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【18歳未満進入禁止】総合命令スレ24【inハァハァ鯖】

[166:ギルド『歓喜の野』(2014/02/28(金) 21:06:59 ID:pghzk8o2)]
>>165

 ウィズ服については、渋のとある衣装考察を参考にレオタード状のインナーの上にリプ生地模様のジャケットを纏っている感じとなっております。


「そう不安がらなくても大丈夫よぉ。普段マスターにしていることを、お客様にして差し上げるだけなんだからぁ」
 鏡台の前に座り、不安げな表情を浮かべているのは、魔導師の装束を纏った銀髪の少女アナスタチア。
 彼女の背後にはヴェロニカが立ち、櫛を手にして銀色の髪を梳きながら諭している。
「は、はい。がんばります…」
 緊張の面持ちで答えるアナスタチア。
 彼女はヴェロニカより、これからギルド客人として訪れる>>165の『接待』を命じられた。
 肉体を提供し、ギルドへの便宜を得る。
 ギルドのメンバーに課せられたほぼ義務のようなものだが、このギルドのメンバーがそれを厭うことはない。
 皆、若干の程度の差はあれど、後は死ぬだけの状態からレスターによって救われ、彼のために自らの人生を捧げることを決心しているからだ。
「その調子よぉ」
 彼女の髪をうなじで集め、リボンで結びポニーテールにしながら答えるヴェロニカ。
 まだ固い。ヴェロニカはそう思いながら、テーブルに置かれた紅いメガネを手に取り彼女に付けてやる。
「はい。完成。マスターの事を心から敬愛しているのなら、行動で証明なさいねぇ」
 そう言って、両肩に手を置くヴェロニカ。
「今更、恥ずかしがることも無いじゃなぁい…普段はエリーナと一緒に組んず解れつなんだしぃ?」
 耳元に唇を寄せ息を吹きかけながら囁くと、彼女はビクリと背筋を震わせる。
 ヴェロニカは少女に、かって自らが責め堕とした母エリーナの姿を重ねながら、細い肩の感触を楽しむ様に揉みほぐした。
「さあ。行くわよぉ。覚悟を決めなさぁい」
 ヴェロニカは彼女の肩をもんでいた手を、動作を続けながら無防備な首筋に持ってゆく。
 まるで首を絞めるかのように、両手で首を包み込み、そして手を離した。
 するとそこには、ギルドの刻印が刻まれた首輪が付けられていた。
「いずれは、自分の手で付けられるようになってもらうわよぉ」
 指を顎に添え、くい、と上向かせる。
 鏡の中の自分に付けられた首輪が強調され、彼女の体がかぁっ、と熱を帯始める。
(お母様も、カヤちゃんも…みんな…マスターのためにこれを…)
 母と、特に仲のよいアルケミストの少女の姿が脳裏に浮かぶ。
 それを自分に必死に言い聞かせながら、無言で頷くアナスタチア。
 いよいよ、他人に体を委ねる事をアナスタチアは強く意識した。


「お待たせいたしました」
 客室で>>165が待っていると、ヴェロニカがアナスタチアを従えてやってくる。
「おお、ヴェロニカ殿。待ちわびておりましたぞ」
「それはそれは、申し訳ございません」
 申し訳なさそうに一礼する淫魔司祭と、一瞬遅れて彼女に続くアナスタチア。
「しかし、頼んで置いてなんだが…」
「気に病むことはございませんわぁ。ウチのギルドのメンバーは皆、本気でマスターに生を捧げる誓いを立てております故。無論、私も」
「そ、そうか…」
 凄みを伴った、一種の狂的な要素が混じった妖艶な笑みを浮かべるヴェロニカにたじろく>>165
「で、こちらが本日お相手させていただくアナスタチアにございます」
 ヴェロニカがそう言うと、アナスタチアが硬い表情で一礼する。
「よ、よろしくお願いします」
 声を震わせながら一礼するアナスタチア。
「まだ『接待』に不慣れでして。今回は私も同席させていただきますわぁ」
「お、おう…もしかして、頼めば3Pでもしてくれるってのか?」
「はい。お望みとあらば」
 ヴェロニカは妖艶な笑みを浮かべ頷いた。

続きます


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