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【18歳未満進入禁止】聖職者命令スレ Part12

[245:深淵を垣間見た女祭(2012/06/21(木) 01:25:55 ID:cEYxqdmM)]
寸止めなのは次への布石も兼ねてるためです。

>>238

「…選択権がないことを承知で申し上げるならば、お断りしたいところです」
 全裸で両手を後ろ手に縛られた女祭は言う。
「そうカリカリしなさんな。死にはしないし、殺すつもりもない」
 大司教は言う。
 ここは某社の研究施設の一つ。
 様々な理由で公にはできないバイオプラント関係の研究拠点だったのだが、先日試作品種が暴走を起こしてしまい二人が鎮圧に乗り出すこととなった。
「それじゃあ、立派に囮を引き受けてくれたまえ」
 大司教はそう言うと、レックスディビーナの効果を付与されたマタの首輪を差し出した。
 自分が戦闘不能になった際に彼女の逃走を防ぐ為の措置。
 それは同時に、本来今回の仕事で大いに役立つだろうニューマの放棄を意味していた。
「恨みます」
「恨まれて結構」
 首輪を巻きながら、大司教は涼しい顔でそう応えた。
「いずれ恨み辛みも抱く必要がなくなる時が来る。よし、行け」
 パシィン!
 言葉と共に大司教が女祭の引き締まった尻肉を叩くと、彼女は達観した表情を浮かべゆっくりとヒドラの射程圏内に向かって歩き出した。
 鎮圧を行うためではなく、単に陵辱を受けるために。


 女祭が目前の試験栽培用生け簀にゆっくりと歩み寄ると、彼女の存在に気づいたヒドラ達が一斉に触手を向ける。
「く…っ」
 見て怖じ気付く女祭。
 だが一瞬だけ足を止めると、再び歩き出した。
 彼女がついにヒドラの縄張りに足を踏み入れると、直ぐに夥しい数の触手が蛇のように地面を這い寄り彼女の足首に巻きついた。
 恐怖のあまり大司教の方を振り向くが、彼は既に居なかった。
「大司…教…ひっ!」
 そうしている間にも触手は次々と、まるで彼女の体縄化粧を施しているかのようにまとわり付いてゆく。
「く…っ止めてください…」
 全身を這い回る触手の感触に耐えかね、無理だと知りつつ拒絶を口にする女祭。
 ギリギリと締上げられる全身は、やがげ彼女の中に眠っていたメスの部分を揺さぶり起こす。
 根元を絞り上げられていた乳房の先端はピンと勃ち、彼女の中に官能の火が灯った事を主張し始めた。
 自覚があるのか羞恥から顔を赤らめる女祭。
 それを察したかのように先端の尖った触手が鎌首をもたげ、自らを誇示するかのように彼女の視界に飛び込んで来る。
(な、何をする気なのですか…?)
 次の瞬間、無数の触手が彼女の胸めがけて飛来した。


 ヅプッ…
「つ…っ!」
 豊満な乳房に針触手を突き立てられ悶絶する女祭。
 だが、鋭い痛みは直ぐに痛痒感へと変化する。
「な…どうして…」
 傷付けられているのにも関わらず背筋を駆け上る快楽は女祭を混乱させる。
 そして彼女が毒や媚薬という可能性に思い至った時、既に乳房は熱を帯びていた。
「くうっ…」
 性器のように敏感になった乳房を締上げられ快楽に溺れる女祭。
 やがて熱は乳房から全身へと伝播し、彼女の理性を蕩けさせて行く。
(こ、こんな事…でっ!?)
 触手が這い回るたびに全身を震わせる女祭の前に、一本の触手が姿を現した。
 まるでナイトメアの男根を模した太い触手が。
「それは…っ!?」
 驚愕する女祭の恐怖を楽しむかのようにゆらゆらと触手が揺れる。
(あんなもので貫かれたら…貫かれたら…っ!)
 ヒドラの子を孕ませる気か、それとも体を引き裂かれるだろうか。
 女祭自分の末路を想像し戦慄し、そして…。
(あんなもの…入るのでしょうか…)
 女祭りは無意識に喉を鳴らし、同時に太股を一筋の雫が伝う。
 そして無言でゆっくりと足を肩幅に開くと、馬並み触手はゆっくりと彼女に近づいてゆく。
「あ…ああ…」
 恐怖と期待でそれから眼を離せない。
 そして遂に触手が彼女に触れるか否かと言うそのときだった。


 突如、目の前で馬並み触手がのた打ち回り始めた。
 同時に乳房に打ち込まれていた針触手もまた彼女の柔肉から自身を引き抜き馬並み触手に倣う。
「な、何事ですか?」
 目の前で激しくのた打ち回る触手達を見てうろたえる女祭。
 激しくのた打ち回っていた触手達はやがてその勢いを弱め、床にその身を横たえ動かなくなる。
「よくやってくれた。お前さんのおかげで無事に給水ポンプに除草剤をぶち込めたよ」
 やり遂げた表情を浮かべた大司教が、空の毒瓶を手に戻ってくる。
「古来よりこの手の生き物に対しては一番手っ取り早いからな」
 大司教はそう言うと、空になった毒瓶を生簀の中に放り捨て、上着を彼女の肩に掛けてやる。
「戻るぞ。付近住民から通報が有ったらしい。すぐに衛兵がなだれ込んでくる」
「はい…」
 女祭は大司教の言葉に名前返事を返すと、彼の開いたポータルに向かう。
 入り際、肩越しに生簀の方を振り向くと自分を貫くはずだった馬並み触手が力なく横たわっているのが見えた。
 それを見た彼女は、無意識に小さく溜息を吐いた。

次命令 >>243


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