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【いくら】♀アルケミたんに萌えるスレ【ひまわり】

[634:kmk (↑は間違えたorz(2005/10/03(月) 02:54:36 ID:oTDqgGz2)]
「やぁぁぁぁ!!」
愛用のアイス海東剣がミノタウロスに深々と突き刺さる。
断末魔の叫びを上げながら崩れ落ちる鼻輪付きの巨体。
大きく振りかぶった敵の合間をぬった突撃はパーフェクツ、
AGI職の極意此処に極まれり、私だってやればできるんだから…
と彼女がガッツポーズをとろうとした瞬間、背後に轟音。
「ンぁ…!ぅ……っ………いっ……ぁ…」
悲しいかな、敵は倒れても彼奴の獲物は彼女の背後にドシン。
言わずと知れたスタンであるが、VIT初期値の彼女はその影響をモロに受ける。
ビクビクと身体中が痙攣し、立っていることすらままならない。
前倒しに倒れこむのを両手でなんとか支えるも、しばらくは動けそうにない。

OTL

口も閉じれずよだれを溢しながら、言えば紐パンをちらつかせながら。
青と白のストライプをフルフルと震えさせながら。
不運にも彼女は見た。
自分を中心に術式が展開されている。プリーストの支援か?
いやいやこの状況ではまずヒールだろう。あれには術式は必要ない。
サンクチュアリか?しかし自分一人のためにそんなことはしないだろう。
結論。
「○з×#△и▽▼▲■◎XΩλνファイヤーボルト!!」
「やっ、まっ……う、んぁぁぁぁぁぁぁ!!」
マルドゥークの放った火弾が彼女を襲った。
スタン中では避ける術もなく、ものの見事に全弾命中。
七割ほどあった彼女のHPは一気に真っ赤になり、T字路の先へ吹っ飛ばされた。
「うっ、くぅぅぅ………」
しかしまぁ、このような事はよくあること、スタンが解けるまでもうすぐである。
懐の白ポをまた浪費することになるが、
死ぬより良いかと立ち上がろうとする彼女。
そしてそして。
「○з×#△и▽▼……」
T字路の先には、もう一匹居た。
「嘘っ……」
まだ足は動かない。剣はミノタウロスに刺さったまま。
相手の詠唱完了まであと二秒弱。
絶体絶命に見えた彼女のとった行動は、テストならば百点だった。

直角の壁を利用すれば、魔法は届かない……っ


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