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【18歳未満進入禁止】聖職者命令スレ Part12

[93:花簪のアコライト。(2012/03/20(火) 09:44:38 ID:uVLL2swo)]
1日目、2日目とほとんどテントの中でまぐわってすごした。
ただ時折買出しに外に出かけるときには、花簪のアコライトは男物のアコライトの服を着てかんざしを外し、男装した。
毎日>>81さんの作る料理を食べて、出かけるときには手をつなぎ……。
異性はおろか、同性の友人もまだまだ少ない花簪のアコライトには、その繋がりはとても愛しいものに思えた。
未知の快楽が怖かったのは最初の1回目だけで、>>81さんもとても優しく可愛らしかったし。
ぼんやりと不思議な快楽に流されるまま、
もしかしたらこのまま恋人同士になってしまえるんじゃないかと、錯覚すら覚えるほど。だが―――。


4日目。ガシャン、と買ったばかりの空き瓶を>>81さんが落として割った。
「ど……どうしたの…?」
花簪のアコライトには答えず、わなわなと震えながら一点を見つめている。
視線を追うと……ジェネティックとハイプリーストが建物に寄り添ってキスをしていた。
ドクン、とアコライトの心臓がわしづかみにされる。
(お兄さんと……お嫁さん、だ……!)
「い、…いこう、>>81さん……! はやく帰って、ご飯に、しよっ…?」
無言の>>81さんを花簪のアコライトはテントへと引きずっていく。震える肩を心配しながら入り口をくぐった瞬間。

ぱん、と渇いた音が響いて、花簪のアコライトは頬をぶたれた。
「似てるのよね。そういうところ。」
ぽかん、と尻餅をついて>>81さんを見上げるアコライトの襟を掴んで詰め寄って、>>81さんは声を震わせる。

「……あの女に、似てるのよ……!
 いつもオドオドして、悪意なんてありませんって顔で笑って!
 私の気持ち、わかってる癖に、下手な気を遣って……なのに自分はあんな場所でッ……!!
 プリーストなんて皆同じ……無害な顔して、大ッキライ……ッ!!」

どうしたらいいのかわからなかった。
震える>>81さんの手を、いつもの調子で握ろうとして、
「きゃぅっ!」
押し倒される。花簪のアコライトに馬乗りになりながら>>81さんは荷物袋に手を伸ばした。
様子がおかしい。花簪のアコライトは、怯えて逆らうことを忘れていた。

「……ねえ、分かってる? ここ3日ずーっと食べてた手料理に、あの薬が盛ってあること。
 お兄ちゃんの薬は超強力だからこそ、一時性のものなの……それをずっと貴女に与え続けてたのよ。
 ほんとうならどんどん感度がよくなって、勃起がとまらなくなっておかしくなっちゃうはず。
 でも貴女が気付かないように、ずっと私が薬の量を調節して、手加減して毎日セックスしてたの。
 ………ねえ、この意味分かる?」

荷物袋をひっくりかえすと、ドサドサドサッ、と薬の小瓶の山が現れる。
一体何本あるのだろうか……花簪のアコライトはゾクリと>>81さんの表情を見上げた。

「貴女でよかった、って言ったのはね。優しそうだからよ。
 きっと私のことを大切にしてくれる。疑わずに料理を食べてくれる。いいなりでいてくれる。
 優しくて気弱で流されやすくて―――あの女に似てるからよ。」

「ふぐぅッ!? んんッッ!」
いきなり>>81さんがアコライトの鼻をつまむ。苦しくて声をあげたアコライトの口に、小瓶の中身を捻じ込む。
口呼吸しかできないアコライトは、ほんの数秒抵抗したものの、コク、コク…と薬を飲み干していく。

「ちんぽを生やして、快楽に流されて、無様に何度も射精して、
 私の思い通りに蕩けて、私の思い通りに私に情をうつしてくれて……嬉しかったわ。
 ずっと裏切りたかった。
 思い切りズタズタに傷つけて、薬漬けにして―――あの女に似た貴女を、壊してやりたかったのよ…!!」

1本。2本。3本。4本。5本……。
>>81さんが喋り続けている間、小瓶が次々と口の中に捻じ込まれていく。
「ぅ……ぐ、っかッは……ぁ…ッ♥♥」
ビクビクビクッ、と身体が悲鳴をあげるも、馬乗りにされて鼻をつままれているから悲鳴もあげられない。
吐露し終えた>>81さんは、空き瓶をカシャンと投げ捨てると、馬乗りのままアコライトの勃起に手を伸ばした。

「きゃひいぃぃぃぃイイイイッッ♥♥♥♥♥」

ぎゅううぅっ、と服の上からひねり潰されてたまらず白目を向いて射精する。
ニィィ、と狂気に満ちた笑みを浮かべて、>>81さんは花簪のアコライトにキスをした。
ガクガクと痙攣しているアコライトの服を脱がせていく。
「貴女のコト、好きよ……。とても好き。そしてとても憎いの……。
 わかってくれるわよね?私のために泣いてくれる、優しいアコライトさんだもの……。」
「うきゅううっ!?♥♥」
びんっ、と肉棒を弾いて叩き起こす。
ヒュウヒュウと過呼吸になりながら、アコライトが涙を流して怯える。

「だいじょうぶ、心配しないで? こどもが出来るまで、って約束でしょう?
 赤ちゃんが出来たらおにいちゃんも、私のことを見てくれるかもしれない……嫉妬してくれるかもしれない。
 そしたら解放してあげる……大事なお友達に戻ってあげるわ。それまでの辛抱だから、ね…?」


ゆっくり壊してあげるから、と囁いて―――冒頭に戻る。
射精のタイミングも、薬の量も、自分の意思もすべて、>>81さんにコントロールされている。
イきそうになれば根元を押さえつけられ、愛撫をやめられる。
切なくなって懇願すれば、挿入を許され、そうするともうとめどなく失神するまで腰を振り続けるしかない。


(おかしくなる……私、おかしくなっちゃうよ……! 誰かお願い、助けに…… きて……!)
辺境の地、ベインズで起きた異変は、プロンテラ大聖堂には届かない。
薬で作り変えた身体から健全な精子が生まれるはずはなく、>>81さんの要望が叶うことも、ない。

結局数週間後、妹の異変に気付いた兄がテントをさぐりあて、ふたりを保護するまで、狂気の快楽はえんえんと続いたのだった。
>>81さんは兄夫婦の元で慎重に心のケアをされ、
さんざん薬漬けにされた花簪のアコライトは、薬が抜けて正気に戻るまで大聖堂内で厳重に監禁されていたのだとか。


* * *


今回も長文に…っ! 色んな要素を盛り込みたくなって、こんなことになってしまいました……。(涙。)
ご希望と違っていたらごめんなさいです… ご命令ありがとうございました…!


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