【アブラ】セージ萌えスレ【カタブラ】
[114:2(2005/06/09(木) 11:33:11 ID:yOy5pEbM)]
「ウ………ウ……ウォォ……ォォォォォ…」
低い腹を揺らすような声が聞こえた。いや、それは声だったかどうか。
「ォォォォォォ……!!」
省略38
[115:3(2005/06/09(木) 11:33:39 ID:yOy5pEbM)]
「あんなの食らったら・・・うーぶるぶる」
「やー・・・君凄いねえ」
樹に隠れたままの色が言う。
樹を挟んで逃げたはずなのに、目の前にいる影に向かって。
省略51
[116:4(2005/06/09(木) 11:34:15 ID:yOy5pEbM)]
(音が・・・おかしい)
倒したわけではない。依然火の向こうに気配は残っている。しかもその気配は1つではなく―
火が晴れたその先に見えたのは、所々が焦げ開いている白い布が3つ。
ファイヤーボルトをその身で受け弱ってはいるものの、巨大な大きさに膨れたウィスパーがそこにいた。
省略41
[117:5(2005/06/09(木) 11:34:51 ID:yOy5pEbM)]
「君・・・本当に強いねえ」
「遠距離戦だと負けちゃうねこれは」
「うーん、ちょっと本気出さないといけないかなっ!」
言いつつゆっくりと両手を前に出し、掌を合わせるようにして短い詠唱を唱え―
省略59
[118:6(2005/06/09(木) 11:39:09 ID:yOy5pEbM)]
「お、そ、いー」
「い、いやぁ・・・ごめんね!2号ちゃん!ちょっと色々忙しくて!!あは、あはは!!」
「ふう・・・これだから私は先輩に頼むのはだめだって言ったんです・・・」
「そうですねえー」
「むっ!失礼な!きちんと買い物はしてきたって・・・!!」
省略41
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