【18歳未満進入禁止】みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説スレ 十七冊目
[45:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2008/05/05(月) 16:09:08 ID:PRBlK1/I)]
静かに寝息を立てて眠るロゼの顔をそっと見た。
横にこんなナイスバディ(?)が一緒に寝ているのに、ロゼは何とも感じ無いのだろうか…?
それとも私は女に見られて無いのだろうか。
多分女に見られて無いんだろうな。
私は口調が男っぽいし、性格も女らしい所は一切無い。
けど、もう自分を飾り立てるのは嫌だった。
色々考えているうちに、私は眠りに落ちていった。
「ジュリア、朝だぞ。今日は監獄に行くんだろ?」
朝日の光が酷く目の奥に突き刺さる。
「ジーン…?」
まだ働かない頭で思わず元彼の名前を読んでしまった。
口の中で名前を呟いてから、もう彼はいない事を思い出す。
私はまだ未練が残っているのだろうか。
ロゼの様子をこっそり伺う。
ロゼはブラックスミスの服装に着替えて、監獄に行く準備をしていた。
寝ぼけて元彼の名前を口走った事は聞こえてなかったらしい。
私は安心して、準備をしているロゼを目線で追う。
ロゼは長身の私より更に背が高く、女性によく好かれそうな顔つきをしていた。
程よく鍛え上げられた身体で、重厚な攻撃を繰り出す彼の姿は、中々のものだった。
ただ避ける事と当てる事に特化した私にとって、それは少し羨ましい事だった。
「ジューリア、まだ寝ぼけてるのか?」
ロゼの手が私の目の前で振られる。
私は慌てて起き上がり、着替えはじめた。
「アスムプティオ!!」
「アドレナリンラッシュ!!」
監獄に着くと、お互いに支援を掛け合う。
「ジュリア〜塩くれ塩っ」
「ふん、ロゼにアスペルシオなんて勿体無い。」
「ケチ!シワ増えるぞ!」
「やかましいっ」
そう言いながら、私はロゼに聖属性を付与するアスペルシオをかける。
そして自分の武器にもかけた。
ロゼと一緒に、襲いかかる敵を怒涛のごとくなぎ倒して行くこの狩り方は中々楽しかった。
二人とも囲まれると弱いので、弱そうな敵から倒していったり、
敵の数が余りにも多い時は、ロゼのハンマーフォールで敵をスタンさせて、逃げたりした。
「ジュリアのダメ小さー!」
「やかましい!これでも全力なんだ!」
「普段俺を全力で殴って、気絶させる子は一体どこに…!」
「あれは貴様が悪いんだろーが!人の下着を勝手に洗いおって!」
そう言いながら怒りを込めて、目の前の敵にチェインを叩き込む。
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