アコたんvsメカアコたん Part6
[70:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/09(木) 14:10 ID:Jv.60p.E)]
ぶつぶつと呟きながらトリスは歩いていた。端からみるとWISしているようにも見えるが、彼の話相手はすぐそばに居る
「ミスティスを追おうにも何の手がかりがないな、そもそも俺は情報部じゃないし、どうしたもんか」
「どうやら主要な交通は封鎖されているようだが、あの騎士様のことだ。既に街を出ていることも考えられる」
いきなり詰まってしまった一人と一体は、今出来る事を考えた
「刑事は現場百回という。何か手がかりがあるやも知れぬぞ」
「放火魔は必ず現場にいるとも言うからな。いや、さすがにミスティスがそこに居るとは思ってないけどさ」
省略30
[71:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/09(木) 18:57 ID:Su6fRfe.)]
「…見事…」
長黒い長髪を持ち、白いマントをその背に背負う男が膝をつく
相対するは銀の髪に黒い甲冑、そして弧を描く白金の刃を持つ騎士
騎士ウィンザーの誇る白狼隊は、騎士団の中でも、もっとも追跡、連携に優れ
もっとも優れたハンター…。まさに狼の如くであった。そしてそれを指揮するウィンザーも、口数は少ないものの、狼のごとくしなやかさと
省略52
[72:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/09(木) 19:08 ID:Su6fRfe.)]
「…見事…」
地に伏せたウィンザーを見やりながらミスティスはいう
「皆さん、勝負はつきました。どうか引き上げ、陛下と父さんにお伝えください
このミスティス、なんら卑しむべき事はしていない。必ずそちらに伺う、と」
そういいながら背を向けるミスティスと戦士達
ウィンザーに駆け寄る白狼達を背に、歩を進める
省略8
[73:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/09(木) 23:59 ID:HXEbzvuk)]
男がモロクの街の市場で夕飯の食材を求めている時、その気配に感づいた。
先程からチラチラと視線を感じる。尾行していることが筒抜けである。
男は誰に対してと言うわけでもなく仕方なさそうな顔をすると買い物を止め人気のない場所を探す。
ここは裏路地に入っただけで何が起きてもおかしくない。砂漠の黄砂が何もかも全てをすぐに隠してくれる。
証拠以前に事件すら気付かない、モロクとはそんな街であった。
省略35
[74:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/10(金) 00:00 ID:fbFKwOkA)]
「と、いうわけでwwwミスティスのwww暗殺することにwwwwなったwwwwヨロwwwww」
アサシンが夕飯時にシフ男たちに話し掛けた。
「おお!ししょー、かっこいいです!!」
「先輩の前半部の作り話は置いとくとして・・・」
感嘆するノビ子とは対称的にシフ男が冷めた口調からアサシンの武勇伝の辺りは聞き流していたようである。
「うはwww人のwww唯一のwww見せ場www全否定かよwwwwwっうぇ」
省略28
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