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【18歳未満進入禁止】弓職&踊り子命令スレ Part4

[67:高慢なジプシー(2010/02/20(土) 14:40:57 ID:fZlhUWFE)]
やはりわたくしでは最新のものに『着手』できるのは1週間ほどかかりますわね・・・
もし楽しんでいただける方がいらっしゃるなら、申し訳ありませんわ。

>>57

突然高慢なジプシーの部屋に訪れるた57は高圧的に迫るが、当人である高慢なジプシーは椅子に
座りながら爪の手入れを続けていた。
舞台に上がるようなときは、ネイルも綺麗に整える高慢なジプシーだが、今塗っているのは
マニキュアではなく、爪の保護用と艶を出すための薬だった。
(そういえば冒険者となってからは、飾り立てることもすっかり減りましたわね)
57の言葉を全く意に介さず、そんなことを考える高慢なジプシー。
そんな彼女に対して57は苛立ち声を荒げて、
「おい、聞いてるのか!」
それを聞きようやく高慢なジプシーは顔を57のほうに向けると冷たいまなざしで、
「・・・・本当に宿のオーナーですの?
 わたくしは舞台の上でそのような行為などした覚えもありませんわ。
 あと契約も結んでないのですが、どのような権限でわたくしに罰則を適用されるのでしょ?」
(・・・・・・思い出したくはありませんが、お芝居に参加したときは色々ありましたけど、
 それならあの舞台に上がったもの全員ですわ・・・・)
そんなことを考えながら>>40の出来事を思い出して少し紅潮させる高慢なジプシー。
元々高慢なジプシーは舞台に上がるときは酒場のマスターの好意であり、基本的には何も入って
いない自由な時間に使用料を払って舞台に立っている。
当然収益などはもらっていないので、高慢なジプシーは狩で生計を立てているのだった。
「罰として世話係?
 くす・・・寝言は恋人の枕元でお願いしますわね?」
「なっ・・・私にそんなことを言うと君はこの宿から出て――――」
「――――出て行って欲しいとおっしゃるのでしたら、いつでもv
 何か勘違いされてるようですが、わたくしここには宿泊料を支払っておりますの。
 酒場で歌われる方の評判を聞いてこちらに決めましたが、特にここである必要はありませんので
 また別の宿、別の街に行きますわ」
はっきりと57に拒絶の姿勢を向ける高慢なジプシーに対し、57は顔を怒りのためか赤くさせながらも、
言葉による報復は無理だと判断し、結局、
「憶えていろ!」
お決まりの言葉を吐くと、高慢なジプシーの部屋のドアを乱暴に閉めて出て行った。
どうやら階段を下りる音すら響くほど激高しているようだ。
(はぁ・・・もしあの方が本当に宿のオーナーでしたら厄介なことになりそうですわね・・・)
高慢なジプシーはそんなことを考えながら、念のために騎士団に通報すると、もし彼が本当に
宿のオーナーであれば面倒ごとになる前に宿を出て行く算段を立てるのだった。


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