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【18歳未満進入禁止】総合命令スレ20【inハァハァ鯖】

[119:聖堂前のカプラクルセ(3/3)(2012/01/25(水) 22:19:19 ID:Vc0cmdSA)]
 しばらくして、彼女は震える手でヘアバンドを外しエプロンのポケットにしまうと、ブルーリボンを取り出し前髪を結び始めた。

-> ttp://nozomi.arege.jp/ro/#FemaleCrusader0_10Yellow_5404_5401

 その行動に>>109は心当たりがいくつもあった。
 奉仕の際、髪の毛をまとめる娼婦を何人も見てきたからだ。
 彼女達が事前に行わずあえて客の目の前でわざわざ行うのは、相手をじらすためか、あるいはそういう些細な行動に色気を感じる男心をくすぐるためである。
 もっともカプラクルセがそこまで計算をしているとは思ってはいないであろうが。
 そして無造作に手袋を脱ぎ、エプロンのポケットに押し込むと>>109の足の間にしゃがみ込みんで乱暴な手つきでバスローブをはだけさせる彼女。
「ひ…っ!」
 散々じらされたイチモツが勢いよく眼前に飛び出し、思わず悲鳴を上げるカプラクルセ。
 恐怖に奥歯をガチガチと鳴らしながら硬直し、時折肩越しに後をちらりと盗み見るように振り向く彼女。
「…評価者は鞭を持った教官ではない。オレだ」
「!」
「図星だったようだな」
 >>109が言うと、震えを押さえるように奥歯を噛みしめた。


 全身を絡め締め付けた縄や触手の痕、皮を裂き肉を抉った鞭の痕、体を穿ち貫いた針の痕。
 研修時代に刻まれ、ヒールとポーションにより覆い隠された痕跡−(キオク)ー達が疼き始める。
 心臓の鼓動に合わせ疼くそれらは、まるで躊躇えば仲間が増えると警告を発しているのだろうか。
「は…い。奉仕…しま…させて…頂きますます」
 傷の疼きににせっつかれるように彼女は剛直を見据え、そして震える手を伸ばす。
 >>109はその目が微かながら潤んでいるのを見逃さなかった。
 悲しみや悔しさではない何かで潤んでいるのを。
「う…っ」
 指が触れると、待たされていた>>109の剛直がピクッと震え、カプラクルセは全身が総毛立ったかのような錯覚に見舞われる。
 そして躊躇いがちに顔を近づけ、震える唇をそっと肉の幹へと寄せた。
「ん…っ…ちゅ…っ」
 むせかえるような男の匂いに脳髄がビリビリと痺れ始める中、何かに脅えるように必死に唇を何度も押しつける。
 根本から先端へ、みずみずしい唇が何度もキスを繰り返しながら登って行く。
 時折彼女は苦痛に顔をゆがませる。
 同時に背筋を震わせるのは懲罰の記憶からだろうか。
 >>109はそんな彼女の頭を優しく撫でつつ行為を続けさせた。
 やがて肉棒の登頂を終えた彼女の唇が開き、はぁっという深呼吸と共に切なげな吐息を彼に吹き付ける。
 小さくうめきつつ、彼女の頭を撫でてを無言で褒め讃える>>108
 その行為に彼女は怯えているかのように体を震わせ、彼の嗜虐心を大いにかき立てる。
 拙い行為を単に拙いと断罪するのは、こういう世界では大きな損失だな、と>>109は思った。
「はぁ…はぁ…んっ…」
 足下ではカプラクルセが荒い呼吸を繰り返していた。
 不本意な奉仕で興奮を覚えたのだろうか、>>109には口付けだけで小さな絶頂を何度も繰り返していたように見えた。
 だが、それでも彼女はひたすら悔しそうな表情を浮かべ彼の剛直を凝視している。
(ということは、自分が興奮していることは自覚しているようだな)
 >>109はあえて言葉にせず、彼女の行動を観察することにした。


 火照る体に、カプラクルセは戸惑っていた。
 不本意な行為を強いられているのに、下腹部がジンジンと疼いている。
 唇を肉に押しつけたとき、何回も視界がホワイトアウトし、気が遠くなりかけた。
 それが絶頂の類であることを、彼女は身を持って知らされているからだ。
(私は…っ!)
 傷の疼きは警告ではなく、傷痕―ナカマ―が増えることを歓迎し歓声を上げているのかもしれない。
 彼女は思った。
 事故で純潔をを触手に貫かれた時もそうだった。
 苦痛と屈辱にまみれた『あの時』を思い出し人知れず枕をぬらしていたはずの自分は、気付いたときパジャマの中に手を入れて声を押し殺しながら喘いでいた。
(期待しているの?あの屈辱と苦痛を!?)
 戸惑うカプラクルセはそっと後を振り向いた。
 その顔は、恐怖の陰隠れた物欲しげな視線、つまりは期待が感じられていた。
「評価者はオレだといっただろう?」
「し、失礼…しました」
 ハッとして、あわてて振り向くカプラクルセ。
 彼女ゴクリと唾を飲み込むと、口を開け彼の剛直をほおばり始める。
 一気に合力を根本まで頬張った彼女は、そのまま頬を窄め肉棒を吸い上げ始めた。
「んっ…じゅるっ…っ」
 根本に手を添え、頬を窄める度に、下品な音が唇から漏れる。
 全身の傷が疼く。
 頭の中には既に靄が広がり、理性の目から現実を覆い隠していた。
 だんだんと意識がぼんやりとし始め、やがて彼女の思考は停止し、ただ一心不乱に頬を窄め男を喜ばせる事だけを考え始めていた。
 もっと首を動かしなさい!奉仕に使うのは口だけではありませんよ!
 不意に脳裏にグラリスの声が響き、彼女はそれに従って頬を窄めたまま首を上下させ始め、口唇を疑似性器の様に使い始める。
 これは彼にとっても予想外で、彼の絶頂を早める要因となった。


 突如>>109が彼女の髪を掴み、強引に自身を吐き出させる。
 戸惑いの表情で見上げたカプラクルセの視線の先では、自分に矛先を突きつけたイチモツを彼自身が手で扱いていた。
 どうしてそうしたのかは、後の彼もよく覚えていなかった。
 ひょっとしたら自分の想定外の行動をとられたことを、反逆と受け取り事に及んだのかもしれない。
 あるいは『初々しさ』を期待して指名したが、期待外の行動をとられた事へのいらだちだろうか。
 だが現に、かれはまるで首級を手にするかのように彼女の髪をつかみ、イチモツを突きつけていた。
 何度か扱いたその次の瞬間だった。
 びゅるっ!という音と共に射精が始まり、彼女の顔に白濁色の欲望が降り注ぐ。
「あ…っ!?」
 雄の洗礼を受け、我に返るカプラクルセ。
 容赦なく吐き出される精液は彼女の顔に白化粧を施して行いった。
 美しいパーツが、反抗的な態度が、気高い精神が、男の欲望により上書きされて行く。
 何度も射精を繰り返した>>109は彼女の髪から手を離し解放する。
 どさり、とへたり込むカプラクルセ。
「相当に…生意気ではあるが、されるがままなのが続いていたのでな。まあこう言うのも悪くはないか」
 白濁まみれで放心状態のまま床に転がるカプラクルセを見下ろしながら、>>109はつぶやいた。
 彼女がこれまで漁って来た高級娼婦の様になるのが早いだろうか。
 それともチケットが尽きるのが先か。
 あるいは末路を見ずに自分が闇の中で倒れるか。
(なんにせよ、当分は張りのある仕事ができそうだ)
 >>109は再び自分のイチモツがたぎり始めるのを感じつつ、そう思った。


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