【18歳未満進入禁止】総合命令スレ19【inハァハァ鯖】
[202:アリスとエリザ-双子の隷嬢剣士(2011/11/26(土) 21:09:34 ID:73yY19mU)]
続きです
アリスは剣を棄てると同時に蔦に絡め取られ、、そのまま水槽に墓標のように並ぶ磔台に運ばれ磔にされた。
直ぐに水面から無数の細い蔦が顔を出し、ペチコートを掻き分け白いストッキングに包まれたアリスの足を伝い黒い蔦が昇って行く。
自分の指程の蔦は次々と服と素肌の隙間に入り込み、肉体を絡め取っていった。
「ん…」
細い蔦に体をまさぐられ、嫌悪感を覚えつつも切なげな吐息を漏らすアリス。
監獄で強制的に覚醒させられた官能が鎌首を擡げ始める。
隣の台に括りつけられたエリザもまた、同じように蔦に絡め取られ、服の下でうごめく蔦により小豆色のワンピースに陰影が浮かんでいる。
ドライアドはニタニタとサディスティックな笑みを浮かべながら、快楽にもだえるぶ交互に2人を見比べている。
「妹に…手を…出すな…っ!」
快楽に堪えつつ樹木人間を睨みつけるアリス。
すると彼女はにやにしながらアリスの口元に、人間の腕ほどの太さ程の蔦があてがった。
蔦といっても、その先端の形状はまるで人間の男性器を模している。
「ヒリョウ ナエドコ エラブ」
ドライアドは蔦を突きつけつつ、水面をミズグモの様にすすっ、と歩きながらアリスに歩み寄る。
「なっ…」
「テイコウ スル ハ コロス ヒリョウ ナル イウコト キク ハ タスカル ナエドコ」
「………」
ドライアドの視線の先には、頭に幾つもの蔦が巻き付けられたエリザの姿があった。
「ニンゲン コロス ツチ モドル ヒリョウ ナル イッテタ ゴシュジン サマ」
「なっ!」
驚愕するアリス。
片言の言葉で甘く見ていたが、このドライアドは間違いなく知性を持っている事を彼女は確信した。
「ヒリョウ ナエドコ ドッチ」
「………」
アリスは苦渋に満ちた表情を浮かべながら、無言で口を開いた。
戦う術を奪われた彼女達にとって、従順に振る舞うことは地獄の時間をもっとも早く終わらせる唯一の方法だった。
抵抗すれば加虐心をそそるが、抵抗しなければ適当に欲望を吐き出した後興味を失い放り捨てられる確率が高いからである。
それがアリスの学んだ処世術だった。
「んっ…」
自らの口の中を犯す茎に舌を這わせるアリス。
松の樹皮のような表面の溝に舌をなぞらせるたびに、快楽を感じているのかそれは口の中でビクビクと打ち震える。
普段は手で両手を肉棒に添えるか頭を捕まれていたため、非常にやりづらい奉仕だった。
エプロンドレスの内側では相変わらずおびただしい数の蔦が這い回り、彼女の体を炙るように愛撫を続けている。
「んっ…」
細上の細い蔦が乳房の根本に巻き付き、蜷局を巻きつつ乳房の先端に向かって締め付けて行く。
やがて蔦は乳首に巻きついてぎゅっと締め上げる。
途端に背筋にゾクゾクと快楽が駆け上り、思わず葉を立ててしまいそうになるのを堪えるアリス。
魔族のイチモツに歯を立てる行為は『粗相』ではなく『反逆』と見なされ、より重い懲罰が加えられてきたからだ。
自らの失敗と、そして妹の身代わりとなり多数の懲罰を受けた記憶は恐怖となって体に染み着いている。
暴れる茎を頬をすぼめ必死に口の中に留め、奥に吸い込もうとするアリス。
やがて陸に上がったフェンのようだった茎の動きに変化が現れた。
「ごぶ…っ」
茎が彼女の喉の奥に押し入り、食堂を伝って強引に奥へ奥へと茎を入れて行く。
闇水を吐き出してしまった時、こうやってチューブを喉の奥に入れられ意識が途切れる寸前まで薄めた闇水を流し込まれた事を思い出した。
「クスクス…エイヨウ」
耳元でドライアドが囁いた次の瞬間だった。
「ンン…アアアア!」
ドライアドが歓喜の声を上げ、背筋をのけぞらせる。
同時に彼女の中にドバドバと液体が流し込まれた。
「うご…うぐ…っ」
拒絶の一切を許されず、彼女の胃袋に直接それが流し込まれる。
(これ…は)
それの正体に彼女はすぐに気が付いた。
胃袋をが痙攣しはじめる。
内臓がひっくり返るような強烈な刺激。
液体は即座に吸収され、体液や血液に乗り全身に刺激を伝播させる。
全身の細胞という細胞を針に刺されるかのような鋭い苦痛が彼女を襲う。
(うぎぃぃぃ!)
発狂しそうな苦痛に必死に堪えるアリス。
隣の磔台からも悲鳴が聞こえてくる事から、エリザも同じ物を飲まされたのだろう。
暫く堪えていると、苦痛はアルコールのように蒸発し、今度は全身の細胞がザワザワと震えるような感覚がやってくる。
そしてもたらされる不可思議な安堵感。
闇水だ。
アリスはこの水槽が、自分の体を浸食し闇へと引きずり込もうとする闇水で満たされていると確信した
「はぁ…はぁ…うぐ」
茎を口から引き抜かれる際、嘔吐にも似た感覚が彼女を苛む。
同時に、欲望を吐き出してなおビクビクトと震えている茎から、自身の内部に残った闇水入りの樹液を彼女の顔に振りけられる。
「…っ!」
ヘドロのようなドロリとした生暖かい感触に顔をしかめるアリス。
樹液まみれの顔を横に向けると、エリザは闇水の刺激によってぐったりとしている。
もしかすると意識を失っているのかもしれない。
一方不安げな不安な表情それを見たドライアドは満足そうにうなずくと、彼女の服を引き裂きに取りかかった。
「ナエドコ、ナエドコ」
まるで鼻歌を歌っているかのように同じ単語を繰り返すドライアド。
同時にビリビリと音を立てながら引き裂かれて行くアリスのエプロンドレス。
隣ではエリザのそれも容赦なく引き裂かれてれていった。
「ワタシ ヒトリ アナタタチ ナエドコ ナカマ フヤス エイヨウ ツケル アナタタチ イイ ナエドコ」
自分の口を犯していた蔦を水面に沈めるドライアド。
やがてゴボゴボという音が聞こえてくる。
蔦から吸い上げた闇水を、体内のどこかに貯め込んでいるのだろう。
「モット ノム アナタタチ イイ ナエドコ」
再び茎が突きつけられた。
(このまま息絶えるのなら…)
それもまた解放の形なのかもしれない。
最悪の形での終演を彼女が想像した次の瞬間だった。
「グアァァァァ!」
突如悲鳴を上げもだえ苦しみ始めるドライアド。
狂人のように頭を抱え、体をよじるその様はまさに人間そのものだった。
滑り気を帯びていた蔦は瞬く間に枯れ、そして朽ちてゆく。
まるで若い人間が急速に老化してゆくかのように。
「なに…?」
突然の出来事に戸惑うアリス。
だが、直ぐにエプロンのポケットに除草剤を入れていた事を思い出す。
「いまの…うちに!」
体を戒める蔦を振りほどき、アリスは闇水の中へと飛び込んだ。
水深はおおよそ膝までと、思ったよりも浅いが、まるで熱湯に足を入れたかのような感覚が彼女を襲う。
歯を食いしばって耐え、同じく朽ちた蔦にからめ取られた今にもエリザの下へと向うアリス。
「ナエ…ドコ…」
蔦を振り払い、彼女を磔代から起こそうとしていると、ドライアドが縋るような目でこちらを見ているのにアリスは気が付いた。
「…違う。私たちは人間」
エリザを抱きかかえ、ドライアドから距離をとるアリス。
やがて植物少女は弱々しい声でそれを繰り返しつつ、闇水のプールへと沈んでいった。
「生きるも地獄…死ぬも地獄…か」
アリスはそれが自分達を殺そうとした相手でであるにもかかわらず、彼女に同情の念を抱いていた。
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