つけたという感じに舌なめずりを
する。
「お、おい、オレは貴女に似た子じゃなくて、貴女に・・・!」
「心配されなくとも、彼女と遊んでいただければそんなことは気にならなくなるようですから、
どうぞたっぷりお楽しみくださいな。5日後に迎えに来ますので、失礼しますわね」
それだけ言い残すと高慢なジプシーは部屋のドアを閉める。
閉める直前にサキュバスが58に抱きつくところが見えた。
「ああ〜ん♥連れないこといわずに、楽しませてあげるからわたしと遊びましょ♥」
5日後、高慢なジプシーがホテルの部屋に行くと、精臭の漂う部屋で、ぐったりとしている58の
傍らに羽をばさばさと嬉しそうに動かしながら、歓迎するサキュバスがいた。
約束どおりサキュバスを開放すると、高慢なジプシーはぐったりした58をどうにかジュノーへと
肩を貸しながら連れて行き、転生の儀を受けさせるのだった。
彼がノービスで転送されるのを見届けると、あとは依頼外なので高慢なジプシーは自分の宿へと
帰っていく。
「それにしてもユミルの書の閲覧料を支払ったら、赤字でしたわ・・・」
58がすっかりぐったりした様子だったので、高慢なジプシーが料金を代わりに支払ったのだが、
どうやら依頼料では足りなかったようである。
「くす・・・まぁこれで面目は立ちましたでしょ」
それほど気にした様子がない高慢なジプシーは頭を切り替えて、シャワーを浴びるのだった。
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