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【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】

[232:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2011/03/31(木) 20:55:45 ID:IHb/sKso)]
 で、少しするとティアが『にゃー』しか言わなくなってしまったと言う訳で。
「ネコの気持ちが解るんじゃなくて、ネコになってしまう薬だったのね…」
 後でそのアルケミストを探して〆て置こう。
 そんな事を考えながら、さてどうした物かとティアを眺めて居たのだが。
「にゃー」
 ぴくぴく。
 ………ん?
「ねえ、ティア」
「にゃ?」(と言って首をかしげる)
「もしかして、耳とか尻尾、自分の意思で動かせる?」
「にゃにゃ?」(どうだろう?と言う顔をしながら)
 ぴくぴく。ぱたぱた。
「うにゃ」(頷く)
「へぇー…何か本当にネコになってるのね。………てか、装備が体の一部として同化してるのかぁ」
 そう言いながら、何となく興味を引かれたので、耳に手を伸ばして見た。
 さわさわ。
 あ、ちょっと本当のネコの耳触ってるみたいで気持ちいいかも。
「にゃああ」
 見ると、ティアも気持ちが良いのか、目を閉じて撫でられるがままになって居る。
 ごろごろと喉を鳴らしかねない感じだ。
「ふーん…じゃあ、尻尾はどうなんだろうね?」
 私はそう言いながら、尻尾を軽く握って見た。
 その途端。
「ふにゃっ!!」
 びくーんと、体を強張らせるティア。
「え!? な、何!?」
 余りの反応に、ちょっと虚を衝かれた感じになる。
「………」
 何となく、もう一度軽く握って見た。
「ふにゃあっ!!」
 また同じ様に体を強張らせるティア。
 これは………。
 何となく、頭に浮かんだ考えを確かめるべく、尻尾を軽く握ったまますすっと手を滑らせて見る。
「ふにゃああぁぁぁ」
 そして、予想通りガクガクと体を震わせるティア。


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