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【憎悪と狂気】バトルROワイアル 十冊目【恐怖と絶望】

[121:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2007/08/16(木) 15:51:32 ID:Tj43/Eng)]
夏休みなのにすんごい停滞してる……。ラッパー側全然進んでなかったので進めてみました。

270.決意[3日目午前]

突然の叫び声。
幾度となる魔法の行使と思われる音。
省略128


[122:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2007/08/16(木) 15:52:20 ID:Tj43/Eng)]
「……っ調子にのるな!! お前が俺に従いやがれ!!」
先ほどまでの気持ちよさは微塵と消え、再び痛みが全身を駆け巡る。
だが、先ほどまで痛みはなかった。
「さっきからごちゃごちゃとくだらない事をやかましいんだよ!!」
同時に、ものの見事に奴の術中に嵌ってしまった自分を悔いた。
こんな思いは二度とごめんだ。
省略96


[123:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2007/08/16(木) 15:58:12 ID:Tj43/Eng)]
忘れてた

<♀ハンター>
現在地:E-6
所持品:スパナ、古い紫色の箱、設置用トーキーボックス、フォーチュンソード、オリデオコンの矢筒、+2バイタルシュールドボウ[3]
スキル:ファルコンマスタリー、ブリッツビート、スチールクロウ、集中力向上、ダブルストレーピング
省略10


[124:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2007/08/17(金) 14:13:11 ID:GCgEsyY2)]
271. Greed (3日目午前)

「いや・・・・・・・・・」
ふたりの騎士の前で、相棒であるファルコンを抱きかかえて、♀ハンターは立ちすくんでいる。その表情に貼り付いているのは、まるで幽霊でも目にしたかのような恐怖の色。がくがくと全身を小刻みに震わせて、彼女は己が弱者であるということを全身でアピールしているかのように見えた。
「君は・・・」
♂騎士にとって、♀ハンターの顔を視認するのは初めてだった。ミストレスとの激戦の渦中では未だ、彼の瞳は“人”を映すことを拒んでいたから。
省略43


[125:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2007/08/17(金) 14:13:57 ID:GCgEsyY2)]
「♂騎士さんっ!」
♀騎士は、自分の足に巻きつく触手を千切ろうとするが、うねる触手の動きと粘液によって阻まれ、うまくいかない。
「・・・・・・!!」
逡巡するが、すぐに♂騎士から受け取ったツルギを抜くと、己を拘束せんとする触手に突き立てた。ぶつり、と切れた触手は、体液を撒き散らしながらびちびち跳ね回っていたが、やがて動かなくなった。
「加勢、しますっ!」
「・・・・・・ッ、くそ」
省略75


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