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◆【18歳未満進入禁止】みんなで創る小説Ragnarok ♂萌エロ 第2巻◆

1 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/07/04(月) 21:56:16 ID:Z/eevBAM
このスレは、萌えスレの書き込みから『電波キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』ではない、
萌えでなおかつえちぃ描写の含まれる自作小説の発表の場です。
・ リレー小説でも、万事OK。
・ 萌えだけでなく燃えも期待してまつ。
・ このスレでの『えちぃ』基準は、「手淫」(オナーニ)だとか「目合い」(セクース)だとかのレベルでつ。
・ 非18禁小説は『◆みんなで創る小説Ragnarok ♂萌え1冊目◆』へどうぞ。
・ ♂萌えは多民族国家です。苦手なジャンルに萎える暇があったら自分が萌えるジャンルのネタを提供しましょう。

▼リレールール
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・ リレー小説の場合、先に書き込んだ人のストーリーが原則優先なので、それに無理なく話を続かせること
・ イベント発生時には次の人がわかりやすいように
・ 主人公は命の危機に遭遇しても良いですが、殺すのはダメでつ
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※ 文神ではない読者各位様は、文神様各位が書きやすい環境を作るようにおながいします。

59 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/06/23(金) 23:48:42 ID:d6Qo0ViY
ずるり、ずるりと、重い物を引きずるような音を立てて、男騎士が歩いていた。
平らな板張りの、宿の廊下なのだが、酒が回ったのか、少々足取りがおぼつかない。
いや、一番の原因は別にあるのだが。
「俺も、結構飲んだんだけど……」
聞いてるか、と騎士が訊ねるのは、
背中に背負った大荷物――焦げ茶の髪を無造作に束ねた、男プリーストである。
こちらは相当に酔っているらしく、体重を完全に騎士に預けている。
それでも騎士の声は聞こえたのか、
プリーストは焦げ茶の髪を揺らし、幸せそうな顔を騎士に向けた。
「うん、俺も愛してる」
「お前は何と会話してるんだ!」
思わず怒鳴りつけた騎士だが、プリーストに堪えた様子はない。
「そんな大声で言わなくても分かってるって」
「どうだか……」
「お前も俺を愛してるんだろ?」
「ちっとも分かってねえ!」
どうしようもない酔っ払いに、騎士は溜息を吐く。
「ハイペースで飲んでると思ったらこれかよ……」
げんなりした顔をしつつも、背負ったプリーストを投げ出さないのは、
騎士がお人好しなのか、それともプリーストが言うように「愛してる」からなのか。

60 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/06/23(金) 23:49:27 ID:d6Qo0ViY
彼らの部屋の前まで来ると、騎士はプリーストを背負ったまま、片手で扉の鍵を開けた。
部屋に入って、後ろ手に扉を閉めると、騎士は寝台に向かってプリーストを引きずっていった。
「ほら、着いたぞ」
相変わらず体重を任せたままのプリーストを、騎士は寝台の上に横たわらせようとした。
が、思いっきり背後から抱きしめられた。
「うおっ!」
バランスを崩した騎士は、プリーストと共に寝台の上に倒れ込んだ。
起き上がろうとするものの、騎士の上には、
半ば夢の世界に旅立っているプリーストが圧し掛かっていて、思うように動けなかった。
「……重いんすけど」
束ねた焦げ茶の髪を、少々強く引っ張りながら騎士が言えば、プリーストはんー、とうめく。
「俺は重くない」
「そりゃお前が乗ってるんだから」
「違うね」
そう言ったプリーストが、がばっと跳ね起きた。
今なら動けたはずなのだが、驚いてしまった騎士は、一瞬起き上がる事を忘れた。
それが不運に繋がるとも知らずに。
ぴと、とプリーストは騎士の上体に――正確には、上体を覆っている鎧に手を乗せた。
「こんな鎧着てるから重いんだ。よし脱がせてやろう」
「それは関係な……って待て、本気かお前!?」
言うや否や、鎧のベルトを外しに掛かるプリーストに、騎士が慌てて声をあげた。

61 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/06/23(金) 23:50:52 ID:d6Qo0ViY
けれどプリーストは手を止めようとはしない。
どころか、手早く脱がせてしまった鎧を寝台の下に置くと、騎士のアンダーシャツの中に、手を滑り込ませた。
「馬鹿、何してんだ!」
「暑そうだなーと思って」
「暑くねえ……っ!」
無遠慮な手を、騎士は払おうとするのだが、皮膚の上を這い上がってくる感触に、思わず息を呑んだ。
「肌、熱いな」
プリーストの手が、心臓の真上で止まる。
彼の手の下で起こる、ドクドクという脈動が普段より大きいのは、果たして酒のためだけか。
正直、祈りによる支援を得意とするプリーストに、騎士は腕力で負けるつもりは無かった。
なのに、程良くアルコールの回った体には、上手く力が入らず、
結局プリーストの手を掴むだけの動きしか、騎士には出来なかった。
掴んだ手からも、自らの鼓動が伝わってくる。
プリーストの鼓動と自分の鼓動がひとつになるような感覚に、
騎士は別の行為を連想し、気恥ずかしさに顔を歪めた。
「手、離せってば」
身を捩り、プリーストを振り払おうとするが、
気付いた時には、プリーストが反対の手で騎士のズボンの金具を外し始めていた。
「待て、それは本当に待てっ!」
騎士の声を意図的に無視し、プリーストは騎士のズボンと下着を降ろすと、おもむろにそこに顔を埋めた。
「いっ……!」
性器の先端が、湿った粘膜に包み込まれた感触に、騎士はぎゅっと目を瞑った。
熱っぽいプリーストの舌が、騎士の固くなった箇所の裏側を、くすぐるようになぞり上げる。
酔いのせいか、普段よりも敏感になった体は、確実に性感を外へ示している。
肌を舐めるような熱が、プリーストの手の下に集まり、小さく尖るのが分かる。
軽く唇で締め付けられるだけで、騎士の性器はビクビクと震えた。
騎士の反応を楽しむように、プリーストは舌先をうごめかす。
プリーストの手の下で、騎士の鼓動は段々激しくなってくる。
振り払おうともがいていた騎士の手は、いつの間にか、プリーストの手に縋りつく形になっていた。
左胸に添えられたままの手を、緩やかに動かされるだけで、騎士の喉が切なげに鳴る。
「や、べっ……馬鹿、離せっ!」
大した刺激も与えられていないというのに、
既に限界を感じた騎士は、慌ててプリーストを引き剥がそうとした。
しかし、プリーストは顔を上げるどころか、口の中にあるものの先端に、強く吸い付いた。
「……く、うっ!」
導かれるように――というか、半ば引きずられて――、
体内で疼いていた熱を、騎士はプリーストの口の中に吐き出した。

62 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/06/23(金) 23:51:33 ID:d6Qo0ViY
意識が飛びそうな感覚が収まると、今度は酔いと疲労、
ついでにあーやっちゃったよという後悔で、騎士の頭はがんがんと痛んだ。
気だるそうに目を細めながら、騎士はプリーストを掴んでいた手を離し、額の汗を拭った。
その手の影に、プリーストの顔が見える。
「お前……本当は酔ってねえだろ……」
ぐったりした様子で騎士が呟くと、プリーストは軽く首を傾げて見せた。
目が笑っているのを見れば、言葉など無くても、答えは分かる。
睨むような顔をする騎士の前で、
プリーストは平然とした顔をして、口の中に残る精液を指にまとわり付かせていた。
それが意味することに気付くと、騎士は慌てて目を開いた。
「馬鹿、もうこれ以上やんねーよ!」
「えー良いじゃん」
「良くねえ!」
今度こそ逃げようとした騎士だが、プリーストは素早い動きで彼の足を抱え込んだ。
「だってこれだけじゃ中途半端っしょ」
言いながら、プリーストは白く汚れた指を、騎士の性器の更に奥へとあてる。
「だっ、馬鹿、ざけんな、てめーなんか絶交だ!」
「そうおっしゃらずに」
「嫌なんだって!」
悲鳴のような声を騎士が上げた。
どうやら本気で嫌がってるらしい、と察したプリーストは、
仕方ないといった様子で、騎士の体を離した。
叫んだせいか、更に頭痛が酷くなった騎士は、大きく息をつきながら、目元を腕で覆った。
「……嫌、なんだよ」
「わーったわーった、もうしないから泣くな」
「泣いてねえし分かってねえ!」
腕を払って騎士が叫ぶ。
俺はなあ、と大きく叫んでから、軽く息を整えると、今度は呟くように続けた。
「勢いとか、ぐだぐだで流されてやるの、絶対嫌なんだよ」
じっと騎士を見つめていたプリーストが、僅かに目を細め、困ったような顔をした。
「……あーと、それはつまり、ちゃんと承諾とってやる分にはオッケー、て事?」
プリーストが訊ねると、騎士はまた腕で顔を覆った。
「言いたくねえんだから聞きなおすな」
ぼそぼそと呟く騎士の顔が赤いのは、間違いなくアルコールのためだけではない。
参ったねえ、とプリーストは呟くと、ひとつ息を吐き、騎士の耳の傍へ顔を近づけた。
熱い息がかかる感触に、騎士が小さく震えた。
まだ目を覆ったままの騎士を見つめながら、プリーストは優しい声で囁いた。
「させて?」
プリーストが囁いてから数十秒、騎士はまるで動こうとしなかった。
が、やがて目元から腕をどかすと、少しだけプリーストのほうに顔を向けた。
「……させてやる」
騎士の答えに、どーも、とプリーストは笑いかけた。

63 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/02(日) 11:49:20 ID:jyjLmUbk
エロしか無いのでそう言うのが嫌な人は読み飛ばして。(多分)悪漢×デコモンク

--------------

跪いたソイツの、短い前髪を掴んで上に向かせる。
俺は片手でズボンのジッパーを下ろし既に勃起したモノをソイツの口元に運ぶと
ソイツは徐にそれを口に含む

「んッ…ぐ、ゥ、…」
「けっ…神に仕える修道僧サマってのは人のチ○ポ喜んで咥える淫乱なのかィ?」

俺は髪を掴んだまま乱暴に腰を振りながらそう言うと、ソイツは羞恥に頬を真っ赤にさせる。
それでもその動きを追いながらソイツは舌先で舐めるようにしてきたり、時折吸うような動作を見せる。
と、気づけばソイツの下半身の股間辺り、ズボンを下から押し上げてるモノがあるのに気づく
俺が足でその辺りを踏んでやるとソイツはくぐもった様な悲鳴を上げた

「アぁ?けっけッ…お前ェ、咥えておっ勃てるってどんな変態だ?」
「ち、が、ぁ、…ふッ…んくッ、…」

ソイツが何か言おうとしたが俺が腰を突き入れるとむせ返るようになりながらも
目に涙を浮かべて必至でソレを咥えている。
もう少し楽しんでいたいところだったが
流石にそろそろ限界だった。

「オラ、イくぜッ!」

俺はソイツの口から引き抜いたのと同時にソイツの額にぶっかけてやった。
広い額を伝って精液が零れていく。
イった時に足に力を込めた所為か、ソイツも背をビクリとさせて、ズボンに大きな染みを作っていた。

「ひ…ッ…ァ、あァ…は──」

ソイツは目の前にある俺のモノを放心した様にただぼんやりと見つめるだけだった

64 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/02(日) 16:24:12 ID:TLZ7DI7c
>>63
顔射というか額射というかデコ射というかともかくハァハァハァハァ(*´Д`)

65 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/10(月) 19:34:15 ID:r0iYz0jI
某生体スレ読んでて電波受信につきコソコソと妄想垂れ流し。
エロ薄いです。

66 名前:エレメス.1 投稿日:2006/07/10(月) 19:36:08 ID:r0iYz0jI
いつものようにハワードに抱かれ、うとうとと浅い眠りの中を漂う。
傍らでハワードが俺のカタールを研いでいる音がする。
本来ならその手は武器を鍛つ為にあるというのに、「ここ」ではただただ殺戮する為に武器を握る

だけ。
情事の後、俺が微睡んでいる間に、奴がカタールの手入れをしてくれるようになったのはいつから

だったろうか。
真剣に丁寧に刃を研ぎ上げ、握りの革を締め直す。
そんな時の奴の顔はひどく悲しげで。
時にはその無骨な顔を涙が伝っていたりして。
俺はハワードが声をかけてくるまで、背を向けて浅い眠りに身を任せることにしている。
「鍛治屋」の邪魔をせぬように。

今日は静かだな。
このところ毎日のように冒険者が侵入してきていたのだが。
けだるい体でふらふらしていると、風を裂く音が聞こえた。
ひょいと小部屋を覗くと、セイレンが剣を振り回している。
いつもの素振りではない。
型もなにもなく、ただ体を疲弊させるためだけのようにがむしゃらな動き。
それでも美しいといえる動きは、鍛練のなせる業か。
その手に握られているのは奴の愛剣ではなかった。
昨日殺した騎士の持ち物。
仲間の撤退時間を稼ぐ為にただ一人俺とセイレンの前に立ちはだかり、倒れた男。
どこか満足げな騎士の死に顔を見て、拳を握り締めていたセイレン。
自らの意思で仲間の為に戦い、死んでいった騎士。
殺戮を強いられ、死ぬことすらできないセイレン。
まぁ、荒れるのも無理はない、か。
「エレメス?」
ようやく俺に気づいたセイレンが、決まり悪げに剣を置いた。
「荒れてんなぁ、セイレン」
わざと挑発してみた。
普段なら眉を吊り上げながらも理路整然と反撃してくるのだが
「そうだな」
力無くつぶやいて自分の手のひらを見つめている。
こりゃ、重症だ。
「しんどいならマガレかカトリのやーらかい胸に顔埋めて泣いてこいや。
セシルは却下な。奴には埋めるほどの乳無いし」
そこはかとなく背後から殺気が飛んで来たような気がしたがキニシナイ。
「身体的特徴をあげつらうのはどうかと思うが」
こんな状況でも説教を忘れないあたり、つくづく真面目な奴だ。
「それに・・・男が女性の前で泣ける訳がなかろう」
やれやれ。
騎士様はプライドが高くて大変だ。
「んじゃ、泣かせてやるよ」
俺はにやりと笑ってぼろい簡易寝台にセイレンを押し倒した。

67 名前:エレメス.2 投稿日:2006/07/10(月) 19:37:44 ID:r0iYz0jI
「エレメス?」
状況が理解できないのか、怪訝な表情のセイレン。
本気で抵抗されると俺の力じゃ敵わないので、先手必勝とばかり唇を奪い、奴のモノに手を延ばす


口の中を蹂躙しつつ、指先を躍らせる。
色の技もアサシンの必須スキルだ。
そんじょそこらの娼婦には負けない自信がある。
まして、相手はお綺麗な騎士様だ。
みるみるうちに硬くなるモノと反比例して抵抗する力が抜けて行く。
「貴様っ、い・・・いきなり、なに、をすっ・・・くぁっ」
「言っただろ?泣かせてやるってさ」
くちゅくちゅといやらしい音をたてて扱いてやれば、堪えきれぬ嬌声があがる。
「ほらほら、我慢せずにいっちまえよ。」
先端に爪を立てながら強く擦り上げると、
「うあぁっ」
どくり、と白濁液が溢れた。
「ふふ、マガレとは最近ご無沙汰か?」
一度達してもなお硬いソレを弄びつつ囁く。
「うる、さいっ。はなせ!」
真っ赤になって怒鳴るセイレンだが、体からは力が抜けたままだ。
「そんな潤んだ目で凄まれてもそそるだけだぞ〜?」
今の俺はさぞかし悪人面をしているだろう。
こう、普段取り澄ましている騎士様を思いのままに弄ぶってのは燃えるねぇ。
邪魔くさい甲冑を引っ剥がし、奴のモノを咥えた。
「エレメス!?ちょ、まて、そんな・・・っうぅ」
袋から裏筋までじっくりとなめてやれば、奴の体がびくびくと跳ねる。
この初々しい反応からして、こーゆーコトされるのは初めてっぽいな。
カワイイじゃないか。
セイレンに聞かれたら爆裂BB食らいそうなことを考えつつ、わざと音をたててしゃぶる。
「やめ・・・もう」
切羽詰まった声。
顔を上げれば、潤みきった瞳から一筋涙が零れていた。
「やぁっと泣いたな」
身を起こして、涙をなめとる。
「これ、は、生理・・・的な現象、だっ」
「そういうことにしといてやるよ」
どこまでも意地を張るセイレンに苦笑する。
「ほら、吐き出しちまえよ・・・色んなものをさ」
優しく口づけながら、指先で追い込む。縋るように、腕が俺の背にまわされた。
ぎゅっと力がこもり、弛緩する。
ぽんぽんと頭をたたくと「子供扱いするな」と拗ねたような声。
語尾が震えているのには気が付かないふりをして。
「ちょいと休憩させろ」
背中合わせに座り直して、奴の背中にもたれかかる。
かすかな嗚咽が、やがて寝息にかわるまで、そうしていた。

「お疲れさま」
後始末して部屋を出ると、カップを手にしたセシルがいた。
「はい、いい加減喉が乾いたでしょ」
「お、ありがとな」
冷たい水には爽やかなレモンの香り。
視線で問えば
「さっき倒した奴が落としたのよ。自分の分のついでだけどね」
と手ぶらで微妙に目を逸らす。
相変わらず素直じゃない奴だ。
「ハワードもセイレンもだーいぶ参ってたみたい?」
二人とも不器用で、不本意極まりない「ここ」での殺戮の日々にただひたすら鬱屈していく。
女性陣のように素直に感情を出せればいいのだが、そこは「誇り」というモノが邪魔をする。
「まぁな。お前さんみたく、乱射してスッキリって性格してりゃよかったんだけどなー」
「それで体張って発散させてやってるわけ?お優しいこと」
じろり。
俺の言い方が気に障ったのか、視線と言葉に刺がある。
「そうそう、さっきはとってもとっても失礼な事言ってたね」
あ、ヤバイ。
ゆぅらりとセシルの体から怒気が立ちのぼる。
爆裂寸前。
それを止めたのは
「セシルの胸は形がよいから自信もちなさいな」
「うひゃぁっ」
ふに、と後ろからセシルの胸を揉むマーガレッタ。
この隙に俺はクローキング。
「離せー揉むなー」
じたばた暴れるセシルを楽しそうに拘束しながらマーガレッタは言った。
「ねぇ、エレメス。あなたはどうなのかしら?」
顔は笑っているのに、目が笑っていなかった。
「あの二人の鬱憤を受け止めて。でも、あなた自身は?」
俺は答えずその場を去った。

68 名前:エレメス.3 投稿日:2006/07/10(月) 19:41:24 ID:r0iYz0jI
侵入者を発見した。
幸い、俺1人しかこの場にはいない…スイッチを切り替える。
クローキングから不意をつく。
肉を裂く重い手応え。
驚愕の表情で倒れて行く敵。
体の奥底から湧き上がってくる歓喜。
物心ついたとき、いや生まれたその瞬間からたたき込まれてきた人殺しの技を思いのままにふるえ

る喜び。
距離をとり、姿を隠し、後衛をまた屠る。
殺し合い、これこそ俺が求めるもの。
射掛けられる矢、放たれる魔法。
この痛みさえ心地よい。
スナイパーの放った鷹が俺の胸を貫いた。
仮初めの死が訪れる。

水から浮き上がるように意識が戻った。
あれほど受けた傷も、今は跡形もない。
つくづく、便利な体だ。
何度でも何度でも殺し、殺されることができる。
「ここ」に来るのは鍛え抜かれた精鋭中の精鋭。
外界では滅多に戦えぬ極上の敵。
先ほどの殺し合いを思い返すと、ぞくぞくと昏い喜びが背筋を走り、かぁっと体の熱が上がる。
「機嫌、よさそうね」
おっとりとした声、カトリーヌか。
「何か用か?」
差し出されのはケーキとキャンディ。
「下の子たちに、とどけてくれる?」
「了解。」
「それと」
「ん?」
「他の人には、見せないでね?その顔」
キン、と澄んだ音を立てて現れた氷壁に映るのは血に飢えた殺人鬼。
「忠告感謝」
氷壁にもたれかかって火照った体を冷ます。
殺人鬼から暗殺者にスイッチを切り替える。
「お前さんは、俺の本性見ても何も言わないんだな」
「興味、ないもの」
カトリーヌが俺の頬を撫でる。
「あなただけが、2Fに行くことができて、あの子たちと、連絡をとることができる。
その事実だけあれば、いい」
でもね、と彼女は続けた
「他の人たちはね、気にすると思うの。だから、見せないで」
カトリーヌと別れ、鼻歌交じりに2Fへの隠し通路に向かう。
ここの通行権は、唯一「志願」した俺にのみ与えられた特権だ。
「なぁ、マガレ。俺は発散する必要なんて無いんだよ」
そう、俺は望んで「ここ」へ来た。
永遠の殺し合いを楽しむために。

69 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/10(月) 19:42:54 ID:r0iYz0jI
ぐは、メモ帖からコピペしたら改行がおかしなことにorz
お目汚し失礼しました〜。

70 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/11(火) 00:49:22 ID:EmKYJBp2
セシルの方になぜか萌えてしまった自分がもうよくわからない

が、ハワード・ガイル・セイレンの三角関係が生体っぽくてGJだ!

71 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/12(水) 00:52:00 ID:2VSGVGM2
……い、いつか…このスレに来てたらいつか誰かが生体スレから引張って書いてくれないかと…思って…。


書いてくれたという事実に感動した!!。・゚・(ノД`)・゚・。
そしてエレメスがステキでした…ありがとうございました(*ノノ

72 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/12(水) 19:04:05 ID:6lgXN3/o
仲よさげなDOPたちですなぁ。
生真面目なセイレン萌えw
しかし胸のやりとり知ってたってことはマガレもセシルも覗いてたのか・・・?
エレメスは知ってたっぽいけどセイレンはとんだ羞恥プr(ゲフゴフ

まぁ、ごちでしたw

73 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/21(金) 15:11:46 ID:t96qDhIo
ここでもつるぺたなセシルに一番萌えた俺負け組。
エレメスのダークヒーローっぽい雰囲気もいいね。

74 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/24(月) 23:07:20 ID:3PYlobrU
あー、普段絵描きで文章描いたこと無いんで(´・ω・`)でも見逃してやってくれ…
******************


 「それじゃあ俺は、一足お先に戻らせて貰いますね!」

笑顔で手を振って、俺の出したポータルに消えていくマジシャンの赤毛を見送ってから、
俺は大きく息を吸い込み、頭上に素早く気弾の数を揃える。

坦々と指弾で桃木とパピヨンを蹴散らしながら、
まだこの世界に来て日の浅い赤毛のマジの事をぼんやりと考えた。

ここでもう少し稼いで、少しはマシな装備を揃えてやろうかな。
甘やかすつもりは無いが、アイツは些か死に過ぎる…

呪文を唱える事に夢中になって、よく横たわるハメになるアイツは、
それでも楽しそうに
「今日は何処へ連れて行ってくれるんですか?」
なんて聞いてくるから、俺もすっかり奴のペースに引き込まれてしまう。

 …まぁ、たまには子守ってのも悪くはない、かな?
この世界の事をよく知らないが故に、結構な無茶をかましてくれるあいつが心配で。
つい世話を焼く俺を友人達は、子守も楽じゃないなと笑っていたっけ。

 そんなとりとめの無い思考をリアルに引き戻したのは、
けたたましいと表現するのが相応しい、赤ん坊の泣き声だった…。

それは俺にとってのもう一つのリアル。
そう、ここでこうしてモンスターを蹴散らしている俺ではなく、
言うなれば…

「中の人」の現実(リアル)ってヤツだ。

「って、まじかよ…随分早いな、まだ3時間位しか寝てないぜ?!」

どんどん音量を増して響くその泣き声に、
俺はミストレスの王冠から無造作にはみ出した金髪をかき上げて、
それから盛大なため息を一つついて。

 ……戦いの場から、しばし意識を切り離した。

75 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/24(月) 23:08:13 ID:3PYlobrU
席を立ったのは、ほんの数十秒程だったと思う。

因みにこの盛大な泣き声の持ち主は俺の子ではなく、
海外に仕事だという親戚から預けられた子で。
ほんの少し抱き上げてあやしてやれば
直ぐに泣き止んで寝付いてくれた。

「子守も2つ続くと、流石に疲れるなぁ…」

赤毛のマジが聞いたら、一緒にしないで下さいと怒るだろうか?
苦笑しながら席に付き、もう一度意識を戦場に戻す。

「って、ぅあっ…!待て待ておいっ………!!」

意識が戻った途端、俺の目に飛び込んで来たものは…
まぁその、8割がたお察し頂けては居るだろうが
冷たい地面に横たわる己の姿と、
俺の周りを取り囲む、大量の桃木共の姿だった………

レベル90越とはいえ、指弾モンクは丈夫に出来ていない。
ほんの数十秒とはいえ、意識を手放した自分が悪い。
しかしデスペナに凹む間もなく、俺は自分の身に起こっている出来事に驚愕する。
俺の視点からは桃木の陰になって見えなかった位置に、
この崑崙には居ない筈の、赤いそれ。

「…ペノメナ…?!ちくしょ、どっかの馬鹿が枝折りやがったのか!!」

無抵抗の俺に止めを刺したのはこいつに違いない。
だが、怒りが湧き上がるより先に、無造作に法衣の前から潜り込んで来た赤い触手に
俺は思考を寸断されるハメになった………。

「……っく、な、に………?!」

腹筋の上でのた打ち回り、鍛えられない下腹に這う、赤い滑りのあるそれ。
戦闘不能状態の身体にはまるで力が入らず、俺はされるがままだ。
弾力のある数本の触手が、脇腹をつたって下へと潜り込んでいく感触に思わず身震いした。

76 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/24(月) 23:08:59 ID:3PYlobrU
「ひぁ、ぅ……!…この、調子こいてんじゃ、ね…ぞ」

ゆっくりと、俺のそこに絡みつく触手。
その塗れた感触に締め上げられ、みっともない声をあげてしまった自分が恨めしい。
直接的な刺激にあっさりと首をもたげる自身に内心舌打ちをして
霞が掛かったようになる思考を何とかしようと首を振る。
首都まで死に戻ろうと、ようやく意識をまとめた時。

太股の付け根辺りのきわどい箇所を彷徨っていた触手が、最奥に潜り込んで来た。

「…………ぁ…!!!」

粘つく液体を何度も往復しながら内壁に塗り込められ、気が遠くなる。
こんな化け物に弄られて反応してしまう惨めさに、眼の奥が熱を持ってくる。
前立腺を強く内側から刺激されて、俺は我慢出来ずに達してしまった…。

「っふ、くぅ………ンんぅ……ッ!!!!」

みっともなく腰を揺らして、声を上げて。
情けないことこの上ないが、解放の瞬間は間違いなく快楽だ。

荒い息を吐き続けながら幾分冷えてきた頭で、ようやく俺は首都へと死に戻った。


 その後、無邪気な笑顔でもう一度崑崙行きを赤毛マジにリクエストされても、
素直に頷いてやれない俺が居た………。


******************
子守で離れて死にまでの件は実話www
ちょと悔しかったのでここにぶつけてみた。

スレ汚しスマソ。

77 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/26(水) 17:04:22 ID:hoyJ03uo
>>74〜76
ちょ
エロイ

78 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/07/31(月) 14:16:12 ID:HY79Nj6s
もんきゅ受が旬なのか?

79 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/08/09(水) 06:49:44 ID:iZ.6xWAA
33で書いてた者です。どうにも中途半端で放置してしまっているので、
一度最初から見直してUPロダの方へ投稿させていただこうかと思っています。
このような形で長期放置していたことにお詫びします、申し訳ありませんでした。

80 名前:Identity(前) 投稿日:2006/08/13(日) 03:19:08 ID:8aMq.ntk
昔のことなど覚えていない。


ただ数日前訪れた冒険者達が、女好きのアサシンの話をしていた。
借金を抱えて姿をくらました彼を、アサシンギルドの者が探しているらしかった。

「でさ、そいつの名前は――」

聖職者が続けた言葉の先を、エレメスは聞き取れなかった。愛刀[カタール]を取り落とす。酷い頭痛がして、喉の奥にきつい酸の塊がせり上がってくる。辛うじて飲み込んで、胸元を押さえた。
息があがる。苦しい。クローキングを維持するため意識を集中しようとしても、頭が混乱して、訳の分からない衝動に支配される。
耐えられなくなって床に膝を着いた。ぐ、と息を詰めて、震える手でカタールを握りなおす。
(駄目だ、集中しろ…暗殺者たる者常に冷静でなけれ、ば……)

(…あれ、エレメスだよな)
様子がおかしい。カタールを取り落としたのを見咎めて、ハワードは立ち止まった。
途端体が揺らいだのを見て、階段を飛び降りる。
「エレメスっ!」

呼ばれた気がして、振り向こうとして、眩暈がして俯いた。
視界の上半分が墨を流したようになっている。
「……!…」
声が聞こえる。すぐ傍に居る筈なのに、気配は遠のいて、何を言っているのか聞き取れない。

(もう随分前から行方が分からないらしい。放浪好きだったそうだから、いつかふらっと帰ってくるかもって言ってたっけ)
(女好きで有名だったんだよな。結構顔が良かったからモテたんだとか)
(でさ、そいつの名前は――)

彼らの会話が痛む頭に響く。
何がなんだか分からなくなって、エレメスは硬く目を閉じた。

――拙者は一体……誰…?

答えの出ない疑問が思考を埋め尽くす。どうしようもなく不安になって、鼻の奥がツンと痛くなる。

と、誰かが肩を掴んだ。強引に体を起こされて、大丈夫か、と問われた。この声はハワードだ。
答えようと思ったけれど、言葉を口にする前に突然抱き上げられた。
そこそこ重いつもりだった自分を軽々と横抱きにするあたり、意外に腕力はあるらしい。
触れ合う部分から布越しに伝わる体温に妙な安堵を覚えて、無意識に彼へ寄りかかる。相手はあのハワードなのだが、今はそんな事を気に掛けられる精神的余裕はなかった。
――自分が誰で、此処が何処で、何故、何のためにこの牢獄に閉じ込められなければならないのか。
答えが知りたくて、でも知ってしまうのが怖くて、少しでも気を抜けば涙が出てきそうだった。

エレメスの様子がおかしい。いや、おかしいなんてもんじゃない。マーガレッタに診せないと、と思ったが、それも違う気がする。
取り敢えず下がらせよう、と思って、歩けそうに思えないので抱き上げる。思ったより軽いな、と呟いて、あとは控え室へ走った。

彼の部屋は殺風景極まりなかった。きっと落ち着くには不向きだろうと考えて、自分の部屋に連れて行くことにした。
ソファに座らせて、体を起こそうとする、と、軽い抵抗を感じる。エレメスが腕を掴んでいた。
「…?エレメス」
力が抜けたように俯いていた彼が、顔を上げた。何か、縋るものを求めているような、頼りない瞳がハワードを見上げる。
「……ッ」
怯んだ。けれど同時に、酷く興奮した。欲に突き動かされて、エレメスを押し倒す。
「ハワー、ド…」
「……すまない、もう…だめだ」

どうにかなりそうだった。
不安に押し潰されそうだった。
何か、一時でもいい、支えてくれるものが必要だった。
今、傍に居るのは、ハワード。いけない、と思った。彼に縋ってはいけない、と。
でも、体は言うことを聞かない。自分をソファに下ろして立ち上がろうとする彼の腕を掴む。
そのことに自分で驚いて我に返ったが、それでも残る不安に、やはりヒトの温もりを求めてしまう。
――ああ、でも良かったのだ。セイレンやカトリーヌは傍に居てくれるだろうけど、今はそれだけでは足りない。セシルなら間違いなく放り投げられそうだ。マーガレッタは後のことが怖い。
ただ自分に覆い被さるハワードの背中に、そっと腕を回した。


*   *   *

はじめまして、お邪魔致します。
早速でなんですが某生体スレのハワード×エレメスです。
途切れ途切れで書いてたので変なところもありますが気にしたら負けだっorz

えろすは途中ですよ!ちょっと休憩してからまた続きを書こうと思います。
エレメス萌え同志が近所にいなくて自己補完MAX(´・ω・`)

81 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/08/17(木) 16:34:31 ID:oZ.DKU1M
>>80
自分もエレメス萌えなのでハァハァさせていただきました(*・ω・)

82 名前:BS×シーフ 投稿日:2006/10/22(日) 12:54:31 ID:MrJdKCTw
 プロンテラにて…
「いやーあっはっは。負けちゃった」
「何に負けたのか、どうして上半身裸でプロンテラ一周なのか聞きたくもねえ」
「いやね。ミス聖堂の本日のパンテーの色をだな…」
「聞きたくねえってーの!」
「もーやだこの子。反抗期?」
「あほか!」
 このバカBSにつかまったのが運のつき。
 黙ってれば美丈夫な部類。銀色の髪は綺麗に輝いてるし、背は高いし、肉付きも
良いし。営業スマイル抜群で世の女性方はこいつの口車に乗せられて、いらないも
のどうでも良いものを時価の数倍で購入しちゃうって寸法さ。
 俺はというもの、転職したてのシーフってわけで。シーフなくせにこいつのバカ
の後始末をするわけで、ミス聖堂に3時間説教を食らったわけで。
「お前いないと俺はダメさ加減、倍増だなー」
 ほんとは逆なんだ。
 俺はバカ(BSほどではない)だから、一人でいるのが怖いんだ。一人でいると
騙されて、踏みつけられちゃうほど心が弱くて。シーフになってアサシンになれば
そんなことないだろうって、安易な考えなくらいだから。
「さてとー。飯食って帰るとするかー」
「ん」
 プロンテラ随一の安くて大盛の食堂で、二人がつがつと食べています。
「あ、お前。こんな所に」
 嫌なヤツに声をかけられました。
「シーフになった…」
 言葉が続かないないのはきっと、フォークがぐっさりと手の甲に刺さっているせ
いでしょう。見てるこっちが痛いってーの。
「あ。ごめーん。太いからウィンナとまちがえちゃった」
 バカが反省の色無に、軽く言う。
「お前…」
「やる?俺強いよ?」
 バーサクPを取り出し、ヒドラ二枚刺しのツーハンドアクスをちらつかせると、
ナイトはぷいと出て行った。
「どーした。さっさと食え。おねーさんごめーん新しいフォーク持ってきて」
 気まずい周りを何のその。バカはがつがつ食い俺もがつがつ食った。

「あいつとなんかあったのか?」
「え?別に…」
 言いたくないってーの。特にお前には。
「お前顔に出すぎ」
「いいだろ」
「気になる」
「ほっとけ」
 といったら腕をぐ言って掴まれた。
「ほっとけないから聞いてるんだ」
「あいつに…騙されたんだよ」
「何された?」
「言いたくねーって」
「先に帰ってろ」
「もう遅いのにどこ行くんだ?」
「しみつ」
 そう言ってあいつは消えた。俺はどうしようか悩んで、先に帰る事にした。

 最近はそんなに思い出さなくなったな。
 あのバカに瀕死の状態で拾われた頃は、地獄だった。
 なぜ俺なんだよって答えが出るわけでもないのに悩んで、苦しんで。死んじゃお
うかなって思ったことがあったけど。
 だけどあのバカがバカなこと言うたびに。
 俺は救われた。生きているのって楽しいって思えるようになった。

「遅い」
「わりーわりー」
 傷だらけなのに気づいて、驚く。
「え?おい。どーしたんだよ?」
「ああ。あのナイトに因縁吹っかけてきた」
「ええ?。なにやってんだよ」
「しばらくプロンテラには寄り付かなだろう」
「は?!、って、お前むちゃくちゃ」
「そうか?。お前は俺のものだからな。そのお前を傷つけるやつは許せるわけ
ねーだろ?」
 バカに真直ぐに言われて、俺は黙り込む。
「お前無茶すんなよ…」
「え?心配してくれるのか?」
 嬉しそうに言うからなんかむかついて拳を頬にヒット。
「やーいへなちょこパンチー」
「んだよ!」
 ぐいっと腕を掴まれて、真剣な顔で見つめらた。こんな顔初めてで、戸惑う。
「俺、バカだけど。お前がいないとダメなんだ。だから一緒にいてくれ。この先
ずっとだ」
「お前ほんとバカだな。そんなこと言わなくたって…」
 言わなくたって何かなー?なんて、嫌な笑い方をする。
「うるさい。知るか!」
「もーかわいいなー」
 ぎゅっとっ抱きしめられてじたばたしても純戦闘Str型BSにかなうわけもな
く。
「な…ばか!はなせ!」
「やだ」
「可愛く言うなよ!気持ちわるい」
「気持ちわるいのか?」
 真剣に聞くなよ。
 ぽんぽんと背中を優しく叩かれて、子供をあやすように優しく抱きしめられる。
「お前。血の匂いする。戦闘職に喧嘩売るなんて」
「ほとんどナイトの血だけどなー。槍でよわっちーモンスターばっか相手にするや
つに俺はまけないぜ?」
「とりあえず、風呂はいってこいよ」
「お?久しぶりに一緒に入るか」
「ばか言うな!」
「なんだよー。シーフ試験で骨折したとき一緒に入ったじゃんか」
「いいっていってんのに無理に入ってきたんだろうが」
「キノコとりでずっこけて、利き腕折ったお前が悪い」
 ぐいっと、お姫様抱っこされるともうじたばたしてもかなうわけでもなく。
「俺さっき入ったからいいっての」
「だめ。認めません」
 だばーんって、ちょっとぬるい湯船に落とされる。
「服!服着たまま湯船におとすバカ…」
 少し泣いてる。
 バカが泣いてる?!
「おい?!」
「何で…お前があんなヤツに傷つけなれなきゃいけねーンだよ」
 もう直ぐ転生で、下手な戦闘職より強くて、バカばっかり言っては大笑いしてい
るバカが俺のことで泣いてるのか?!。しかもそのことで俺に八つ当たりなのか?!。
「泣くなよ。俺はお前がいてくれれば。ずっとそばにいてくれって言ってくれたから。
俺はそれでいいんだから」
「よくない!」
「なんで?」
 そういうとあいつはいきなり。頭をがしって抑えてキスしやがった。優しさもロマンもね
ぇから、前歯が当たって痛かった。
「な…なにすんだ!?」
「俺はねお前にいろいろしたいんだよ。そりゃーもーいろいろとね」
 いろいろの内容は聞きたくない。
「でもお前がそんなんじゃ出来ないじゃないか!。クズ野郎と一緒になっちまうじ
ゃないか」
 要するに。こいつは俺を抱きたいと。
「あーもう!わけわかんねぇ!」
 それ俺の台詞だし。
「俺バカなんだから。まどろっこしいの嫌いなんだよ!」
 泣きながら切れるバカを見て、俺は笑いがこみ上げてくる。
「笑うなよ!俺は何時も真剣なんだぞ!」
 ふてくされて言うなよ。
「俺。汚いよ?。何もしらねーでクズなナイトに引っかかっちゃったような。そん
なヤツなんだぜ?。それでもお前は…」
 言葉が続かなかったのは、あいつがキスで口をふさいだから。さっきとは違う、
優しくて蕩けそうな上手いやつ。
「かまうもんか」
 ペロッっと唇を舐めて、悪戯小僧のように笑う。目じりに涙があるけど。
「…優しくしろよな?」
「俺ちょーやさしーってお前知ってるだろ?」
 知らないし。
---------------------------------------------------
 こんなのでよろしかったら続きいりますか…?

83 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/10/22(日) 13:11:03 ID:guBOqTBE
>>82
続きプリーズ!!
シーフ君が可愛いっすね。
是非ともBS君と幸せになってほしいです。

84 名前:81 BS×シーフ(続き) 投稿日:2006/10/29(日) 07:49:53 ID:RVnhgMCo
 「もう…だめ。苦しいよ…」
 胡坐で偉そうに座るバカBSの上にシーフなり立ての俺は背中を向ける形で座っ
ていて、良いように翻弄されている。ちょっと寒い浴室で背中に伝わるバカの肌の
温度は、とても気持ちよくて…。
 手先がしびれるほどそこに血が集まっていて、息が詰まるほどの快感に何度も果
てそうになるのに、バカは手を止めては、俺の反応を楽しむ。
「ん?」
「いかせてくれよ…」
「じゃこっち向いて」
 くるりと体を動かされ真正面にバカの顔が入る。
「顔みたい」
「何いっ」
 言葉が詰まるほど強く握られて、ひくひくと腰が動く。
「あっ…」
 少しきつめだけど愛嬌もある瞳に俺の淫らな表情が見えるのが、なんとも恥ずか
しくて顔を背ける。
「はは。お前の顔見てるだけでいきそう」
 喋りすぎだバカ。
「しごかなくていいから俺のも握ってよ」
 言われるままに握ったら、良い子だねって言いやがった。
 できるだけ見ないように、していたのに。逃げ出したくなるほど大きくて、張り
も硬くて、両手で握ると先端からトロトロと粘りのある液が出てくる。

 気持ちよさそうに、目を閉じて俺にされるがままにするから。
 ちょっと、焦らされるのも限界だし。
 何も用意してないけど。どうにでもなれって…。

 肩に手を置いて、ゆっくりと腰を浮かす。
「おい?」
 あは。お前でも驚くんだ。
「無理すんなって」
「知るか、バカ」
「もーこんどは切れるし」
 良い子だから待ってろといって、脱衣所に置いてあるリュックから白ポーション
だすし。
「何もしないよりましだろ?」
 そういうと手のひらにどろっとした白い液体を乗せて、擦り合わせて暖かくする。
その手つきでさえやらしい。
 そしておいでおいでをして、俺を膝の上に乗せる。
「ひゃっ…」
 穴のあたりを撫でられた時、くすぐったさに変な声が出る。その声にあいつはく
すくす笑うし。
「俺のも塗ったほうが良いのか?」
「ん」
 不器用な手つきで、自分のに白ポーションを塗る。
「じゃ、いくぞ?。痛いとか言ってもとまらないかも…」
 腰を引かれぐっと下へおろされる。
「ひっ…」
 息が詰まる圧迫感。
「…キツイな。やっぱ…」
 少しずつゆっくりおろされる。なんとかくわえ込んだとき、俺はぐったりしてい
た。
「動かすな。まだ…。お前でかすぎ」
 痛みはあるけどそれでも、甘く感じるのは…。
 たまにしか見れないバカの真剣な顔が、目の前にあるからかかな。
「…動くぞ」
「ん…」
 ゆっくりと探るように突きあげられるたびに、甘ったるい声が漏れて、自分でも
それが恥ずかしくって。
「あは…お前可愛すぎ」
 うるさいと言う代わりに、キス。
 あいつはしっかりと俺の腰に腕を回すと、激しく腰を動かす。痛みと快感がごちゃ
混ぜになって…。腹の中に広がるあいつ印に、俺も果てた。
 ぽたぽたと涙が流れた。痛みのせいかはわからないけど。そんな顔見られたくな
かったのに。
「…そばにずっと居るからな」
 そう言ったらバカは笑って、涙をぬぐってくれた。

 そのあと。
 もう勘弁してくれって何回も言う羽目になってしまった。まあ…いいか。

 朝
 ドンドンドン…バキ
 バキ?バキって…?
 乱暴にドアを叩く音の後にといたが壊れるような音がした。
「壊れた」
「壊れたではなく、壊したというのですよ」
 そんな間抜けな会話が聞こえてくる。
「お…い起きろ…バカ」
「んーなんだ?さわが…」
 騒がしい理由に思い至ったバカは、がばっと起きる。
「しまった。ニヒトとフェリックと一緒に狩りに行く約束…」
「俺パス…たてねぇ…」
 ニヤニヤと嫌な笑いをして、バカはがしがしと頭を撫でる。
「二人とも起きて…」
 ハイプリースト ニヒトは言葉を詰まらせる。
「わぉ。大胆ネ。ハッスルしたの?」
 アルケミスト フェリックは無表情にそういう。怒ってるとかじゃなくて、も
とからそういうやつ。
 俺もバカも素っ裸。風呂場でいかされた後、散々ベッドでもしまくったからな。
「まったく」
「仕方ないネ。俺朝飯作る。台所借りる」
「僕も手伝いますよ。二人ともさっさと服着なさい」
 二人は何もなかったように出て行った。きっとニヤニヤしてるの違いない。
「余韻ぶち壊し」
 そういってバカは立ち上がり服を着る。
「大丈夫か?」
「無理。先行って玄関のドア治しとけ」
「は?」
「あいつらドア壊して入ってきた」
「だー。しょうがねえなあいつら」
 そういって部屋を出て行こうとして戻ってくる。
「おはよう。シュヤ」
「ん。おはよ。ゼル」
 軽いキスをしてあいつは出て行った。俺はだるくて、そのまま寝てしまったのは
言うまでもない。

 End

85 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/10/31(火) 00:00:21 ID:p28WHmi6
>>81
GJ!!
なんだか、可愛い二人ですな。
個人的にはケミさんの口調がツボだったりしますw

86 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/11/14(火) 17:18:41 ID:OAoPRaH6
「ちゃおー」
 溜まり場での恒例の挨拶をするわたし。
「……」
 返事が無い。 きっと狩りで疲れているんだろう。
 そっと隣に座る。 それだけで幸せだと思った。


 彼のお姉さんとわたしは同じギルドで、彼自身は最近この世界に降り立ったという。
 お姉さんにこの世界のことを教えてもらっていた彼は、あっという間にノービスから剣士になり、
あっという間にわたしと公平が組めるレベルになっていた。
 わたしが支援プリと言うこともあり、何度か一緒に狩りに行った。
 ペコにまたがり、颯爽と走る彼。
 いつしかわたしは彼のことが好きになった。

 じっーと彼の寝顔を見る。 長い睫毛。 銀色の髪。
 彼はこの木陰が好きならしく、いつもここに居た。
 きょろきょろ。 あたりを見回す。
 狩りのとき以外はアイアンケインをはずしている。
 ペコも騎士ギルドに返して、樹に寄りかかっている。

 誰も見てないよね? 確認すると、彼が起きないようにそっとキスをした。
 そっと唇を離す。
 何度、彼が昼寝している時を狙ってキスしただろう。
 告白する勇気は無い癖に。

「あ、ユン。ちゃお」
 目覚めたらしい彼がわたしに挨拶する。
「だいぶ疲れてたみたいだね、シルク君」
「うん…あーよく寝た」
 伸びをすると、彼はこっちを見た。
「どうしたの? ユン?」
「ん?」
「なんか顔が赤いなあって」
「…頬紅つけてるからだよ。 ほら」
 頬紅を落とす。 …彼に指摘されるぐらい赤かったのかなぁ?
「ほんとだ」
「でしょ?」
 彼への思いを悟られないように、注意しなくちゃ。
 気づかれて気まずい関係になるより、ただ隣に居られる関係で居たい。
「のど渇いたでしょ? はい」
 そう言うとかばんからリンゴジュースを差し出し、彼に手渡した。
「ありがと。 …またユンの握力でぎゅーっと握りつぶしてきたの?」
 くすっと、彼が笑う。
「失礼なっ、STR1のわたしがそんな事できるわけないでしょうっ」
「いや、いつも持ち歩いてるから。 ポリン飼ってる訳でもないのに」
「ん〜、なんとなく、かな。 実際ジュース美味しいし」
 こうやって、なんとなく隣に居られる関係で良い。
 そう願っていた。


 ある日。
「ユンちゃん」
「はい?」
 同じ溜まり場のブラックスミスさんに話しかけられた。
「製造支援お願いしたいんだけどいいかしら?」
「いいですよー」
 彼女のパーティーに入り、ブレッシングとグロリアをかける。
 カンカンカン…。
「よしっ、成功っ」
「おめでとうー」
 なんとなくアンジェラスをかけた。
「あはは、なんかめでたい感じだよね」
「うん…何作ったんですか?」
「強いアイスランス。 シルク君に頼まれたの。
 『貴女の作った武器が欲しいんです』って」
 ちくり。 胸が痛んだ。
「そうなんですか?」
「うん、まあお姉さんが監獄に行って、鋼鉄とか貰ってる関係上、親しくなったし、
属性武器って買うと高いしねぇ」
「そうですね」
 …名前が刻み込まれた武器。 いいな。
 わたしもプリーストじゃなくブラックスミスかアルケミストの道を選べばよかったかな。
 そうすれば、わたしの名前が入った物を彼にプレゼントできるのに。
「あっ、そうだ。 しばらく炭鉱に篭る事にしたから、この武器シルク君に渡しておいてくれる?」
「はい」
 そう言うと、ずっしりとしたそれを受け取った。
「また材料持ち込んでくれればいくらでも作るよって言っておいてね。 じゃ」

87 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/11/14(火) 17:19:32 ID:OAoPRaH6
 数日後。
 また彼はお気に入りの樹の下で寝ていた。
 キスをしようとして、なんとなく、やめた。
 その代わり、落ち葉を彼の体に降らせた。
「んあ…あ、ユン、ちゃお」
「ちゃお。 …こんなところで居眠りして風邪引いても知らないんだから」
「んー、なんとなくここが落ち着くんだ」
 なんとなく、判る。
 プロンテラ南の臨時広場の近くの一本の樹。
 雑踏の中、ここだけは静かに感じる。
「あっ、そうだ。 これ、預かり物」
 そう言うとわたしは、ブラックスミスさんに手渡された武器を彼に渡した。
「お。成功したんだ?」
「うん、材料持ち込んでくれればいくらでも作ってくれるって言ってたよ」
「属性武器は、大体彼女に頼んでるからなぁ」
 ちくり。 また胸が痛んだ。
『どうしていつも彼女に頼むの?』
 そう聞けたらよかったのに。
「さて。 これ持って西オークにでも行こう。
 じゃ」
「あ…わたしついていこうか?」
 その言葉もむなしく、彼はすたすたと立ち去って行った。

 それからと言うもの、彼は樹の下で見かけなくなった。
 溜まり場の人に聞くと、セージさんに属性付与してもらって、毎日西オークに向かってるらしい。
「ユンちゃんちゃおー」
「あ。 ちゃおー」
 溜まり場の騎士さんだ。
 なんとなくお姉さんっぽい彼女に、わたしはよく相談事をしていた。
 彼のことは、秘密だけど。
「どうしたの、暗い顔して?」
「ん〜…わたしって必要とされないのかな、って」
「どうして?
 支援プリ居なかったら、ダンジョンに行くのも大変だし、引く手あまたじゃないの?」
「…多くの誰かより、一人の人に必要とされたくて…」
「あー。 さてはユンちゃんにも誰か好きな人が出来たのかなー?」
 ウインクをしてわたしのほうを見る。
「赤くなってる。 …私の知ってる人?」
「…うん、シルク君」
「あー。 彼ねー」
 ふむふむ、と頷くと、
「好きって伝えないの?」
「…勇気が無くって」
「そっかー」
「さっきも、一人で西オーク村行っちゃって…」
「追いかけていけばよかったのに」
 俯いてしまう。
「…ま、頑張って。 何か聞きだしたいこととかあったら、何気なく彼に聞いとくよ?」
「はい…」


 数日後。
 またいつもの樹の下で居眠りしていた。
 久しぶりの寝顔。 そっと、キスをした。
「…?」
「!!」
 …キスしたことで彼が起きてしまったのだ。
 どうしよう、何て言えばいいんだろう。
「あっ…あの…その…」
 動揺してしまう。
「…ユン、アルデバランポタ持ってるっけ?」
「うん」
「じゃあ出して?」
 内心バクバクしながら、ワープポータルを開く。
「ユンもおいで」
 そう言うと彼はワープポータルに乗り、わたしもそれに続いた。

 時計塔から見て西の建物に入った。
 個室に二人っきりになるのは初めてだから、ドキドキしてしまう。
 ベッドの上にちょこんと座る。
「さっきの事なんだけど…」
 彼が背中を向けて話し始める。
「う、うん」
「―――最初から気づいてた」
「!!」
 えぇぇぇ…。
「いつ切り出そうか迷って、寝た振りしてたんだ」
 そう言うとわたしのことを優しく抱く。
 心臓がバクバク言ってる。
「それで…ユンの事好きになって、強くなりたいって思って…だからソロばかりしてたんだ」
「……」
 そうだったんだ。
「ユンにとって不足の無い男になりたくて…」
「シルク君は、ずっと不足じゃ無かったよ?」
「…強くなって、ユンを守りたかったんだ」
 そう言うとわたしの唇にキスをした。
 長い長いキス。 …ゆっくりと舌が入ってきた。
「あ…」
 ドキドキが止まらない。 わたしは夢でも見てるんじゃないだろうか?
 舌を絡める。 頭がおかしくなりそうだ。
「ユンの胸…ドキドキしてるね」
 彼の右手がわたしの左胸を触る。
「うん…」
 当たり前だ。 大好きな人にキスされたら誰だってドキドキするんじゃないかな。
 ゆっくと胸を撫でる。 その度に吐息が漏れる。
 同時にわたしの太ももを撫でる。
 ゾクゾク…っとした感覚が襲う。
 わたしの大事な部分にそっと触れた。
「ユンのここ…すごい濡れてる…」
「や…恥ずかしい…」
 あまりの恥ずかしさに眼をそらした。
 法衣を脱がずに、下着だけ剥ぎ取られた。
「ユンのここ、綺麗な色してるね」
 彼は、ゆっくりと指をそこにうずめた。
「あ…」
 誰も入ったことの無いそこ。 指が入ってる感覚が判った。
 動かしはじめる。 くちゅ…くちゅ…と音が立つ。
「…あっ…」
 顔をふるふるっと震わせた。
 激しさを増してゆく。
「あっ…ダメ…」
「…いっちゃう?」
「のかな…なんかわかんないけど…」
 感じたことの無い感覚が襲ってくる。
 トイレに行きたくなるような…ふわっとしてるような…。
「あっ…ダメ…ダメ…ああっ!」
 大きい波が襲う。 その感覚に、背中がびくっとした。
「っ…はぁ…はぁ…」
 彼に身をゆだねる。 お日様の匂いがした。
「ユン…あのさ、…その…」
「なぁに?」
 ゆっくりと顔を上げて彼を見る。
「…俺、我慢できないから…ユンの中に入りたい…」
「うん…いいよ」

 ベッドに寝転がる。
 甲冑をはずすと、ズボンを脱ぎ、天に向かってそそり立ったそれをわたしの入り口に押し当てる。
「ちょっとだけ腰を上げてくれる?」
「うん…」
 ゆっくりと彼が入ってきた。
「ん…ユンの中きつい…」
「痛いっ…」
 涙が零れそうになるのを耐えて、彼の進入を待った。
 奥まで入ったようだ。 …熱い。
「ユン…痛いだろうけど我慢して…」
「うん」
 彼の背中に手を回すと、ぎゅっと掴んだ。
 ゆっくり…ゆっくり動くそれ。
 痛みとともに、さっき感じたようなふわっとした感覚が襲ってくる。
「あっ…あっ…あっ…」
 背中に回した手がきつく彼の背中を掴む。
「ん…ユンの中熱い…」
「うん…シルク君のも…」
 何度も、何度も、彼が入ってくる。
「あ…すごくきつくなって…きた…」
「んっ」
「…ユン…出…る」
「うん…いいよ…」
「あっ、あっ…」
 熱いものがわたしの中に放出された。
「んっ…はぁ…はぁ…」
 体重をかけないようにして、彼がわたしに重なる。
 そおっと、彼の銀色の髪を撫でた。
「シルク君…」
「ん…?」
「大好き」
「俺も…ユンの事好きだよ」
 そう言うと、軽くキスをしてくれた。
 すごくすごく、幸せだと思った。
 大好きな人が、わたしの事好きだって言ってくれる。
 たったそれだけの事なのに。
 すごくすごく幸せなことなんだなあって思った。

end

88 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/11/14(火) 17:51:10 ID:aDRsfa02
ほのぼのとしていてほほえましいのだが、残念ながらスレ違いだ。
タイトルをしっかり確認した上で該当スレへ進む事。

89 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/11/15(水) 00:34:23 ID:6m/007Tc
別にスレ違いでは無いと思うんだが。
ここって♂×♂限定だっけ?
>「ユンにとって不足の無い男になりたくて…」
このセリフが凄く好きだ(*´Д`)

ユンたんにも萌えたのでそういう点ではスレ違いか。

90 名前:87-88 投稿日:2006/11/16(木) 11:59:07 ID:nqvKRkOE
ごめんなさいっ!
当該スレにもう一度投稿しつつDL様に100回引かれて来ますっ。

91 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/11/20(月) 00:36:37 ID:Q1.s03xQ
>>80
私もエレメス受け萌えなんでハァハァさせてもらいました!(*´Д`)/ヽァ/ヽァ

92 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/05/01(火) 00:52:15 ID:6qPhUzBc
@保守屋のポリシー@

どんなピンチの時も 絶対落とさせない
そうよ それが堅気な保守屋のポリシー
いつかホントに出会う 職人さんのために
スレをsageて 飛び込みを待つの
          @ノノハ@
         /(.*´_ゝ`)ヽ 〜♪
        //,.:i._, -:'ー、\ヽ
      /ノ {(/\)イ .}  ヽヽ
     / /   .ヽ(∧).| !   \\
    /ノ    }    {='|     ヽ ヽ
  //     .{ヽ/´!.,/       ヽヽ
 彡´     /ハ ハヽ,\      ヽヽ
〃       `ヾ-ノ'´~ヾイ         `ミ、
          ヽ/  ./''ヽ/\
           /  /ヽ/::::::::::\彡
          /  ./ ヽ:::::::::::::/
          !==イ`、 `、::::/ 彡
          !::::::/  ヾ'=ヾ゛
         l::::::/ミ  \:::ヽ

93 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/07/10(火) 16:02:14 ID:1M.ppkqE
>>81
BS×シーフの作者さん、新作期待してます!!

94 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/07/10(火) 16:03:30 ID:1M.ppkqE
>>82だった
間違えてすんません;

95 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/12/19(水) 14:07:50 ID:y5FkJzww
>>80
ありがとう萌え死んだ

96 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2008/05/09(金) 02:45:23 ID:6Z8pXiQY
俺…>>80の続き、ずっと待ってるんだ……

ここも寂しくなったな(´・ω・`)

97 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2008/05/11(日) 03:05:41 ID:gDZ700Gw
95だけど、久々にきたら1レスしかついてないorz
ハワエレ小説扱ってるサイトって少ないからほんと>>80には期待してます!

98 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2008/10/09(木) 15:10:03 ID:SnHaPL1.
保守ー

99 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2009/01/24(土) 01:51:41 ID:Y9UJtrv2
保守ついでにクルセ受けに飢えて死にそうな己を叫んでみる。
前衛系が後衛とか支援とかに翻弄されているのも萌える。

100 名前:sage 投稿日:2009/02/14(土) 19:08:31 ID:Z7hbcb3o
バレンタインなのに新着なくて侘しい(´・ω・)保守。

101 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2009/02/20(金) 08:32:36 ID:O1MFVL5w
4年ぶりに復帰してこのスレを覗いて見たら
自キャラとほぼ同条件のキャラSSが…
禿 萌 え た

102 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2009/03/15(日) 13:31:02 ID:Xsj8iXvs
ホワイトデーなのに新着なくて侘s(ry)保守。

103 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2009/09/08(火) 21:38:38 ID:JEZqoCK.
別スレで複数要素の物を書いてて、ガチショタ物を思いついたので投下してみる。
有る意味原作無視じみたところがある点をご容赦ください


メルリーフ志願 01

ニコラ:0Cd7A4h
カール:2011w4
(RO Dresser ttp://fanavi.net/dresser/dresser2.html より)


 質素な書斎に、青年と少年。
 青年は背中まで伸びた長い黒髪を後頭部で纏め、ミニグラスの奥にある涼しげな瞳で手元の答案に真剣に見入っている。
 彼の名はニコラ。
 若くしてクリエイターになった天才青年だ。
「…はい、よく出来ました」
 ニコラはそう言って添削を終えた答案用紙を目の前の少年に差し出した。
「ありがとうございます。先生」
 それを受け取るのは愛らしい金髪碧眼の少年。
 中性的な顔立ちだが、ソプラノの声色と合間って女性と見まごう美貌を持ち合わせている。
 彼の名はカール。
 縁あって錬金の道を志し、ニコラに師事するノービスだ。
「あなたは優秀です。むしろ早熟すぎて心配でした」
「え?」
 カールの『不安』という言葉の真意が分からず、不安げな表情を浮かべるカール。
「これは錬金術だけに限らないのですが、技術というのは徒に成長させればいい訳ではありません」
 不安がるを諭すニコラ。
「倫理の成長が伴わなければなりません。分かりますか?」
「ええと、つまり…使い方も考えなければならないということですか?」
「そういう事です」
 ニコラはそう言って、カールの頭を優しく撫でる。
 少年は目を閉じ、無垢な笑顔で愛撫を受け入れた。
「さて。最後の講座はここまでです…今日の授業を聞いて尚、貴方は選択を変えないのですか?」
「はい、先生」
 屈託のない笑みを浮かべるカール。
「本当に、よろしいのですね?」
「…はい」
 念を押されたカールは、緊張の面持ちでうなずいた。


 自室に戻ったニコラはため息を吐いた。
 これから行う行為に胸を躍らせている自分に呆れているのだ。
 可愛い弟子をそういう目で見てしまったことに嫌悪感を抱きつつ、それでも彼が自分に向ける純粋な敬愛を情欲へと変容させてしまったことを。
 最初は愛撫程度だったスキンシップが、いまは疑似的な男女の仲にまで発展してしまったことを。
「いずれは…破綻するのは分かっていたはずなんですけれども」
 彼が成長すれば、そのあどけなさ、純粋さが失われてしまう。
 なのにそういう関係をもってしまったことを、ニコラは苦悩した。
 彼を剥製にしたいと妄想したことも一度や二度ではない。
 苦悩する師の心境を知ってか知らずか、カールが驚くべき提案をもってくたのだ。

 僕を、ホムンクルスにしてください。

 恐らくレッケンベル社で秘密裏に行われていた人体実験の事を知っての提案なのだろう。
 生きた人間の組成を組み変えるという成功事例を作ってしまったのだ。
 スキャンダルはカールのような少年の耳にすら入ったのだから、その騒動の規模や推して知るべしである。
 ニコラは予想外の提案に戸惑いつつも、当然それを一蹴する。
 だが、気が付くと文献を読みあさっていた。
 そしてさらなる資料を求めジュノー図書館の門戸をたたき、ジュピロス遺跡を探索し、そしてついには渦中のリヒタルゼンへと足を伸していた。
「技術は倫理とともに…か」
 ニコラが溜め息を吐いたその時扉がノックされ、彼が『どうぞ』と入室を促すと静かにドアが開かれた。
「先生…おまたせ…しました」
 やって来たのは、ムナックの衣装に身を包んだカールだった。


 彼の姿に息を飲み、じっと見入るニコラ。
 何処で道を踏み外したのかは、ニコラ自身もよく覚えていない。
 ただ、だぼだぼの衣装を纏ったカールの浮かべる屈託のない笑顔は、その手の趣味が無い人間にも十分な訴求力をもつだろう。
 無垢で、純粋で、それでいて退廃的、背徳的な雰囲気に無意識にゴクリと唾を飲むニコラ。
「い、いかがですか?」
 はにかみながら上目使いで見上げるカールの声で、ニコラは我に返った。
「すごくお似合いです。まるで本当のムナックですね」
 ニコラはほほ笑み、カールを手招きする。
 そして彼を膝に乗せ、背中から抱き締めた。
「ヒトとしての最後の時を、死装束で迎えていいのですか…?」
 人間として最後を向かえる事を、しっかりと理解しているのはある意味救いだった。
「え、ええと…先生の弟子としての僕はいなくなるので、その…けじめ…です」
 もじもじとしながら答えるカール。
「…ありがとうございます」
 そう言ってニコラが首筋に顔を埋めると、カールは体をぴくっと震わせた。
 ニコラはカールの平坦な胸板に手を伸ばし、厚い布地の上からあるはずの無い胸を鷲掴みにする。
 指先に感じる布地の質感。
 更に力を込めると、その奥にに微かに先端の感触を探り当て、布地の上から指で押し付けると、胸板に密着させた彼の背中がピクっと打ち震えた。
「せ、先生…」
「ん?痛かったですか?」
 切なげな表情をうかべ振り返るカールの唇に、ニコラはほほ笑みながらそっと自分のそれを重ねる。
「ん…んんっ…ぼく…」
 ただ重ね合わせるだけの単純な口づけ。
「ぷはぁ…」
 唇を離し、恍惚とした表情を浮かべ荒い呼吸を繰り返すカール。
 上気した頬は西日に照らされ、まるで溶鉱炉の中の鉄のようだった。
「せ、せんせぇ…」
 カールはニコラの下腹部に手を這わせ、潤んだ瞳で許しを求め見上げて来た。
「いけません。施術の前に消耗してしまっては成功率にかかわります」
「でも…」
 掌に熱の固まりを感じつつ、不満そうな表情を浮かべるカール。
「目覚めたら嫌というほど愛して差し上げますよ」
 そう言って、ついばむように口付けの雨を降らせるニコラ。
「…ではしばし『お別れ』です」
 ニコラはくたっとしたカールを抱き抱えると、設備の有る地下室へと移動した。

-続く-

104 名前:102 投稿日:2009/09/09(水) 22:10:55 ID:vdV/S/B.
 102からの続きです。
 禁忌とか背徳感を演出するつもりが迷走してしまった気がする (´Д`)


 二人は石壁に囲まれた地下室へとやって来た。
 ニコラが明かりを点けると、中央に鎮座する機材が照らし出される。
 手術用のストレッチャー、そして周囲にはシュバルツバルド製であろう機械が低い唸りを上げている。
「………」
「大丈夫ですよ。あれらは貴方の体を監視する機械です」
 ニコラはそう言って、機械類を見て不安な表情を浮かべるカールを諭す。
「は、はい」
 おずおずと頷くカール。
「では、せっかくの衣装ですが…」
 ニコラがが服を脱ぐよう命じると、カールは躊躇う事なく衣装をはだけ始めたる。


「脱ぎました…」
 カールは一糸まとわぬ姿でニコラの前に立つ。
 肉付きも薄く、起伏のない平坦で華奢な肢体に、ニコラは強く理性を揺さぶられた。
「……では、ストレッチャーへ」
 欲望を抑えつつ金属フレームに革張りの、無機質な寝台を指さすニコラ。
 カールは素直にストレッチャーへと横たわった。
 そして手早く彼の全身に吸盤状の電極を装着させて行く。
 胸の周りや下腹部などの敏感な場所近くにつけるたびに、カールの体がピクリと打ち震えた。
 いつの間にか先端を天に向け堅くなっているカールの一物を見てほほ笑むニコラ。
「ごめんなさい先生。我儘を言ってしまって」
「良いので巣よ。ただし次は私の我儘聞いていただきますよ。無論嫌とは言わせません」
 ニコラはそういうと、ストレッチャーの下から革ベルトを取り出しカールの手首足首を戒める。
「これからメルリーフの因子を組み込んだウィレスを投与します。それは全身を巡り貴方の体の組成を組み替えます」
 無影灯を準備しながら、おさらいをするカール。
「施術中、熱や意識混濁にみまわれますが、気を強くもってくださいね?」
「はい」
「施術が成功すれば、老いも成長も無くなります。ただしヒトでもなくなります」
「それでも良いです。先生の傍らにいつまでもいられるなら…」
「分かりました」
 カールがうなずくと、ニコラは注射器とアンプルを取り出した。
 手早くカールの腕をまくり、ウィレスの混った薬液を投与する。
 注射器のポンプを押し込む手は、自分でも驚くほど迷いが感じられなかった。
「次に会う時は、師ではなく主として」
 注射を終え、後始末を終えるニコラ。
「はい、先…ご主人様」
「気が早いですね…でも、それも悪くないです」
 ニコラがほほ笑んだその時だった。
「せ、せんせぇ…体が…熱く」
 頬を上気させ、せつなげな表情で訴えるカール。
「変換が始まったみたいですね。気を強くもってください」
 ニコラはカールの手をギュッと握り励ました。
「はっ…はあうっ!」
 びくりと背中が反り返り、革ベルトとストレッチャーを繋ぐ鎖がピンと伸びた。
 がしゃぁっ!という金属音が石壁に反響する。
「大丈夫。大丈夫」
 ニコラはカールの手を握る自身の手に、さらに力を込め励ました。


 カールはカッと目を見開き、口を開けながら全身を痙攣させ続けた。
 ガチガチに勃起したはヒクヒクと蠢動し、だれも触れていないのに時折射精を繰り返す。
 ニコラは涎や精液を拭いつつ、真剣な表情でモニターを続けた。
 カールはしばらく痙攣を続けたが、やがてそれも収束に向かい始める。
 荒かった呼吸も元に戻り、とろんとした目でカールを見上げて来た。
「第一段階、成功です。気分は大丈夫ですか?」
「はい…でも、少し眠くなって…」
「変換は体に負担をかけます。貴方が悪い訳ではありません」
 ニコラはほほ笑んでカールの額に浮かんだ汗をそっと拭った。
 そして、彼を拘束していた枷を外し抱き抱える。
「しばらく眠りについてもらいます。新しい体はまだ不安定ですので、じっくり慣らすためです」
 そう言ってニコラは機械群の中にあるガラス製の、まるで棺桶のような装置へと足を向ける。
「大丈夫ですよ。ちょっと見た目はナンセンスですが」
 ニコラが前に立つと、白い煙をあげ柩の蓋が開く。
 中はシルクの内張りがなされ、外見もさることなが内側すらも棺桶そのものだった。
 ニコラはカールをそこに横たえる。
「起こす時は、キスがよろしいですか?お姫様」
「はい」
 とろんとした目で即答するカール。
「ではドレスもご用意させていただきます。私の可愛いリーフ」
「あ、ありがとうございます」
 頬を上気させうれしそうな表情を浮かべるカール。
「それでは、お休みなさい」
 ニコラはカールにそっと口付けをする。
「ん…」
 カールは唇に暖かく幸せなな感触を覚えると同時に、強烈な睡魔に襲われた。
 不安を感じて右手を伸すが、ニコラはそれをそっと柩の中へと戻す。
 ごとり、という柩の閉じられる音と同時に、彼は意識を手放した。


 数週間後。
「あれ、ニコラさんもついにホムンクルス始めたんですか?」
 露店を訪れた冒険者が、彼の隣に座る見慣れぬメルリーフをみて問いかける。
「はい。カール君が無事卒業したので」
「おー、彼は良い子だったねぇ」
「ええ。私の弟子にはもったいないくらいでした」
「して、今日は何をお求めで?」
「ええと、白ポを」
「かしこまりました。リーフ?」
「はい、ご主人様」
 ニコラが目配せすると、メルリーフは満面の笑みを浮かべカートから在庫を運び出した。

105 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2009/12/21(月) 01:16:46 ID:/pwAYIpo
お気に入りのサイトさんがことごとく更新が止まっているのが悲しくて思わず投下!
ハワード×エレメスです。
途中のようなそうでもないような、エロはありませんでした。


別に男が好きな訳じゃない。
というか、仮に押し倒されることがあるとするのなら、相手は断固として女がいい。
……いや、いいとか悪いとかではなくて、そういう行為に至るのは女相手しか考えられない。

――だってそうだろう、当たり前だ。
俺は、男なんだから。


けれど。
たった今自分が陥っているこの状況は、そんな当たり前がいともたやすく崩されようとしている、男としてはあるまじき危機。

「ッ、おい、気色の悪い冗談は止せ…!!」

腹の底から怒鳴り付けた俺の声は、いつ何時も冷静であれと云われているこの職業には情けないことに、ありありと焦りが滲んでいた。
それもそのはず、敏捷性がウリのはずの俺の、その身体は床に背を押し付けられているし、邪魔なものを薙ぎ払いもがくための両手は強固な力でもって頭上に縫い付けられている。
力に自信はある。
ただ、残念なことに――という言葉だけでは悔やんでも悔やみ切れないこの状況だが――俺よりもこいつの方が力が強い、ただそれだけのこと。

がむしゃらにもがいては無意味に体力を消耗してしまうだけだと力を抜けば、俺を見下ろしている男の唇が不愉快なほどに面白そうな弧を描く。

「冗談かどうかなんて、とっくに判ってる筈だと思ってたけどな?」

睨み付けた先のその容貌は確かに笑みを浮かべてはいるのだが、生憎と俺に向けられている双眸は笑っていやしない。
幾度となく眼にした、この男の淡い緑色の髪や、動きやすそうな服装、布地に覆われていない肌からわかる、比べるとまるで俺が華奢にさえ見えてしまう鍛え上げられた体躯、女が寄ってきそうだと見て知れる整った顔立ち。
それらは普段と変わるところなどないのに。

「…ハワード、貴様」
「ン?」
「頭はおろか眼も耳もイカれたか」

殊更眉間に皺を刻んでそう吐き捨てると、途端に呆れの混じった笑いが落ちてきた。

「ッハ、…何言ってンだ。しっかりエレメスを見てるしエレメスの声を聞いてる。俺が故意で押し倒してンのはお前で間違いねぇぜ」
「なら、イカれたのはやはり頭だな。よりにもよって何故俺だ。たとえ酔っていたとしたって、女と間違えようがないだろう」

緩まない拘束、俺の両腕を片手で抑えてしまえるのは確かにこいつとの力の差だろうけれど、その緩まない力が女ではないものを相手にしているのだと現在進行形で立証している。

「だァから、俺は他の誰でもないお前を押し倒してんだっつの。他のヤツと間違えてお前にこんな事すると思うかよ」

職業柄か、普段から強い力で武器を握る硬い皮膚に覆われた、こいつの手には些か不似合いなほどに優しく頬を撫でられる。
服越しのひやりとした床の温度と、無骨な掌の暖かさ。
頬へと触れてくる仕草は優しげなのに、俺を逃がしはしないと訴える対の手は、途方もなく強靭。
ある意味矛盾ともとれるこいつの手と、一欠片の冗談すらも混じらない声音に、思わず肩が震えた。

こいつが俺へと向ける好意に、他の皆とは異なる部分があることを、薄々だけれど気付いてはいた。
それは視線であったり、時に少しの冗句を交えた言葉であったり。
けれど俺たちの中で一番人に気を遣うのがこいつで、仲間を一番大切に想っているのも、恐らくこいつで。
だからきっと、その均衡を崩すことを一番厭っているのも、こいつであるはずなのに。

「エレメス」

射抜くような瞳に宿る獰猛さを突きつけられ、笑みの消えた唇が俺の名前を滑らせて。

「好きだ」
「……ッ!」

どこか苦しげに吐き出された真っ直ぐな言葉に、視線を逸らせないまま、ぞくりと背が震えた。

106 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2009/12/21(月) 09:19:29 ID:/c9An136
|ω`)いい子にして続きまってるよぅ

107 名前:酷い小話 投稿日:2010/04/24(土) 01:22:06 ID:YgV7jnVM
とある晴れた日のプロンテラの一角。
「きいぃ!旦那めっ!浮気した挙句ぞうきんみたいに私の事を捨ておってー!」
「どうどう。姫、時に落ち着け。」
「こうなったらあいつのこと創作文の作中でガチホモに押し倒させて陵辱してやるー!」
「おふ…。」
「絶対の自信家で事実腕の立つ殴りハイプリースト(オーラ)を屈辱にまみれさせる…。
 やはり同じ腕っ節で捻り伏せるのが正解よね。自信がある分プライドを叩き折れるわ!」
「確かに。」
「そうなると相手は…相方のホワイトスミスで決まりね!」
「ウホッ。して、シチュエーションは?」
「そうね…、決して腕は悪くないのに狩りの水準が高すぎるHPに
 些細なところをちょくちょくダメ出しされていたWSがある日ついにキレて
 ダンジョンの片隅で油断していたHPを壁に叩きつけて事に及ぶ…とかどう?」
「うむ、どちらも大人げないという点が非常にいい感じだ。
 ついでに自信家の割に人との関係に依存していたHPが、
 信頼していた相方に裏切られて実は酷くショックを受けているという心理があると
 独りよがりに救いようがなくてさらに叩き落せるな。」
「いいわねソレいいわね。ちょっと待って、今メモ取るから!」
「よし、挿絵は描いてやろう。」
うちの姫様が間違った動機から腐女子へ足を踏み入れた瞬間であった。
同調してノせちゃったのはバイの♂支援HP(DEXカンスト)

脳内の我が家は平和です(´ω`)y-゜゜゜

108 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2010/04/26(月) 16:29:37 ID:GyhcWogE
そしてそのHPが参戦して3Pになるんですね、わかりますん

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