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◆【18歳未満進入禁止】みんなで創る小説Ragnarok ♂萌エロ 第2巻◆

[61:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2006/06/23(金) 23:50:52 ID:d6Qo0ViY)]
けれどプリーストは手を止めようとはしない。
どころか、手早く脱がせてしまった鎧を寝台の下に置くと、騎士のアンダーシャツの中に、手を滑り込ませた。
「馬鹿、何してんだ!」
「暑そうだなーと思って」
「暑くねえ……っ!」
無遠慮な手を、騎士は払おうとするのだが、皮膚の上を這い上がってくる感触に、思わず息を呑んだ。
「肌、熱いな」
プリーストの手が、心臓の真上で止まる。
彼の手の下で起こる、ドクドクという脈動が普段より大きいのは、果たして酒のためだけか。
正直、祈りによる支援を得意とするプリーストに、騎士は腕力で負けるつもりは無かった。
なのに、程良くアルコールの回った体には、上手く力が入らず、
結局プリーストの手を掴むだけの動きしか、騎士には出来なかった。
掴んだ手からも、自らの鼓動が伝わってくる。
プリーストの鼓動と自分の鼓動がひとつになるような感覚に、
騎士は別の行為を連想し、気恥ずかしさに顔を歪めた。
「手、離せってば」
身を捩り、プリーストを振り払おうとするが、
気付いた時には、プリーストが反対の手で騎士のズボンの金具を外し始めていた。
「待て、それは本当に待てっ!」
騎士の声を意図的に無視し、プリーストは騎士のズボンと下着を降ろすと、おもむろにそこに顔を埋めた。
「いっ……!」
性器の先端が、湿った粘膜に包み込まれた感触に、騎士はぎゅっと目を瞑った。
熱っぽいプリーストの舌が、騎士の固くなった箇所の裏側を、くすぐるようになぞり上げる。
酔いのせいか、普段よりも敏感になった体は、確実に性感を外へ示している。
肌を舐めるような熱が、プリーストの手の下に集まり、小さく尖るのが分かる。
軽く唇で締め付けられるだけで、騎士の性器はビクビクと震えた。
騎士の反応を楽しむように、プリーストは舌先をうごめかす。
プリーストの手の下で、騎士の鼓動は段々激しくなってくる。
振り払おうともがいていた騎士の手は、いつの間にか、プリーストの手に縋りつく形になっていた。
左胸に添えられたままの手を、緩やかに動かされるだけで、騎士の喉が切なげに鳴る。
「や、べっ……馬鹿、離せっ!」
大した刺激も与えられていないというのに、
既に限界を感じた騎士は、慌ててプリーストを引き剥がそうとした。
しかし、プリーストは顔を上げるどころか、口の中にあるものの先端に、強く吸い付いた。
「……く、うっ!」
導かれるように――というか、半ば引きずられて――、
体内で疼いていた熱を、騎士はプリーストの口の中に吐き出した。


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