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【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】

[130:Chase(4/5)(2009/08/17(月) 21:39:45 ID:p9I7vei2)]
 宿のドアを開くと、人が着た事を知らせる鈴がからんからんと鳴った。
こじんまりとしたフロントで仕事をしているオーナーに挨拶をする。

「ただいま」
「おかえりなさい、ミスティちゃん。友達来てるわよ」
 それは友達ではない、恋人だ……なんて言いたくて仕方ないけど、さらっと受け流す。

「リリはどこに?」
「今日はお客さんがいないから、201号室に案内しておいたけど? 御代はいらないから安心して」
「ありがとうございます!」
 別に私の部屋で待ってて貰ってもよかったんだけど、まあいっか。
フロントの奥にある厨房に買って来た食材を置いて、着替えのため一度部屋に戻る事にした。
……とその前にリリにただいまだけ言っておこう。

 突然驚かせてやろうと軽い気持ちで、チェイスウォークしながら201号室に向かう。
鍵は掛かっていない。
気付かれないように静かにドアを少しだけ開いた瞬間、私は目を疑うような彼女の姿を見た。

「んんっ……はあぁ……はぁああぁ…………あはあぁ……」
 リリのかすかな吐息が漏れる。
黒いフリルとレースで飾られたブラとショーツだけを身に付けて、彼女は自慰に興じていた。
その華奢な身体つきは、重金属の鎧を全身に装着して身軽に動けるとは思えない。
スラリと伸びた脚線美を見せ付けるように両脚を広げて、太腿の狭間をこちらへ向けたまま
右手で乳房を揉み、左手でゆっくりと秘部を愛撫している。

(……綺麗だ)
 私は彼女のゆったりとした肢体の動作に視線が釘付けになった。
そのまま部屋に入り、間近でリリの痴態を息を飲んで見つめる。

「ああぁ……はぁん……んっ……んふっ……」
 リリの甘い囁きがぞくっと私の身体を震わせる。
ショーツは既にぐっしょりと染みを作って、むっちりとした太腿にも愛液がだらだらと流れ落ちていた。
(いけない……私も感じてきてるよぉ……)
 アソコの疼きに思わず手を当てたその瞬間――

「……失望した? ミスティ」
 リリが突然こちらを見て、独り言のように呟いた。

「……」
「このカチューシャ、マヤパープルC刺なの」
「どうして……?」
「見て欲しかったから、私のこと」
 リリは妖しく笑うと、ベッドサイドに立っていた私を突然押し倒し唇を重ねてきた。
ふんわりとした綿飴みたいな柔らかい感触に思わず声が漏れる。

「んんっはぁ……」
 その唇の甘美な味わいに一瞬意識が遠退きそうになった。
幼かった頃、冗談で彼女とキスした事はあったけどこんな感覚は味わったことがない。
差し入れた舌を絡め合いながら、じゅぱじゅぱと卑猥な音を立てながらディープキスを愉しむ。

「あふぅ……だめだよリリぃ……」
「感じたくせに、ふふ」
 リリは妖艶に微笑み、おもむろに私のホットパンツに手をかけてずり下ろしてきた。


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