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◆【18歳未満進入禁止】みんなで創る小説Ragnarok ♂萌エロ 第2巻◆

[34:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2005/10/02(日) 13:32:56 ID:Jg4128SQ)]
・・・ササッ、懲りずに投稿ノ~□

途中、プリーストの肌に吸い付き点々と赤い痕を残していく。
そのたびにプリーストの身体には甘い痺れのようなものが走っていく。
「んっ・・・」
「こういうことされるの初めて?」
突然ジュっと肉が焼かれるような音がするとともに、ドラキュラは呻いて飛びのいた。
「っっ、何をっ」
自身の首下を抑えながら見上げると、プリーストの左手首に鈍く光る銀を見つけた。
プリーストは飛び上がって部屋のドアへと駆け出す。
それを阻もうとドラキュラの手が伸びる。
プリーストは左手を後ろに振るい、何かを投げつけた。
再度うめき声。
その怯んだ隙に、プリーストはドアから外へと出るや否や、短く詠唱をし、姿を消した。
部屋には床に転がった銀のロザリーが薄く光を放っていた。

「あのプリーストさん大丈夫かなぁ・・・」
一人の騎士が辺りをキョロキョロと見回しながら、用心深く歩いている。
「俺は騎士なのに・・・っうわ!」
騎士は目の前に突如として現れた物体にぶつかり、勢いそのまま転ぶ。
「いたたた・・・、なんだぁ?」
ぶつくさ言いながら立ち上がると、現れた物体を見下ろす。
そこには同じように地面に倒れこんでいる黒い法衣を着た、とは言ってもずいぶんと乱れているが、先ほどのプリーストの姿があった。
「っあ!さっきの!・・・えと、大丈夫ですか!?」
騎士はあわてて近くに寄り、抱き起こす。
プリーストはどこか空ろな目をして、騎士と目をあわす。
「ぁ・・・」
「あ、ポーションあるけど、飲めますか!?」
プリーストは弱く首を振る。
「いや、いいよ、少し座っておけば直ると思うから」
「え、でも・・・」
騎士はそこまで言ってゴクっと唾を飲んだ。
大きく開かれた法衣の間から除くプリーストの肌に赤い痣みたいなものをいくつか見つけたからだ。
「えと、その・・・」
とりあえず騎士は赤くなりながら開かれた法衣の前を閉め、服装を正してやる。
「ありがとう」
プリーストは少し赤面しながら短く礼をいうと、立ち上がろうとする。
しかし、膝に力がはいらず、そのまま騎士の方へともたれかかってしまう。
「やっぱり危ないですって!」
プリーストを抱きとめた騎士は、そのまま床に座らせて言う。
「ほら、飲んでください」
白ポを差し出して、飲むように促す。
プリーストはしぶしぶ、といった感じでそれを少し飲もうとするが、若干手が震え、口の端からこぼしてしまう。
その姿を見て、騎士は、いまさらながら後悔の念に苛まれていた。
「(うわぁ、やばい、やばいよ!何で俺白ポなんて渡しちゃったんだ、せめてミルク・・・ってもっとやばいじゃん!!この人は命の恩人でその・・・)」
そんな騎士の内心の葛藤をしらず、プリーストはゆっくりと液体を飲み干していく。

・・・ゴメンナサイ、自己満足ですorz


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