【萌え】みんなで作るRagnarok萌え小説スレ 第14巻【燃え】
[8:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2007/06/17(日) 15:11:06 ID:gX9lwjds)]
司祭様きれてるきれてる!ナイスじょ〜わんにと〜きん!
雪の中黒光りしてにっこり笑う司祭様がまざまざと脳裏に浮かびますた。(黒光りはしてないか)
自作はなんの人の話になるのか、楽しみにしてますね。
[9:百物語1/4(2007/07/23(月) 20:50:45 ID:9PpmHOT.)]
「……またありきたりな話ですみませんが、ゲフェンの宿屋の――」
バードはいつもとは違う、ぼそぼそとした声で話し出した。
俺は内心舌打ちする。今日はLVが上がって転生して廃剣士になるはずだった。
何を血迷ったのか今こうしてギルメン全員がニブルの武器屋の棺桶を囲み
100本のロウソクを立てて東の国の肝試しとやらをしている。クソ。
省略20
[10:百物語2/4(2007/07/23(月) 21:00:41 ID:9PpmHOT.)]
俺は弱かった。頭も悪いし、剣士としてどうなのかというくらい屁たれてた。
ファブルを殺すのも躊躇い、さんざん落第した。それでもカッコつけて自力で合格したがった。
その日の試験中俺はどこかでナイフを失くした。もうだめだと途方に暮れた。
実家に帰って家業を手伝おうか……などと考えて居たら、いつものアイツが来た。
「また落ちたのか。キミは本当に優しすぎるね」
省略20
[11:百物語3/4(2007/07/23(月) 21:09:11 ID:9PpmHOT.)]
俺は多分、こいつの事が好きだったのかもしれない。男同士だが。
その時確かに思った。こいつには笑っていて欲しいって。
「俺は……俺なら変わらないぞ! だからさ、一緒にここを出て旅しようぜ」
どんなにきつい道だとしても進みたかった。行ける気がした。
省略17
[12:百物語4/4(2007/07/23(月) 21:23:10 ID:9PpmHOT.)]
俺はナイフをかかげ誓いの言葉を口に言おうとする。
「俺は……っ! どんなにカッコ悪くても、金が、なくて、もっ、弱くても!!
な、仲間だけは、絶対……に……」
その先はこみ上げる嗚咽で言えなかった。
省略29
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