アコたんvsメカアコたん Part6
[82:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/29(水) 03:38 ID:PPZ9v/HI)]
昨日は十五夜だったらしいがいつもの時事ネタの人降臨なしか・・・
[83:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/29(水) 23:01 ID:gVNfdAtA)]
『十五夜』
リーン…、リーン… 虫の音が夜の空気を震わせる。見事な満月が雲一つ無い夜空にぽっかりと浮かび、皓々と辺りを照らしている
その夜に落ち着いた、されど透き通るような声音が響いた
「うーん、やっぱり大陸を離れると空も綺麗ねー。今日は中秋の名月、一年でお月様が一番大きく見えるのよ
ほら、御覧なさい白薔薇。月にいるうさぎさんもあんなに大きくてよ」
省略28
[84:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/29(水) 23:02 ID:gVNfdAtA)]
その頃プロンテラではアコたんとメカアコたんが仲良く普通にお月見をしていた
「メカアコたん、これがお団子だよ。んで、これがススキ…。これぞ秋って感じでしょ」
「アコたん、私は風情とか分からないよ」
感情回路が搭載されているホムンクルスとはいえ、メカアコたんは人間の心情には疎い。しかしアコたんは気にせず笑った
「大丈夫だよ、そのうち分かるようになるから。それよりメカアコたん、この歌知ってる?お姉様から教ったんだよ」
そして可愛らしく歌いだした
省略24
[85:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/29(水) 23:03 ID:gVNfdAtA)]
騎士団のお月見はいつものようにただの酒盛りだった。春には花見で一杯、秋には月見で一杯、夏には海で、冬には囲炉裏で
つまりは酒が呑める機会ならなんでもいいらしい。今回もお団子やススキなど誰も用意しようとしていなかった
ガヤガヤと騎士団本部の中庭から喧騒が部屋まで聞こえてくる
そんな中、騎士子たんは一人部屋でしかめ面をしていた
「勢いに任せて買っちゃったけど、どうしよう…」
省略26
[86:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2004/09/30(木) 14:59 ID:.tItgL9Q)]
長編の続き作ってみる
「プロンテラ騎士団白の騎士、白牛将軍トリス殿。貴殿の勇敢なる行動に敬意を表し、ここに勲三等を授与するものである」
「ええと…ありがとうございます……?」
闇雲にミスティスを探し回る事一ヶ月、その際いくつもの無関係な盗賊団を壊滅させ、アルデバラン市長から表彰されながらトリスは思った
「やはり素人が闇雲に探してもダメだな。どうしようか、ウスラー?」
省略30
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