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【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】

[169:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2009/11/23(月) 09:26:15 ID:h/Oi284w)]
「おかえりなさいー」
 シエルさんが出て来たかと思ったらぎゅーっと抱き締められた。
「た、ただいまー」
「ああんもうプリ姿のリコも可愛いー♪ もうこのまま食べちゃいたいくらい」
 何か抱き締められたまま振り振りされてほおずりされてるんですがっ。
 普段見られないようなシエルさんの壊れっぷりに、私はかなりびっくりして居た。
「てか…た、食べちゃうって!?」
「うふふ、冗談よ。さ、中に入って。せっかくのごちそうがさめちゃう」

 こうして、二人でささやかな祝宴が行われた。
 いつもながらシエルさんのご飯はとてもおいしい。
 何て言うか恋人同士とかじゃなくてもこんな幸せも有るんだなぁとか、しみじみと思ってしまう。
「じゃ、今日のおとっときを。じゃーん」
 シエルさんはそう言うと、綺麗なピンク色の液体の入った瓶を取り出した。
「何ですかそれ?」
「ん? これね、アマツ特産の桜のお酒なの。昔から好きでたまに仕入れてるのよねー」
 そう言いながらグラスに注いで行く。
「はい、どうぞ」
 と、私にもお酒が入ったグラスが手渡された。
「え…と言うか、私子供なんだけど、いいの?」
「養子って言っても中身は立派に大人でしょ。ギルドの宴会でも飲んでるんだから大丈夫大丈夫」
「…はぁ」
 いや、そんなに一杯は飲んでませんが。
「じゃ、かんぱーい」
「かんぱいー」
 ちんっ、と、軽くいい音を立ててグラスがなった。
 すっと、一口飲んで見る。
「…おいしい」
 カクテル風になっているそのお酒は、とてもおいしくて、そのまますっとグラスを開けてしまう。
「でしょう? 私のお気に入り。レイルにも教えて無いのよ」
「…え?」
 と言う事は本当におとっとき?


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