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【18歳未満進入禁止】総合命令スレ24【inハァハァ鯖】

[183:ギルド『歓喜の野』(2014/04/01(火) 21:08:16 ID:o/huHdrI)]
自分で振った>>182のネタですが…
レスターの友人の話。


 集会の余興を勤めろ。
 春先のある日の夜、主に奉仕を行っていたアイリスとジェシカはそう告げられた。
 おおかた、お偉方の歓送迎会かなにかなのだろう。
 時節柄2人は申し合わせることもなくそう納得し、奉仕を続ける。


 そしてパーティー当日。
「……」
「……」
 パーティー会場の上座に設えられた舞台に立つアイリスとジェシカ、二体のアリス。
 2人の視界には大勢の仮面を被った参加者と、仮面を付けない女性冒険者の姿。
 女性は一次から転生済みまで幅があるものの、彼女たちが皆自分たちと同じキューペットで、仮面の人物が彼女達の飼い主である。
「さあ。本日はお前の達の成長と絆を見て頂く絶好の機会だ」
「絆…ですか?」
「き、絆…って…」
 2人の間に立っていたノイマンが2人に耳打ちする。
「そうだ。これ以上言葉を求める程無能ではないだろう?」
 ノイマンはそう言って意味ありげに観客席を見る。
「はい…」
「わ、わかって…ます」
 飼い主の言葉に、二体のアリスは戸惑いながらも頷いた。


(凄い…どきどきしてくる…視線が突き刺さるとは、こういう事を言うのですね)
 アイリスは自分たちに注がれる視線を感じながら思った。
 買い主達の期待と好奇の入り交じったもの。
 上級職のキューペットらは彼女達をライバル視しているのか、値踏みするようなものが。
 一次職やノービス達の視線は、自分の未来を重ねているのだろうか不安と恐怖に満ちていた。
(新しい子達もいるのね…)
 鼓動が早くなっているのを自覚しながら、状況を察するアイリス。
 自分達は新しくキューペットになった者達に、ペットの心構えを見せつけるために呼ばれたのだ。
 その推論に重い至ると同時に、集団に囲まれ奉仕をするのとは違う重圧が彼女にのしかかる。
 様々な思惑を伴った視線を受けながら、アイリスは思った
(…あの子達に…教えなければいけないのですね)
 全てをさらけ出す事に覚悟を決めたアイリスはちらりとジェシカを盗み見る。
 彼女は不安な表情を浮かべていた。
 いや、浮かべていただけだろうと彼女は思った。
「ジェシカ…始めますよ」
「う、うん…」
 ジェシカが頷き、ノイマンが一歩引いて彼女に場所を譲る。


「んむっ…」
「ん…んんっ」
 アイリスが両手でジェシカの頬を包み、口付けをする。
 一見優しく、不安げな彼女を宥めるように。
 しかしその実は、彼女が被っている不安という名の仮面を引き剥がすためだ。
「…れろ…あう…」
 口付けが徐々に激しくなり、アイリスの舌が彼女の口をこじ開け口腔内に進入を果たす。
 そして、彼女は口の中を蹂躙しにかかる。
(アイリス…アイリスぅ…)
 ジェシカは彼女の口付けに答えようと必死に舌を絡めようとするが、アイリスはそれを避け彼女の歯列や歯茎を撫で回す。
 『被虐』に長けた彼女は、ともすれば受け身になりがちになる。
 だからこそアイリスは彼女に自分の必死に舌を追いかけるよう仕向けたのだ。
「はぁ…」
 そして口の中を執拗に擽られ、その過程ジェシカは何度も小さい絶頂を迎える。
「ダメですよ。与えられるのを待っているだけでは」
 唇を解放し、だらりと涎を垂らしながら惚ける彼女に小声で言い聞かせるアイリス。
 調教と、巻き込んでしまった彼女の負い目は、彼女を責め手の道へと進ませていた。


 『暖気』が一段落した頃、舞台の袖からスタッフを勤める別のアリスがワゴンを押しながら入場してくる。
 それをアイリスの前で止め、車輪を固定し2人と客に一礼してから袖に戻っていった。
 ワゴンに乗せられているのは、女性を責めるための道具類だ。
「ジェシカ。それでは始めますよ。皆ご主人様だと思って下さい…」
「ええ…分かってる」
 ジェシカは答え、自らエプロンの結び目に手を伸ばした。

 ジェシカがエプロンドレスから袖を抜いて床に落とすと、歓声と悲鳴が起こる。
 前者は買い主から、後者はまだキューペットとなって日が浅い者達からだ。
 彼女の全身には、拷問の痕跡とも言っても差し支えのない傷が至る所に刻まれていた。
 鞭、縄、針おおよそ思いつく物すべての痕跡が彼女の肉体にはあった。
「皆様。どうか驚かないで下さい」
 ジェシカが言う。
「被虐人形の2つ名を頂いた私めにとって、これらは快楽の証であり存在の拠にございます。今から、私が不幸ではないことを証明して見せます」
 彼女の呼びかけにざわめきは徐々に収まってゆく。
 飼い主やキューペット歴の長い者達は見事な口上だと評価し、そうなって日の浅い者は自分達の未来を重ね合わせて絶望し、あるいはすすり泣いている者もいる。
 その間にもジェシカは自ら服を脱ぎ続け、アイリスはワゴンの中から道具を準備する。

 アイリスが手にした道具を見たきゃん客がどよめいた。
「今日はこれを使います。よろしいですね?」
 彼女が手にしていたのは、歪な形をした双頭の張り型だった。
 駱駝の糞で作るというとある石鹸の技術を利用して2人の蜜壷内を型取りし、それにデビアスの牙のような突起を幾つも配したデザイン。
「ええ。アイリスと一つになれる事に異存はありませんわ」
「そう言ってくれてうれしいです、ジェシカ。でもキスはおしまい」
 アイリスは言葉とともに張り型を差し出した。
「うん…」
 ジェシカは跪くと、ぴちゃぴちゃと音をたてながら舌を這わせ始める。
 彼女が舐めているのは、アイリスから型どりをした方だ。それを受け入れるとあっては公衆の視線など気にかけている場合ではない。
 逃避という側面もあるのだろうか、彼女の準備は無意識の内にに激しくなっていっていた。
「舐めるだけですからね。入れるのはまだですよ」
 アイリスは釘を刺し、彼女に張り型を握らせると自分も服を脱ぎ始める。
 時折、飢えた孤児が食べ物を貪るような手つきで張り型を握りしめるジェシカを盗み見ながら、一枚、また一枚と脱いで行く。
 そして、傷だらけの僧侶とは対照的な、引き締まった肉体が露わとなった。


「はひぃぃぃ!アイリスが…中に…っ!」
 アイリスの腰が前後に動く度に、四つん這いとなったジェシカが悲鳴を上げる。
 張り型全体に配された突起は、容赦なく彼女の中を苛んでいた。
「ジェシカ。はしたない…ですよ。皆様の前なんですから、もう少し…しゃんと…なさ…いっ!」
 うわずりそうになる自分の声を押し殺しながら、彼女の尻に平手を見舞うアイリス。
 ジェシカは背筋をのけぞらせながら『ひぃぃ!』と嘶いた。
 アイリスも条件は同じだ。
 むしろ、腰を動かしている分よけいな力が掛かっている。
(ジェシカの…中も)
 今もこうして自分から型どりをしたものが目の前の少女を責めていると思うと、不思議と高揚感がこみ上げてくる。
(愛玩動物みたいに扱われているのに…)
 改めて、自分は落ちたのだなと思うアイリス。
(でも墜ちた先が必ずしも不幸ではない。新しい子達が分かってくれるといいのですが…)
 そう思いながら、アイリスは観客達の方を盗み見る。
 興味深そうに自分達を眺める上級職ペット。
 初級職のペット達は飼い主に宥められたり、そのまま躯をまさぐられいる物もいた。
 『私はあんな風にはしないよ』
 『ああなりたくなかったら言うことを聞きなさい』
 アイリスはふと、飼い主達の諭し方が頭の中に流れてくるような錯覚に陥った。
(そうよ。ここにいる飼い主様達は、私たちのご主人様の同好の士だから…)
 と、まるで自分が飼い主になかったかのような錯覚に陥りかける。
(違う。私達はペット。そうれがご主人様の決定事項です)
 これが終わったら、制裁をして頂かないと。
 驕った考えを抱いた彼女は、懺悔をすることを心に誓いながらジェシカの臀部に視線を戻した。
 目の前では、前後不覚といっても過言ではないよがり方をしているジェシカの姿。
(でも、今この時だけは…)
 自分から与えられる快楽に我を忘れているジェシカに、アイリスは安堵と充足感を覚えていた。
 そして同時に、自分達の抱いているそれが目の前の新しい子達に伝わることを祈っていた。


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