【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】
[168:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2009/11/23(月) 09:25:33 ID:h/Oi284w)]
まあ自分でも、このいきなりな行動にはちょっとびっくりしたが。
それを二つ返事でOKする二人もどうなんだろうかと。
そんな感じで、私は二人の養子になった。
いきなり背丈が縮んだり、ただでさえ悲しい胸がもっと悲しい事になってみたり、二人が所属するギルドに連れて行かれて紹介されたらそのまま翌日まで宴会になったり、何やら色々おかしかった気がするが。
そして、私もようやくプリーストに転職出来た。
そうしたらシエルさんは。
「じゃあ、今日はお祝いをしなきゃね!」
とか言い始めた。
「そりゃいいね、やろうやろう」
レイルさんもそう言いだす始末。
「え、でも、お祝いって言われても…」
「大丈夫、家族だけで小ぢんまりとやるお祝いだから。ギルドの大宴会みたいにはしないわよ」
それを聞いてちょっと安心した。なんせギルドの宴会はいつも桁が違いすぎて…。
「あー、そう言えば俺今日は仕事の関係で明日昼まで出かけるんだった」
「あら、それじゃあお祝いは明日にします?」
「いやいや、今日はシエルとリコの二人でやればいいよ。明日俺が帰って来たらそれで又やればいいんじゃない?」
「それもそうね」
と言う感じで二日連続のお祝いが決まってしまった。え、そこに私の意志が入る余地は無いんですか?
とそんな事を考えて居たら。
「今日は御馳走にするわよ。おとっときの『おまけ』も付けちゃう。レイルにはナイショでね」
「へ?」
あっけにとられた私に、シエルさんはぱちっとウインクをした。
その後用事があったので私は一旦二人と別行動をして、その用事が終わったので家に向かって居ると言う次第。
「『おまけ』って何だろうなぁ…」
もうさっきからそればかりが気になる。別段シエルさんが何か罠にはめようと言う訳では無いと思うのだが、それにしてもそんな含みを持たせるような事を今まで言って来た事が無かっただけに余計気になる。
「あー、もう、どうすれば…」
そんな風に思考の無限回廊をぐるぐる回って居ても、気がつけば既に家の前に立って居た訳で。
「…うう、今日はどこかに宿でも取ろうかしらん…」
半ば本気でそんな事を考えて居たら、急に目の前のドアが開いて。
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