【18歳未満進入禁止】聖職者命令スレ Part12
[65:バルーン殴りプリ(2012/03/15(木) 01:36:24 ID:8mK1GoBQ)]
(>>21様 その1)
大聖堂のステンドグラスかに照らされた礼拝堂、その奥で祈りを捧げる格好のまま思い悩む青年がひとり。
昼過ぎから夕方に差し掛かる頃まで、バルーン殴りプリは仕事の合間に、彼がその場所でそうしている姿をじっと眺めていた。
まだ真新しい鎧を見れば、彼が新米のクルセイダーであり、その様子から苦悩の内容が任務の事であるようで。
省略19
[66:バルーン殴りプリ(2012/03/15(木) 01:38:34 ID:8mK1GoBQ)]
(>>21様 その2)
「久しぶりに呼び出したと思えば…強引ですわね、この後に公演がありますのよ?」
「済みません、でも…元気そうな顔が見れて、何よりです。」
「そんな事を言ってる場合じゃないですよ、深淵が2体、来てるんですから!?」
省略23
[67:バルーン殴りプリ(2012/03/15(木) 01:40:03 ID:8mK1GoBQ)]
(>>21様 その3)
まだ包帯を巻いたままになっている肩口がズキズキと痛みを走らせ、頬には真新しい刃物傷が勲章のように残っている。
よく無事に任務を終えられた事がまだ信じられないように、彼は胸奥から溢れる吐息を吐いていた。
「他人を頼り、任務遂行の為にその助力を得るのもクルセイダーの資質のひとつ、か…」
省略60
[68:バルーン殴りプリ(2012/03/15(木) 01:44:00 ID:8mK1GoBQ)]
(>>21様 その4)
「ちょっと、そんな…わたくしは別に、そんなつもりで見てた訳じゃ、ありませんわよ…―っ」
「駄目ですよ、ジプシー…仲間ハズレなんて、許さないです、から…?」
快楽に染まった笑顔で、バルーン殴りプリは乱れた格好のまま、咄嗟にハイドクリップで隠れた彼女を見つけて抱きしめる。
省略19
[69:バルーン殴りプリ(2012/03/15(木) 01:45:15 ID:8mK1GoBQ)]
>>49様
「申し訳ありませんが、その様な任務を聞いてはいませんので、了承しかねます。」
大聖堂に多額の寄付をしている貴族の屋敷。 バルーン殴りプリは突然の命令に困ったように首を振るしかなかった。
挨拶に来る筈の担当が病欠で、代役を受け持ったのだが肝心の内容は本人以外知らない事で。
恐らくは此処を受け持つ彼女は、そう言う役割をする人だったのだろう、任された彼女は巻き込まれただけに過ぎない。
省略42
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