【18歳未満進入禁止】みんなで創る18禁小説Ragnarok ♀×♀ 第6巻【百合】
[50:レーニャとチェリム その3(前編) 2(2008/06/28(土) 19:26:36 ID:HOybdS02)]
住まいはセーテスと別々だった。
それが私とセーテスとの関係を長い間続けてこられた理由だと、私なりに考えていた。
アルベルタからイズルードに戻ってきた港で、彼女はその港町に、私はここから歩いて半日ほどの首都
プロンテラに居を構えていたから、そこで狩りの収集品をお金に換えて多少の船賃に充てる。
それからお互いの帰る場所へと散っていく。
ひとりで修行するときは亀の島の洞窟にこもるけれど、誰かと組むことになる場合は大抵、住まいまで戻る
省略50
[51:レーニャとチェリム その3(前編) 3(2008/06/28(土) 19:27:28 ID:HOybdS02)]
さんざんホーミラにからかわれ弄ばれて、一段落ついて彼女と別れるころには、日が西の彼方に沈みかけ、
この上なく美しく、地平線を赤く焼いていた。
いつかぶりだろうと振り返るにはあまりにもあいまいな昔の夕焼けに今を重ねながら、そのときの私、今の私を
追ってみる。チェリムと結ばれた。最後にみた夕焼けのころよりは力をつけた。でも、本当に好きあう人と結ばれて
いるわけじゃない。
私はこれからどうすればいいんだろう?
省略55
[52:レーニャとチェリム その3(前編) 4(2008/06/28(土) 19:28:27 ID:HOybdS02)]
だから今日は、チェリムより前に入ってた。
何を期待しているんだろう、私は。
チェリムは不意打ちらしい何かをすることがなかった。私と入れ替わりでチェリムはお風呂へ向かっていった。
湯上りにしなびていそうな体をベッドに投げ出して、私は静かに体の疲れをやわらかなマットにゆだねる。
省略56
[53:レーニャとチェリム その3(前編) 5(2008/06/28(土) 19:29:27 ID:HOybdS02)]
何か私の中で音を立てて切れたような感じ。私自身のたがが外れる音だろうか。
「チェリム……」
「ん? なになに?」
「近くに行っていい?」
さっきの、ペアできるうれしさの緊張以上に、私の心臓の鼓動が耳に聞こえてくるほど強くなってた。
チェリムとしてない不満と、チェリムに対する強すぎるくらいの欲情と。
省略64
[54:レーニャとチェリム その3(前編) 6(2008/06/28(土) 19:30:22 ID:HOybdS02)]
「ひぁぁ……」
「どうしようか。チェリムが決めて。このまま指を伸ばして乳首とクリ……大事なとこまで愛撫するのと、このまま
やめて寝ちゃうのと」
「レーニャさんのいじわる、こんなに熱くなって最後までいかないなんでできないよぉ」
「わかった。私もチェリムのイクのを見れないまま寝るなんて我慢できなかったし」
「うぅ、寝るって言うにいえない……」
省略49
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