アコたんvsメカアコたん Part6
[57:2/3(2004/08/29(日) 01:48 ID:ZeSUOSsw)]
(ああ、あっちでトリス君が紅薔薇さんとなんか楽しそうに話してる・・・)
少し離れた席で心配そうに騎士子たんが見つめる。
「うは;;;;;;内藤子1!!俺の;;;;;;話を;;;;;;聞いてる??・」
何やら既に出来上がったアサシンが騎士子たんに絡んでいる。
「ええ、聞いてるわよ」
少し疲れた表情はしているもの優しくアサシンを諭す。
「昔の;;;;プリたんは;;;;;;とっても素直で;;;;;;;;いい子だったのに!1!!1!」
アサシンのいつも元気に逆立っている逆毛はすっかり垂れ伏している。
「最近は;;;;俺のこと;;;;;;よくいじめるし;;;;;;;;;;でもそんなプリたんに萌えwwwwwっうぇ」
(悲しんでいるのか、喜んでいるのか、いまいちわからない人だなぁ・・・)
トリスたちの方が気にながらもアサシンも放っておけず愚痴に付き合ってあげる騎士子たんであった。
「お、騎士子たんもこっち来てたのか」
結局飲み比べに負け、渋々勘定を払う事となったトリスが騎士子たんの存在に気付き声をかけた。
「うん、私のシフトまで時間あるからちょっと休憩してたんだけど・・・」
ちらっと騎士子たんが酔いつぶれて寝ているアサシンに視線を送る。
「アサシンさんをこのままここで寝かせとくわけにもいかないし・・・私の部屋に寝かせて来ようかな、なんて思ってたとこ」
「騎士子さん、それちょっと拙いんじゃない!?その手の危険性はないやつだとは思うけど一応そいつ男だし・・・誰かに見られると大事ってこともあるわよ」
「確かに女子寮の部屋に男、しかも外部の者を連れ込んだりしてばれると上の連中はうるさいかもな・・・」
どうすればいいか思案するトリスと騎士子たん。二人を見てプリたんが意見を言う。
「トリス、あんたの部屋に泊めてあげてよ。それなら特に問題ないでしょ?」
「う〜ん、それでも外部の人間ってのは問題だと思うぞ?」
少し困った顔をするトリス。
「じゃ、さっきの負け分はチャラにしてあげるわよ。それでどう?」
「よし、任せておけ!!」
先程のトリスの困った顔が一転して即答する。
「現金ねぇ・・・ま、いいわ。それじゃ後はよろしくね。私はまだ飲んでいくから♪」
「まだ飲むのかよ・・・さっさと負けて正解だったな」
アサシンを背負い自室へとトリスは帰っていった。
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