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アコたんvsメカアコたん Part6

[68:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/08(水) 23:29 ID:P3.1q/ok)]
ミスティス謀反の報が入って早一ヶ月。
トリスの追撃、刺客、全てを振り払ってミスティスは逃げていた。
ひとえに、非公式ながらその人脈によって培われた
「自称ミスティスの騎士団」
のおかげである。
ミスティスとて、無論罠にはめられて追われているだけであって
省略13


[69:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/08(水) 23:49 ID:P3.1q/ok)]
???「さて博士、頼んでいた者は出来ているかな?」
博士「…一応は」
博士は男を睨み付けながら、二つの大きなカプセルを渡す
???「怖いな。そう怒らんでくれ。これも平和の為なのだよ」
そういう男の声には嘲笑の響きがあった
???「まぁいい。早速使わせてもらおうか… 入りたまえ!」
省略35


[70:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/09(木) 14:10 ID:Jv.60p.E)]
ぶつぶつと呟きながらトリスは歩いていた。端からみるとWISしているようにも見えるが、彼の話相手はすぐそばに居る
「ミスティスを追おうにも何の手がかりがないな、そもそも俺は情報部じゃないし、どうしたもんか」
「どうやら主要な交通は封鎖されているようだが、あの騎士様のことだ。既に街を出ていることも考えられる」
いきなり詰まってしまった一人と一体は、今出来る事を考えた
「刑事は現場百回という。何か手がかりがあるやも知れぬぞ」
「放火魔は必ず現場にいるとも言うからな。いや、さすがにミスティスがそこに居るとは思ってないけどさ」
省略30


[71:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/09(木) 18:57 ID:Su6fRfe.)]
「…見事…」
長黒い長髪を持ち、白いマントをその背に背負う男が膝をつく
相対するは銀の髪に黒い甲冑、そして弧を描く白金の刃を持つ騎士

騎士ウィンザーの誇る白狼隊は、騎士団の中でも、もっとも追跡、連携に優れ
もっとも優れたハンター…。まさに狼の如くであった。そしてそれを指揮するウィンザーも、口数は少ないものの、狼のごとくしなやかさと
省略52


[72:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/09(木) 19:08 ID:Su6fRfe.)]
「…見事…」
地に伏せたウィンザーを見やりながらミスティスはいう
「皆さん、勝負はつきました。どうか引き上げ、陛下と父さんにお伝えください
 このミスティス、なんら卑しむべき事はしていない。必ずそちらに伺う、と」
そういいながら背を向けるミスティスと戦士達
ウィンザーに駆け寄る白狼達を背に、歩を進める
省略8


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