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【18歳未満進入禁止】総合命令スレ20【inハァハァ鯖】

23 名前:博愛の守護剣士 投稿日:2011/12/12(月) 22:43:55 ID:hnLiMJZg
>>22

「君の力になれる。だが、引き返すことは絶対に許されない」
 案内されたのはゲフェンのとあるカフェ。
 ウェイトレスがココアを置いて一礼し立ち去った後、>>22は切り出した。
「本当に、母の事をご存じなのですか?」
「ああ。君が以前会ったというアリスの『その場所』と、自分のいうそれが同じ場所かはわからないけれども、間違いなく君の母だ。実験はその確認も兼ねている」
「?」
 >>22の言葉に首を傾げる守護剣士。
「これ以上足を踏み込めば、前に進む事しか許されないし、反抗も後退も許されなくなる。背中から無惨な死という未来に追い立てられつつ、目の前に待ち受ける同じそれに向かい歩く。君が選ぼうとしている選択の末路は結局『死』だ」
 あたりをはばからず、物騒な内容を声高に口にする>>22
 だが周囲の人間達は彼を咎めるどころか気にもとめない。
 逆に時折>>22ではなく守護剣士の方に値踏みするような視線が向けられていた。
「…それでも、私は母を助けたいんです」
「ははは。本音がでたようだね」
 家畜志願といっても本音はそれか、あるいは本気で母の身代わりを望んでいるのか。
 心の中で疑問符を付け加える>>22
「君がどういう考えを持ってそこに向かうかは、僕はあえて追求はしない。あくまでも家畜を出荷するつもりで送り出すよ?それでもいいのかい?」
「……覚悟の上です」
 頷く守護剣士。
 今この刻にも、凄惨な責めを受けているだろう母。
 そして、自分はその犠牲の上にのうのうと生きている。
 自分にはそれが許せなかった。
「よし、それじゃ早速手伝ってもらおうかな」
 ぱん、と手を叩き>>22はうれしそうな表情を浮かべ頷いた。


 パシュッ…
 全裸の守護剣士の腕に押し当てられた『く』の字の筒から空気の抜ける音が響く。
 同時にどういう原理かは不明だが、筒の中に満たされていた無色の液体が彼女の体に注入されていった。
「シュバルツバルドの無針シリンジさ」
 ここはゲフェン某所にある>>22のラボ。
一面白い診察室の中央に置かれたソファーのような診察台。
 そこに腰掛けている守護剣士に説明しながら、>>22は使用済みのそれを金属トレイに置いた。


 投薬から数分後。
 守護剣士は額に汗を浮かべながら焦燥感に駆られていた。
「…これが…効果ですか?」
 自分の胸元を見ながら、叫びたくなるのを必死に堪えながら>>22に問う守護剣士。
 起伏に乏しかった乳房は、もはや年不相応に、などという表現の範疇を越えて肥大化していた。
 少しでも体をよじれば、美的バランスを欠いた巨大な乳房がゆさりと揺れ動く。
「大丈夫だよ…なるほど適合条件がそろえばそろうほど…」
 一言だけ明確に答えてから、血走った目でカルテに経過を書き込む>>22
 守護剣士はその言葉を信じ、薬の効果が切れるのをじっと待つ事にした。


 座らされてから半日が経過した。
 乳房の大きさは若干縮小し、美的バランスを崩さない程度、かつ巨乳と呼べる大きさにに収まった。
「ほう、美しいね。あ、ちゃんと見せて」
 それを見た>>22が感嘆の声を漏らし、守護剣士はあわてて両手で胸元と下腹部を覆い隠そうとする。
「………?」
 腕が胸元に押し当てらっれると、鈍痛と共に電撃が迸った。
「感度も上々のようだね。じゃあ次のテストに移行しよう」
「か、感度ってなんですか?」
「大きいだけじゃなくて、気持ちよくなるんだよ。快楽については、経験済みだよね?」
 順調に実験が推移し、楽しそうに語る>>22
 その問いに守護剣士は悔しいが頷く事しか出来なかった。


「はーい。じゃあ意識を集中して。恥ずかしい気持ちはインデュアねー」
 両手を頭の上に置くように命じた>>22は、彼女の乳房に指を伸ばす。
 パン生地の熟成具合を確かめるように乳房をちょんっと指でつつく。
「ほう」
 感心し、今度は指を沈めてみる。
 重力に逆らい、整った形を維持するに値するもちもち感と弾力が彼を出迎えた。
「ひぃっ!」
 指が動く度に背筋をのけぞらせ震える守護剣士。
 まるでライトニングローダーでも付与されているのではないかと思える強烈な電撃が迸る。
「びんびんだね。じゃあこっちはどうかな?」
 ピンとしこりたった両乳首に指を伸ばす。
「や、やめ…て」
 震える声で哀訴する守護剣士。
 許容範囲を超えた快楽を身に受けた彼女は、さらなる行為に対して恐怖心すら抱いていた。
 乳首はジンジンと痛みを伴って痒き、触れられただけで背筋がゾクゾクトする。
 それだけで切なくなり、全身ががもどかしい。
 彼女は必死にテストだから、と心の中で自分に我慢する様に言い聞かせ続けていた。
「だーめ。君は家畜なんでしょ?」
「は、はい…すみま…」
 そして震える声で謝り終えるよりも早く彼の指が頂を捕らえた。


「はう…っ!」
 目の前が真っ白になった。
 乳房を潰さん勢いでねじりりあげられ、そのまま乳房を上向かされる守護剣士。
 痛いはずなのに、背筋にそってゾワゾワと快楽が駆け上る。
「剣士職ご自慢のインデュアはどうしたんだい?まあ、無理もないか」
 乳首を摘んだまま、その手を上下左右に動かしながら語りかける>>22
 無理もないだろう。
 そのスキルはあくまでも苦痛を、つまり心身が拒む感覚に耐える訓練だ。
 しかし今彼女が与えられているのは快楽。
 心身が欲し、時にそれを求めた人間を狂わせる麻薬と紙一重の物。
 官能に目覚めた肉体がいくら精神から自制を訴えられても聞き入れることはない事は実証済みだ。
「しかしすごい感度だね。やはり血統かな」
 乳首を解放し、今度は五指を沈め、乱暴にも揉みしだきながら>>22は言う。
「材料と投与者が遺伝子レベルで近い存在じゃないとダメか。これまでの実験素材で全く効果を出なかった訳だ」
「ど、どう…いう…!」
 目の前に火柱が立つ程の快楽を受けながら問い返す守護剣士。
「まさか…」
 そして朦朧する意識の中、ある事に気づく。
「血…統っ…て。この薬…」
「ああ。君のお母上に協力願ったんだ」
「じゃ…あ…じゃあ…母上は…」
「大丈夫。ちょっと借りただけだよ。その時はまだ元気だったよ」
 さらりと答えた>>22は、それ以上の反論を封じんと再び乳房をしごきあげた。
 覚醒しかけた彼女が、再び快楽という底なし沼に引き込まれる。
「ひっ…やめ…やめてくだ…乳首だめ…しごか」
 声が徐々にうわずってゆく。
 絶頂が近い証だ。
 彼女も胸だけで絶頂を迎えるとは思ってもいなかったのだろうか、その声には戸惑いが感じられた。
「ん…っ…ひゃぁぁ!」
 そして胸への責めだけで絶頂を迎える守護剣士。
 背骨を弓なりにそらせ、そして乳房をゆさりと揺らしながら甘い声で鳴く彼女は、>>22の目にはとても初々しい物として映っていた。


「…これは」
 実験が終わり体系が元に戻った守護剣士は、自らの首に巻かれたまたの首輪をなぞりながら呟いた。
 以前>>14の手により付けられた物よりも本格的なそれをなぞりながら。
 首輪には銀のプレートと、そして細い鎖でカウベルの代わりにタグがぶら下がっている。
 前者は所有者を、そして後者は着用者の『用途』、つまり定められた末路を書き込む物。
 今はどちらも未記入となっている。
 一つだけ確かなことは、その首輪にグラストヘイムの焼き印が小さく押されている事だけ。
「家畜の証だよ」
 >>22が言う。
「母上もそれをつけていた。君は母の代わりになるのだろ?」
 >>22が何か言いたげな守護剣士に畳みかけるようにそう言うと、彼女は小さく頷いた。
「君はそれを受け入れる選択をした。それだけのことだよ」
「………母のこれには、何と?」
 守護剣士はそう言って自らの首に巻かれた首輪のプレートをなぞる。
 しかし、>>22は静かに首を横に振るだけだった。

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