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【18歳未満進入禁止】総合命令スレ20【inハァハァ鯖】

130 名前:生贄パラディン 投稿日:2012/01/31(火) 22:32:52 ID:UdOGj0lU
>>129


 薄暗い部屋の中。
 中央に置かれた物を見て、私は息を飲みました。
 私の視線の先に見えるのは小さなプールとその中央に置かれた、赤茶けたシミがこびりついた分娩台。
 水場と分娩台という妙な組み合わせ。
 ですが、モンスターの生態を知る人間ならばそれがなにを意味するのか察しは付きます。
「ずいぶんと細いが、容赦はしないぞ」
 隣でダークイリュージョンの>>129が言う。
 私は魔族により捕らえられ、死刑を宣告されました。
 ですが、今日私が処せられるのは本番ではありません。
 命を散らすまでの時間潰し。
 憎悪の対象故に、私をどの様な方法で殺めるべきか纏まっていないのだとか。
「座れ」
 >>129に命じられた私はゆっくりとそれに歩み寄り、体を預けます。
「ずいぶんと素直だな」
 自らは水面に浮かび、開脚状態となった私の太腿をベルトで拘束しながら>>129が言います。
 私は彼と目を開わせることなく、天井を見つめたまま答えようとはしませんでした。
「敗残の兵に言葉は不要か。まあいい」
 彼は苦笑しながら拘束を終えた>>129がパチンと指を鳴らすと、水面が波打ち始め、それらが姿を現しました。
「さすがに驚くか」
 私の動揺を気取った>>129が含み笑いをしながらそう言います。
 目の前に顔を出したおびただしい数の触手に、私は硬直していました。
 それらはどれも円錐のように窄めた先端を私の体に向けてきます。
「媚薬などと言う生温い物は使わぬ。苦痛が嫌ならばせいぜい狂うが良い。だが、そうなれば契約不履行になるのだがな」
 >>129はそう言うと同時に、触手が一斉に私の体に這い寄りました。


「ぐ…っ」
 >>129に秘所をまさぐられた私は、思わずくぐもった悲鳴を上げて彼を睨みつけました。
「説得力のない敵意だな。ずいぶんと濡れているようだが?」
「そんな…事…」
「清楚な面をして、とんだ淫乱だ」
「ちが…っ」
 声を上げ否定しようとしたところを、茂みを失い露となった花弁から覗く陰核をつねりあげられ遮られてしまいました。
 こんな状況で興奮しているなどと、自分でも信じられません。
 私はパラディンとして堂々と最最期を迎えるつもりです。
 それが、監獄の彼らに対するせめてもの抵抗だと考えたからです。
「体は正直なものだ。もっと耕せばさらに良い声で鳴くだろうが、残念ながら貴様に残された時間はあまりない」
 そう言いながら>129は私の花弁に指を添え、指をV時に開いて入り口を押し広げます。
「初産が人間の子ではないのはさぞかし不服だろう」
「…剣を手に取った時に、覚悟はできています」
 目の前のそれを、男の人の腕ほどの太さもある半透明の触手を見据えながら言いました。
 それの正体について、私には心当たりがありました。
 ヒドラの触手の中でも、女性にもっとも忌諱される『産卵管』です。
「そうか」
 >>129が感情の籠もらない声でそう言うと、両端に紐の付いた棒を手に取りました。
「悲鳴を聞けぬのは残念だが、舌をかまれると困るのでな」
 彼はそう言って私の口を開けさせ、その棒を噛むように命じました。
 棒口枷、あるいはビットギャグと呼ばれる器具。
 つけられる直前に間近で見たそれには多くの歯形が刻まれていて、私の前に多くの人間がここで尊厳や命を踏みにじられたのだろう事を伺わせました。


 ぬるぬるとした触手が花弁に触れると同時に、ぞわぞわとした感覚が背筋を駆け上がりました。
 犠牲者の体内深くに潜り込む為の器官であるそれは、自らのてで潤滑作用のある体液を纏います。
 そして先端をすぼませ、入り口をこじ開けて膣壁に自らを擦りつけながら奥へ奥へと進んでゆきました。
「ぬっ…んんっ!」
 もぞもぞと、円錐のようにすぼまった先端が進路を探し確かめようと首を巡らせる度に下腹部が快楽できゅっとしまります。
 私は口枷を噛みしめながらじっとそれに耐えました。
「つらいのか?それとも快楽をこらえているのか」
 額に浮かんだ汗を指で払いながら129が言いました。
「まあいい、この程度で値を上げているようでは、ここで終わってしまうぞ?」
 彼の言葉と同時に、私の中で何かと何かがこつりとぶつかり合いました。


「ふぐぅぅぅっ!んぐっ!?」
 ぶつかった物が子宮口であることに気付くよりも早く、触手がそこへの侵入を開始しました。
 産卵管の先端が入り口にぴたりと押しつけられ、そして掘削機のようにうごめき始めたのです。
 体の内側からメリメリ、と聞こえてくる音に、私は声を上げ恐怖しました。
「侵入が始まったようだな」
 同時に触手全体が蠢動を始め、よどんだ水面の中から透明なボール上の物が送られてきました。
 それが卵であることは明らかです。
 同時に、子宮口の突破に成功し、中の具合を確かめるように子宮の壁をつつき始めました。
「んぐっ?んっ…ぐ?」
 下腹部に視線を落とすと、触手の動きに同調して体の表面が不自然に隆起を繰り返しているのが見えました。
「どうした?パラディンらしく堂々と果てるのではなかったのか?」
「くっ…」
 彼の言葉が、失いかけていた精神の平衡を取り戻させます。
 どの様な辱めを受けようと、流されず屈せずに最後を迎えようと誓った事を思い出しました。
 しかし次の瞬間、次の試練が訪れました。


 お腹の中に、何か堅い物が吐き出される感触。
 最初の卵が吐き出されたのです。
 そして、自分がそれを自覚するよりも早く、次々と私の中に卵が吐き出されました。
「……」
 声を上げることはこらえる事はできました。
 しかし、頬を伝う涙まで留めることはできません。
「よかったな。ヒドラのお眼鏡にかなったようだ」
 >>129が私のお腹をさすりました。
 産卵は絶え間なく続き、徐々にお腹が膨らんでゆきます。
 私のそこが臨月の妊婦のようになるのに、そう時間はかかりませんでした。


 そして初めて苗床になってから数日が過ぎました。
 花弁を穿っていた産卵管はへそを穿ち子宮へと通す方法へ変更されました。
 産道を出産専用にして効率を上げるためです。
 それにより私の下腹部は常にパンパンに膨れ、秘所からは時折思い出したように卵を吐き出し続けるようになりました
 麻酔もなしに、いきなりお腹を抉られたため未だ痛みます。
 後の穴には栄養補給用の触手が差し込まれまていました。
 そしておしっこの穴にも、排泄物をプールに落とさぬよう吸い出すための細い触手が常に挿入されています。
(本番では…どんなことをされるのでしょうか…)
 痛みと苦しさにより朦朧となった意識の中、私は思いました。
 増えすぎた卵が内蔵を圧迫するため、口には呼吸用の触手が肺の中にまでねじ込まれています。
 今の私は苗床と言うよりも、装置の一部と言った方が正しいのかもしれません。
「んぐっ!」
 私の思考を遮るように、へその上に鋭い痛みが走りました。
 子宮に空きが出来たので卵が産みつけられたのです。
(本番は…せめて一息にやっていただきたいですね…)
 いつしか、私は朦朧とする意識の中で平穏な最期を望んでいました。

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