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【18歳未満進入禁止】総合命令スレ19【inハァハァ鯖】

[161:お尋ねチェイサー(2011/11/10(木) 01:05:01 ID:/I6ZWUfU)]
>>154さん
騎士団員「あの方に直々に会えるのか!・・・コホン、少しばかり罰の順番を入れ替えさせていただいたよ。
次は君の案にお願いしようと考えているのでもう少しだけ待っていて欲しい。
ん?いや、決してあの方と合うのが楽しみで興奮しているわけでは・・・・」

>>155さん
「こんにちわぁ、今日はお招きありがとねv」
愛嬌を振りまきながらチェイサーは155のベッドへと近づいてくる。
「あなたが私の調査をする・・・ハズだった騎士様ね」
「こんな格好ですまないな。昨日のうちに騎士団に行って・・・その、なんだ、話を聞かせてもらおうと思っていたんだが」
言葉を選び説明をしようとする155に前髪同士が触れ合いそうなほどまで顔を近づけ微笑を浮かべるお尋ねチェイサー。
彼女の吐息が聞こえるほどの距離に155は言葉を止め息を潜めた。
「風邪引いちゃったんだって?ん〜・・・熱は・・・」
とおでこをぴたりとくっつけ体温を測り心配そうなそぶりを見せる。が、それは外見だけで
(ふふん、肝心の日に風邪引いちゃうなんてバッカみたいw)と内心は155のことを馬鹿にしていた。
そうとは知らず155は「あ、ありがとう」と(主に顔の)熱を上げながらチェイサーの整った顔立ちに視線を奪われた。
(まぁおかげで外に出れたわけだし、看病してあげてもいいかしら・・・そのお礼にいろいろもらっちゃえそうだしv)
部屋にあるアイテムを横目で見回しつつおでこを離した。そして熱のせいで赤い155の鼻を人差し指で軽くつつく。
「あんまり無理しちゃだめよ〜?病人は寝るのがいちばん♪ね?」
「そうなんだが・・・少し寝づらくてな」
「う〜ん・・・あ!そうだ!汗かいちゃってると気持ち悪いでしょ?拭いてあげる!」
そうと決まれば準備準備〜♪とチェイサーはお風呂場の場所を聞いて洗面器にお湯を溜め手頃な布巾を手に戻ってきた。
「さ、座れる?」洗面器をベッド横の小机へと置いて155が起き上がるのを支えるように彼の背中へと手を回し手助けをする。
気だるい体をなんとか起こすことができ、ふぅ、と一息つく155。
お尋ねチェイサーはお湯に浸かった布巾をしぼり手に取ると、彼の寝間着に手をかけ「それじゃ、失礼しまぁす」とめくり上げた。
温かい感覚に気持ちの悪かった汗が拭われていく。
「ルーンナイト様の体ってすっごいたくましいのね〜・・・えいっ」
むにゅり、と柔らかいおっぱいが胸板へと押し当てられた。
「えへへ〜v お背中もふいちゃうから大人しくしててね〜?」
そう言って前から抱きつくように背中へと手を回して布巾で丁寧に拭いていく。
上下に布巾が動かされるたびにむにゅむにゅと胸が押し当てられ155はなんとも言えない感覚に
「え、ええと・・・む、むね・・・いや、その・・・」としどろもどろになりながら指摘しようとするが、
チェイサーは気づかないフリをして「むぅ、見えないとやりづらいなぁ・・・んしょ、んしょっと」とさらに胸を押し付ける。
見えないなら後ろに回れば・・・と155は思ったがなんとなく口にはしなかった。
(くすくすv 気になってる気になってるv)内心ニヤニヤするチェイサーは時間をかけて背中を拭き終わった。
「ふぅ、お疲れ様でしたv」
「あ、あぁ、ありがとう。おかげで少し気分がすっきりしたよ」
「ふふ、どういたしまして?んと・・・そのズボンの方は・・・」
顔を赤くしながら155の下半身へと視線を向けるチェイサー。
視線を感じた155は真っ赤になった彼女を見て「こっちは後で自分でやっておくさ」と再び横になった。
「それじゃ、すっきりしたところで寝ますか。子守唄歌ってあげよっか?v」
「いや、子供じゃあるまいし」
苦笑を浮かべる155。
「ん〜・・・じゃあ、寝つくまで手を握っててあげる」
お尋ねチェイサーはベッドの中の155の手を探り当て握りしめた。
「眠るまでどんなとこに狩りにいったかとか聞かせてほしいなぁ?ほら、私弱っちいからいろんな狩場いけなくて・・・」
興味津々といった表情のチェイサーを見て155は手の暖かさを感じながら今までの冒険を口にしていく。
チェイサーのちょうどいい相槌に話は弾んでいった。
そして、しゃべり疲れたのか眠気がきたのか、155はゆっくりと眠りについた。

・・・

「おい、起きろ・・・起きるんだ!」
「・・・んん・・・?騎士団員?」
155が眠りから目覚めるとそこにお尋ねチェイサーの姿はなく、代わりに騎士団員が立っていた。
「まったく・・・お前までひっかかるとはな。君の知り合いのチェイサーさんが見張っていなかったらどうなっていたか」
「どういうことだ?」
騎士団員の話によると、155が眠った数分後お尋ねチェイサーは部屋を物色しレアアイテムをまとめて盗もうとしたらしい。
たまたま様子を見に来た知り合いのチェイサーに見つかってそのまままた捕まったというわけだ。
「やっぱり彼女は盗人だったのか・・・?」
看病してくれた彼女の姿や冒険談に目を輝かせていた彼女の姿を思い出し、あれは演技だったんだろうかと肩を落とす155。
視線を落とした瞬間ベッド脇の小机に置いてある物に目がいった。
「鍋・・・?」
そこにあったのは湯気を放つおかゆだった。
鍋の下に敷かれる紙には「冷めたらあっためて食べてねvお礼ありがと♪」と可愛らしい文字で書いてあった。
文字の下には似顔絵らしき女の子が描いてありふきだしで「風邪早く治しなよ〜?」笑っていた。
「・・・お礼?にアイテムを持っていったのか?しかし勝手に持っていくのは泥棒だし・・・」
う〜んと首をひねる155だった。


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