【18歳未満進入禁止】みんなで作るRagnarok萌えるエロ小説スレ 十七冊目
[46:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2008/05/05(月) 16:13:09 ID:/iNAIkEQ)]
敵が崩れて落ちる様を見て、ロゼが青ざめるのが分かった。
「…ごめんなさい。」
「わかれば宜しい。」
その瞬間に、ロゼの手が私の下半身に伸び、法衣をめくりあげる。
「今日は白♪」
「コラー!!」
怒って両手を振り回す私を見て、ロゼは楽しそうに私から逃げだした。
貴様は小さい子か。
全く、変に子供っぽい所があるんだから。
「ジュリア…?」
急に名前を呼ばれたので後ろを向くと、そこには一人のWizが立っていた。
「ジーン…」
私は震える声で彼の名をつむぐ。
少し前まで私が一番好きだった人。
「…その、久しぶりだね。ジュリアは元気にしてた?」
「はい…ジーンも元気でした?」
後ろからぶはっという吹き出すような音が聞こえてきた。
チラッと見ると、ロゼが顔を真っ赤にして笑いを堪えているのが見えた。
どーせこの丁寧な口調の事だろうな。
この変貌っぷりに自分でも笑いたくなる。
ジーンはロゼの方を怪訝な顔で見てから、私に視線を戻す。
「単刀直入に言うけどさ。
俺達、またよりを戻さない?」
「はい?」
「ジュリアがいなくなってからさ〜どれだけジュリアが大事だったか、やっと分かったんだよ。
部屋は片付かないわ洗濯は大変だわ。」
私は召し使いかい
「ジュリアがいなくなってからさ〜どれだけジュリアが大事だったか、やっと分かったんだよ。
部屋は片付かないわ洗濯は大変だわ。」
私は召し使いかい。
「夜も一人じゃ寂しいし。
ジュリアも寂しかっただろ?」
ジーンが私の髪を触ろうとしてくる。
私は無意識にそれを避けた。
「ま、返事は今じゃなくていいよ。
ゆっくり考えてね。
それじゃまた。」
彼が去った後、私はしばらく呆然とその場で立ち尽くした。
彼とよりを戻す…
そんな事は考えた事も無かった。
思考が止まったまま、のろのろと後ろを振り返ると、ロゼはまだ笑い転げていた。
「腹…腹痛い…」
知るか。
「ロゼ、笑いすぎだぞ…」
「ジュリア、お前彼氏の前ではあんなに丁寧な言葉使いなのか?」
「そりゃな…付き合ってた人だったし…振られたけど。
彼好みの女になろうとしたんだ。」
「し、しかし腹がよじれる…」
「…。」
チェインを握り直す私を見て、ロゼは慌てて首を横に振った。
「悪い悪い。けど俺は今の喋りのジュリアの方が好きだぜ。
…よし、そろそろ帰るか。」
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